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オジサン さんのレビュー一覧 

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     2022/11/02

    バックハウスというとどうしてもステレオ録音によるベートーヴェンが浮かんでしまう。立派ではあるけど、技術的にも音楽的にもゆるみがあり、結果として時代を感じさせる古いタイプの演奏、と思ってきた。それがこの録音を聞いて驚いてしまった。ショパンのエチュードをはじめ、すべてが鮮やかなこと!「完璧な技巧」「鍵盤の獅子王」と呼ばれてきたことが実感できた。決して誇張ではなかった。                            最近シュナーベルのベートーヴェンを聞いて感心したが、彼は1882年生まれ、バックハウスは1884年生まれ、たった2歳しか違わない!それがシュナーベルは1951年モノの時代に亡くなっているので「昔の演奏家」、バックハウスは1969年(私が中学生)ステレオ時代まで生きたので「現代の演奏家」という短絡的な認識。70歳、80歳代まで録音を続けたのが大きな違いになった。若いころのバックハウスのすばらしさを再認識し、85歳まで現役で演奏を続けた芸術家としての偉大さを実感した。

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     2022/11/02

    これは素晴らしい! 古い演奏であり録音なので「ハズレ」も覚悟したが
    いろいろ聞き入ってしまった。部分的には現代では通用しない部分もあるものの、全体としては本当に立派な演奏。現代では当たり前の完璧さはないが、音楽への誠実なひたむきさがあふれている。

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     2022/10/04

    これは素晴らしい! 特にマイスタージンガーについては、どのオーケストラによる演奏よりも個人的にはこれが面白い。後半の線的な絡み合いは恐ろしくスリリングでいろいろな絡みが手に取るように見える。ゆっくりな部分のロマンティックな歌い方もオケではほとんど不可能だろう。最後の3分は2手では演奏不可能なので2重録音した、ということを本で読んだが、グールドの入れ込みようがわかって興味深い。

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     2022/06/06

    これは本当に素晴らしい!個人的には原曲よりも魅力を感じる。
    6つのパートのそれぞれの動きががクリアーに見えるようで、
    曲の面白さがよりはっきりわかる。特に1番の方は、原曲で聞いても
    いささかのんびり感が際立ってそれほど魅力を感じなかったが、このアレンジで聞くと各パートがスリリングに絡み合っているのがよくわかる。
    曲のすばらしさ、アレンジのうまさ、連弾の面白さを再認識。

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     2021/08/06

    多くの絶賛のレビューと値段につられて購入しましたが、聴いて最初の5秒で「こりゃダメ 私には合わない」と思ってしまった。ヒステリックで余裕のない表現、「粒立ちがいい」を通り越して固くとがった音、聴いていていらいらさせられて全く受けつけない。これほど評判と自分の感覚が合わないこともあるのだ、と変に納得。

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     2021/07/12

    指揮者として大活躍のインマゼール、フォルテピアノでは指のつたなさが
    以前から気にはなっていたが、曲目にひかれて購入。がっかり。速いテンポの楽章がすべてゆっくりめ。それも「こういう表現」というのでなくて指が回らないからゆっくり弾いてる、という印象しかない。全部がモデラートという感じで欲求不満になる。私の耳、感性がおかしいのだろうか、と疑ってしまうぐらい。どなたか「これは素晴らしい」と感じる人はいる?

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     2020/05/29

    ベートーヴェンの協奏曲でこの演奏ほど耳と心を引き付けられたものはありません。今まで聞いてきたものすべては、大ホールでステージ上に数十人のオケが並び、そこにコンサートグランドがでんとあって、聴く者ははるか離れたところからそれを聞く感じでしたが、このCDは広間に20人のオケが入って目の前で聞いてる感じ、そして7人の弦のビブラートのない響きと管のデリケートなからみのすばらしさには圧倒されました。室内楽を目の前で聞いて息遣いが伝わってくるのと同じ。ソロも楽譜なしでその場で即興で弾いているようなスリリングなもの。私には特に3番のすばらしさを再認識しました。「ついで」になりがちなヴァイオリン協奏曲のアレンジ版も聞きごたえ十分。

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     2020/05/28

    バロックオーケストラということで弦の人数がかなり少ないものと思われますが、
    その少ない弦のビブラートのかからない細い音と、菅の音が絡み合い、曲の細かいテクスチュアが見事によく「見える」のが圧巻です。表現も無理のないテンポ感が素晴らしく、またしなやかさも十分に感じられるものです。

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     2018/05/27

    たまたま中古のCDショップで見つけて買ったものだが、聴けば聴くほど凄い演奏です。フォルテピアノによる演奏でここまで説得力のあるものは聞いたことがありません。すばらしいテクニック、迫力、フォルテピアノで演奏することの必然性、すべてが揃った最高の演奏です。19,20番のソナタがこれほど魅力的なものだったとは・・・・

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