メンデルスゾーン(1809-1847)

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CD 輸入盤

メンデルスゾーン:『真夏の夜の夢』より、シューベルト:未完成 クレメンス・クラウス&ウィーン響、バンベルク響

メンデルスゾーン(1809-1847)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
OPK7076
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


シュトラウス・ファミリーの録音で有名な
クレメンス・クラウスが振るロマン派の作品
幽玄な『真夏の夜の夢』と切迫感の潜む『未完成』の演奏!


「メンデルスゾーン『真夏の夜の夢』の音楽は、米ヴォックス(VOX)原盤ですが、第2次大戦中の1943年にアメリカで創立されたVOXレーベルは、社長のジョージ・H・メンデルスゾーンが系図を遡ればドイツ・ロマン派の大作曲家フェリックス・メンデルスゾーンの遠縁にあたることもあって、クラウス自身、この録音を「ある日、メンデルスゾーンとおっしゃる方からのお電話です」と言われて「嬉しくなり、引き受けた仕事だった」とか。バンベルク交響楽団を指揮したシューベルトの交響曲第8(7)番ロ短調『未完成』(D.759)は、オーパス蔵から届いた資料によれば、1951年にバイエルン放送局から放送された録音によるアマデオ原盤のCD化というが、聴いてびっくり!この51年録音の『未完成』が、同じCDの前半に収録されていたメンデルスゾーン『真夏の夜の夢』の指揮者と同じクラウスの録音だとは、まったく信じられぬほどの表現の凄絶さで、聴いている私の意識を揺さぶったのです。これがクラウスの『未完成』なのか、なにげなくはじまった感じの速めのテンポによる『未完成』の第1楽章、だが曲がすすんでいくあいだに、何処かいつもと違う厳しい切迫感が潜むのに気がつきました。これは戦時の生死の危機感を体験した者にしかできぬ音楽の表現だったのではないかと。」〜ライナーノートより 小林利之(OPUS蔵)

【収録情報】
● メンデルスゾーン:『真夏の夜の夢』(抜粋)

 序曲/スケルツォ/まだら模様のお蛇さん/間奏曲/夜想曲/結婚行進曲/道化師の踊り/終曲「ほのかな光」

 ダグマール・ヘルマン、イローナ・スタイングルーバー(ソプラノ)
 ウィーン国立歌劇場合唱団
 ウィーン交響楽団
 クレメンス・クラウス (指揮)

 録音:1951年(モノラル)
 使用原盤:VOX LP

● シューベルト:交響曲第8(7)番ロ短調 D.759『未完成』

 バンベルク交響楽団
 クレメンス・クラウス(指揮)

 録音:1950年(モノラル)
 使用原盤:Amadeo LP

内容詳細

さり気ないのに上品でロマン的な香りが快い。「序曲」の木管もセンスが良いし、「スケルツォ」もリズムの扱いが実にチャーミング。ウィーンが生んだ名指揮者、クレメンス・クラウスによる1950〜51年録音の復刻だ。一方「未完成」は、表面的には静かな表情なのだが、内側から緊迫感と覇気が湧き出してくる。(長)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

  • 01. Mendelssohn: A Midsummer Night's Dream <Rec. 1950> - Overture, Op.21
  • 02. Scherzo, Op.61-1
  • 03. Song with Chorus* 'Ye Spotted Snaakes', Op.61-3
  • 04. Intermezzo, Op.61-5
  • 05. Nocturne, Op.61-7
  • 06. Wedding March, Op.61-9
  • 07. Dance of the Clowns, Op.61-11
  • 08. Finale: 'Through This House', Op.61-12
  • 09. Schubert: Symphony No.8(7) in B minor, Nd759 'Unfinished' - Allegro Moderato
  • 10. Andante Con Moto

ユーザーレビュー

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このCDはクレメンス・クラウスが晩年に録音...

投稿日:2021/02/25 (木)

このCDはクレメンス・クラウスが晩年に録音したメンデルスゾーンと、シューベルトの録音を復刻したもの。 メンデルスゾーンは『真夏の夜の夢』から抜粋で、1950年にウィーン交響楽団を振ってVOXに録音したものである。 クラウス=デッカのイメージのせいか、あまり有名ではないこの音源、実はかなりの名演でウィーン響からウィーン・フィルのような豊かで上品のある響きと、ロマンティックな演奏が聴けます。 過去に幾つかのレーベルで復刻されてますが、これが今の所1番良い復刻ではないでしょうか。 シューベルトは交響曲第8番で、俗に言う未完成交響曲。 こちらはバンベルク交響楽団を振ったもので、凡演ではないと思うがメーカーのレビュー程凄いという演奏でもなかった。 こちらも音は良い。

レインボー さん | 不明 | 不明

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ドイツ・ロマン派の大作曲家、メンデルスゾーンの生涯は38年という短いものでした。現在のイメージでは、メンデルスゾーンは作曲家ですが、当時は指揮者・ピアニスト・オルガニストとしても非常に多忙だったようで、これに自ら設立した音楽院の運営や、同時代作品や過去作品の紹介といった数多くの仕事が加わり、さらには

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