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ブルックナー (1824-1896)

SACD 交響曲第4番『ロマンティック』 朝比奈隆&大阪フィル(2000年録音)(SACD)

交響曲第4番『ロマンティック』 朝比奈隆&大阪フィル(2000年録音)(SACD)

商品ユーザレビュー

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    ゆっきー  |  千葉県  |  不明  |  2021年03月20日

    芸術としては★3つ。好みでも★3つ。もう少しゆっくり演奏してほしい。それに元の録音がよくないのか、SACDの良さが生きていない。先生のロマンティックは何枚か持っているがそのうちの一枚がキャニオン盤。堂々たる演奏だった。1993年のものである。当盤が2000年の録音なのでそれから7年経っている。集大成ともいえるゆったりした演奏を予想していた。演奏タイムが全てではないがテンポがかなり速い。何か思うところがあったのだろうか。私のようなじじいにはついていけない。 大阪への転勤を命じられ行った先が福島区だったのでシンフォニーホールへも何度か足を運んだ。音響面どうだったかな。あまり覚えていない。デッド気味のホールだとテンポが速くなることはよくあることなので。先生のブルックナーは好きだが、ロマンティックはやはりヴァントかなぁ。そしてキャニオン盤(通常CD)を聴きなおしたが、やはり演奏・録音ともにこちらの方が上である。

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  • ★★★★★ 

    ミック  |  千葉県  |  不明  |  2013年08月03日

    これこそ究極の「ロマンティック」です。 朝比奈は93年にも同曲を録音し成功しましたが、オケの状態の良さ、解釈の深さ、更には録音の良さを含め、 間違いなくこの2000年盤の方が上です。 私は第一楽章を聴き終えた時に、そのあまりの素晴らしさに思わずため息交じりに 「史上最高の『ロマンティック』…。」とつぶやいてしまったのが忘れられません。 今後もこの盤を凌ぐものは現れないのではないでしょうか。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2010年03月20日

    朝比奈の死の1年前の演奏であるが、朝比奈が行った数々のブルックナーの第4の中でも、最高の名演である。そればかりか、ブルックナーの第4の演奏史上、ヴァントのラストコンサートと並んでベスト2に君臨する至高・至純の超名演と高く評価したい。朝比奈のブルックナーへのアプローチは、古武士のような武骨さを身上とした愚直なアプローチを旨としており、テンポをできるだけ動かさず、堂々たるインテンポを基調としたものだ。それでいて、木を見て森を見ないなどということはなく、無手勝と言ってもいいような鷹揚さで楽曲をスケール雄大に描いて行く。しかしながら、本盤のテンポは早い。それでいて、荒っぽい箇所は皆無であり、スケールの雄大さが減じることは全くない。それどころか、どこをとっても、意味の深い有機的な美しさに満ち溢れている。つまりはスケールの雄大さと細部のきめ細かさの二律背反する要素の両立。これは、従来の朝比奈には見られなかった(あるいは果たせなかった)演奏スタイルであり、最晩年になって漸くなし得た究極の至芸と言えるのかもしれない。それにしても、これが90歳を超える老巨匠の指揮による演奏とはとても考えられない。何度も指揮しているはずのブルックナーの交響曲への深い畏敬の念とあくなき探究心が、これだけの透徹した至高・至純の超名演を成し遂げることに繋がったとも言える。SACD化によって、この究極の超名演をより一層鮮明な音質で味わうことができることになったのは嬉しい限りだ。

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  • ★★★★★ 

    部凛汰  |  東京都  |  不明  |  2010年02月23日

    これは、朝比奈が最晩年に残した録音の中でも、ブルックナーの7番(大阪フィル)、ブラームスの2番(新日本フィル)などと並び、とりわけ優れた超名演。快速のテンポながら、急かされているような印象は全くない。虚飾や力みを排しつつも、曲のあらゆる部分がはつらつとした表情で語りかける。両端楽章はストレートなインテンポで、爽やかささえ感じさせるが、それだけにアダージョの深い瞑想は特に印象的。大阪フィルも大健闘だと思う。パート間でリズムが合わないなど、細かいミスは散見されるが、なによりトゥッティの響きが心地よいし、ホルンの美しさは特筆すべきだ。朝比奈が到達した境地として、ぜひ聴いておきたい。

