SACD

交響曲第4番『ロマンティック』 朝比奈隆&大阪フィル(2000年録音)(SACD)

ブルックナー (1824-1896)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
OVCL00313
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド

商品説明

蘇る、恍惚のロマンティック!

2008年生誕100周年を迎える指揮者朝比奈隆。
当代きってのブルックナー指揮者でもあった彼のラスト・ブルックナー・シリーズとも言えるEXTONでの録音をHYBRID盤で再リリースいたします。
朝比奈隆が贈る最後の交響曲第4番は長年深化に深化を重ねた朝比奈こそがたどり着けた究極の純粋美。骨太かつ歌に満ち、生命感に溢れるこの演奏は、まさに朝比奈が行き着いた最後の「ロマンティック」。SACDの高音質でご堪能下さい。(オクタヴィア)

・ブルックナー:交響曲 第4番 変ホ長調 「ロマンティック」(ハース版)
 大阪フィルハーモニー交響楽団
 朝比奈隆 (指揮)
 録音:2000年11月27日、ザ・シンフォニーホール、大阪(ライヴ)

 DSDレコーディング
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO
 2chHQ

内容詳細

数種ある旧録よりかなりテンポが速く、少しの弛みもない雄々しい出来だが、無骨一辺倒ではない。ふとした瞬間に見せる気品や寂寥感などに他の指揮者では味わえぬ滋味があり、そうした細部にもブルックナーを追求し続けた巨匠の最晩年の深遠な境地がうかがえる。(直)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

  • 01. 第1楽章:Bewegt,nicht zu schnell
  • 02. 第2楽章:Andante quasi Allegretto
  • 03. 第3楽章:Scherzo.Bewegt
  • 04. 第4楽章:Finale.Bewegt,doch nicht zu schnell

総合評価

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芸術としては★3つ。好みでも★3つ。もう...

投稿日:2021/03/20 (土)

芸術としては★3つ。好みでも★3つ。もう少しゆっくり演奏してほしい。それに元の録音がよくないのか、SACDの良さが生きていない。先生のロマンティックは何枚か持っているがそのうちの一枚がキャニオン盤。堂々たる演奏だった。1993年のものである。当盤が2000年の録音なのでそれから7年経っている。集大成ともいえるゆったりした演奏を予想していた。演奏タイムが全てではないがテンポがかなり速い。何か思うところがあったのだろうか。私のようなじじいにはついていけない。 大阪への転勤を命じられ行った先が福島区だったのでシンフォニーホールへも何度か足を運んだ。音響面どうだったかな。あまり覚えていない。デッド気味のホールだとテンポが速くなることはよくあることなので。先生のブルックナーは好きだが、ロマンティックはやはりヴァントかなぁ。そしてキャニオン盤(通常CD)を聴きなおしたが、やはり演奏・録音ともにこちらの方が上である。

ゆっきー さん | 千葉県 | 不明

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これこそ究極の「ロマンティック」です。 ...

投稿日:2013/08/03 (土)

これこそ究極の「ロマンティック」です。 朝比奈は93年にも同曲を録音し成功しましたが、オケの状態の良さ、解釈の深さ、更には録音の良さを含め、 間違いなくこの2000年盤の方が上です。 私は第一楽章を聴き終えた時に、そのあまりの素晴らしさに思わずため息交じりに 「史上最高の『ロマンティック』…。」とつぶやいてしまったのが忘れられません。 今後もこの盤を凌ぐものは現れないのではないでしょうか。

ミック さん | 千葉県 | 不明

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朝比奈の死の1年前の演奏であるが、朝比奈...

投稿日:2010/03/20 (土)

朝比奈の死の1年前の演奏であるが、朝比奈が行った数々のブルックナーの第4の中でも、最高の名演である。そればかりか、ブルックナーの第4の演奏史上、ヴァントのラストコンサートと並んでベスト2に君臨する至高・至純の超名演と高く評価したい。朝比奈のブルックナーへのアプローチは、古武士のような武骨さを身上とした愚直なアプローチを旨としており、テンポをできるだけ動かさず、堂々たるインテンポを基調としたものだ。それでいて、木を見て森を見ないなどということはなく、無手勝と言ってもいいような鷹揚さで楽曲をスケール雄大に描いて行く。しかしながら、本盤のテンポは早い。それでいて、荒っぽい箇所は皆無であり、スケールの雄大さが減じることは全くない。それどころか、どこをとっても、意味の深い有機的な美しさに満ち溢れている。つまりはスケールの雄大さと細部のきめ細かさの二律背反する要素の両立。これは、従来の朝比奈には見られなかった(あるいは果たせなかった)演奏スタイルであり、最晩年になって漸くなし得た究極の至芸と言えるのかもしれない。それにしても、これが90歳を超える老巨匠の指揮による演奏とはとても考えられない。何度も指揮しているはずのブルックナーの交響曲への深い畏敬の念とあくなき探究心が、これだけの透徹した至高・至純の超名演を成し遂げることに繋がったとも言える。SACD化によって、この究極の超名演をより一層鮮明な音質で味わうことができることになったのは嬉しい限りだ。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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人物・団体紹介

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ブルックナー (1824-1896)

1824年:オーストリアのアンスフェルデンでヨーゼフ・アントン・ブルックナー誕生。 1845年:聖フローリアン修道院の助教師に就任。 1856年:リンツ聖堂及び教区教会のオルガン奏者に就任。 1866年:交響曲第1番完成。 1868年:音楽大学の教授に就任。 1869年:交響曲第0番完成。 1872年:交響曲第2番完成。 1873年

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