CD 輸入盤

Der Freischutz: C.kleiber / Skd

ウェーバー(1786-1826)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
415432
組み枚数
:
2
レーベル
:
Dg
:
Germany
フォーマット
:
CD

収録曲   

クラシック曲目

  • Carl Maria von Weber (1786 - 1826)
    Der Freischutz, J 277
    演奏者 :
    Schreier, Peter (Tenor), Janowitz, Gundula (Soprano), Mathis, Edith (Soprano), Adam, Theo (Bass), Weikl, Bernd (Baritone), Vogel, Siegfried (Bass), Paul, Gerhard (Spoken Vocals), Crass, Franz (Bass), Leib, Gunther (Baritone), Hoff, Renate (Soprano), Pfretzschner, Brigitte (Alto), Krahmer, Renate (Soprano), Springer, Ingeborg (Alto)
    指揮者 :
    Kleiber, Carlos
    楽団  :
    Leipzig Radio Chorus, Dresden Staatskapelle
    • 時代 : Romantic
    • 形式 : Opera
    • 作曲/編集場所 : 1817-1821, Dresden, Germany
    • 言語 :
    • 時間 : 129:10
    • 録音場所 : , [Studio]

総合評価

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最大のミスキャストが Kleiber だ。鬱蒼と...

投稿日:2016/09/12 (月)

最大のミスキャストが Kleiber だ。鬱蒼と茂るドイツの深く暗い森に展開される人間ドラマはそこには無く、あたかも NY の Central Park の射撃大会という風な実にあっけらかんとした解釈で、これ位曲想と指揮者の特質の仲たがいはあるまい (これが今回の SACD化で音がより明確になった分、皮肉にも強調されている)。Carlos の独特の accentuation もWeber の牧歌的なrhythmに極めて異質なものを持ち込んだ感が有るし何度も聴かされると少し食傷気味になる。Eugen Jochum の解釈を体験すると、そこに如何に多くのものが失われているかが判るだろう。Carlos の公演記録をみるとこの曲を後年取り上げていないし、それ程愛着があったとも思えない。未だ 新顔であった彼にとっては debut 作ということでDGの意向に沿ってこの録音に臨んだんだろう。 歌手にも多くの疑問があるが、まず Theo Adam のKaspar が相変わらずの彼の浅い呼吸と低音の迫力不足でさっぱり存在感が出てこない (Jochum盤の Kurt Bohme の黒い圧倒的なBass とは比較にならない。因みにこのJochum 版のSamiel が聴き手を総毛立たせる位怖~い演技で光る)。Peter Schreier は彼独特の美声だが、歌っている内容に余り感動しているように感じないし、Gundula Janowitz の一見可憐な Agathe にも Meta Seinemeyer の宇宙的な祈りの念と多面的な表情を知る我々には皮相感を否めない。その代り Edith Mathis が、Rita Streich を忘れさせる程ではないにしても、彼女なりにAnnchenを好演している。あとこの盤の欠陥は、歌手と役者を分けた事 (必要性があったのだろうか)。それぞれの役の彼らの声色が全く違っていて感興をそぐ事甚だしい。 総体的に Carlos の名誉のためにも復刻をして欲しくなかったというのが実感 (彼の大傑作である Tristan のSACD は出てこないのだろうか?)。

Perfect Wagnerite さん | 東京都 | 不明

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クライバーのデビュー盤だが、いきなり最高...

投稿日:2015/05/25 (月)

クライバーのデビュー盤だが、いきなり最高の名演で出てきたと言う感じ。その後も名演はつづくけれども、「こうもり」と並んで最高峰だろう。オケと歌手まで入れるとこれがNo.1ではないか?音の細胞の一つ一つまで生命力に満ち満ちている。圧倒的な切れ込みの鋭さや迫力と叙情的な部分の瑞々しさの奇跡的な併存。クライバーは、カルロスというスペイン名前だけれども、実はベルリン生まれだし、親にもラテンの血は入っていない。アルゼンチンにそう長くいたわけでもない。けれども、確かにドイツ的な暗さとは違うラテン的なテンペラメントを感じさせる指揮者だ。この曲でもドイツの暗くおどろおどろしい森の世界とは違う生命力の横溢した音楽が聞ける。実は、私は、仮説でしかないけれども、トスカニーニの若い頃(音が悪すぎて確かめられないのだけれども、一旦引退するより前)は、こんなだったのではないかという気がしている。少なくともフルトヴェングラーなんかとは全然違う世界だ。オケも素晴らしいし、ヤノヴィッツ、シュライヤー、アダムそれぞれ素晴らしく、申し分ない出来映え。永遠のレジェンドというべきだろう。

mari夫 さん | 東京都 | 不明

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クライバーの過激で歌う特長が如実に現れて...

投稿日:2014/04/27 (日)

クライバーの過激で歌う特長が如実に現れてる、この曲のもっとも人気のある演奏。スピードも速いので、この演奏から聞き始めてしまうと、ほかのずべてが極度の遅く感じてしますほど。フルトヴェングラーなどは、耳だけではなかなか理解できない。クーベリック、ヨッフムもよい演奏であるので、それから聴き始め、マタチッチと来て、最後にクライバーと経験してゆくと、感激度合いはもっとも高まるかも知れない。

segovia さん | 愛知県 | 不明

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