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  • ★★★★★ 

    monty  |  神奈川県  |  不明  |  2009年09月19日

    朝比奈隆:大阪フィルによるブルックナー録音のなかで最高の一枚。冒頭の弦の刻みから音の立ち上がりが明瞭で続くホルンの弱奏にも芯が通っている。次第に音が積み重なり拡がっていくさまにもこのコンビの演奏にしばしば見られた「力づく感」がなく、各セクションがきれいに階層化された上で重なり合うしなやかな響きが流れる。速めのテンポ設定が奏効したのかもしれない。大阪フィルは遅いテンポをとると丁寧に弾こうとするあまり音の出し始めの輪郭が不明瞭になる傾向が特に弦楽器にあったから。 そしてこの美麗な響きは全曲を通じて一貫されている。管楽器の音色もいつになく澄んでおり輝かしい。 HQ-SACD化されたことで音質は一層鮮明になった。解説書も一文が今回のリリースのために書き下ろされている。また凛々しいジャケット写真は木之下晃氏によるもの。

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  • ★★★★★ 

    江坂独暮  |  不明  |  2009年09月13日

    朝比奈最晩年の芸格の高さを示した至高の名演。前半二楽章は音楽自体がやや薄味だが、朝比奈の澄み切った表現により全く物足り無さを感じさせない。後半ニ楽章も同じように夾雑物を排した表現だが、音楽の力感を存分に表しており、朝比奈ならではの重厚な響きを堪能出来る。大フィルが好調であることも嬉しい。個人的にはこの作品の最高の演奏であり、朝比奈屈指の名盤だと思う。

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  • ★★★★★ 

    とらっきー  |  東北  |  不明  |  2008年08月15日

    コーキロマンハさんが言われた通り、大フィルが上手い。いつもは頼りないホルン群もこのCDばかりは大奮闘。朝比奈のCDの中で、オケの出来具合などを考慮すると最高位。聴後、ブルックナーを聞いた感で満たされました。

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  • ★★★★★ 

    としちゃん  |  宮城  |  不明  |  2008年07月21日

    レビューの熱烈さに惹かれ購入。なんと迷いのない、生き生きとした音楽だろう、と感激。聴いていて、ウキウキ楽しくなってくるような素晴らしい演奏でした。SACD盤しか聴いていませんが、録音、指揮、技量、すべてにおいて高度。気に食わないのはただ一つ、終演後の叫び声収録のみ。でも、そんな小さいこと言っていられません。これを聴かずば。

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  • ★★★★★ 

    まあくん!  |  テラにて  |  不明  |  2008年07月09日

    実は初出ノーマル盤しか持っていませんが、コーキロマンハさんのレビューに触発されて筆をとります。仰る通り、ものすごい名演だと思います。ヴァントにはBPO以外に2001年(NDR、MPO)とあり、これまた名演ですが、それにもまして感銘深いのが当盤でしょう。この演奏は実演を聴き逃しましたが、直前の京都公演を耳にして大感激しました。少し前のN響盤よりも遙かに味が濃く、それでいて透明感も併せ持っています。曲自体は589等には及びませんが、演奏自体の見事さは尋常ではなく、もっと話題になってしかるべき超名演といいたいです!

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  • ★★★★★ 

    コーキロマンハ  |  神戸市  |  不明  |  2008年06月21日

    すいません、2度聴いて感激したものですから・・・。何かこのディスクすごくないですか? ヴァント・BPOどころか買い漁った数多のロマンチックの中でベスト!超名演です!!ヴント・BPOまっつぁお、って感じです。

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  • ★★★★★ 

    コーキロマンハ  |  神戸市  |  不明  |  2008年06月21日

    相当の快速ロマンチックですが大フィルが非常に旨く演奏している。大フィルってこんなんだったっけ?と思うくらいです。同年同月にN響とライブ録音したもの(fontec)と比べても随分と良いと思います。ホールの前寄りで聴いているような臨場感があります。関西では大フィルは結構がんばっている。応援したいです!!

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  • ★★★★★ 

    カバポチ  |  横浜市  |  不明  |  2008年03月01日

    朝比奈屈指の名演奏なので永久保存盤として買い直した。 それにしても、この「HQ」マーク付きのSACD、メチャクチャ音がいいですね!今評判の高価な「ダイレクトカットSACD」にも「HQ」マークが付いているが、あれともまた違うのだろうか?それにしても、最近、ガラスCDや、SHM−CDや、この盤等、高音質CDが色々市場に氾濫していて消費者は戸惑いを隠せないなあ。

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