CD

ヴァイオリン・ソナタ集 ゴールドベルク、バルサム

ブラームス(1833-1897)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCN1093
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

シモン・ゴールドベルク生誕100年記念企画 全6点
フルトヴェングラー時代のベルリン・フィルのコンサート・マスターを務め、その後ソリスト、指揮者としても活躍したシモン・ゴールドベルク。日本をこよなく愛し、最後は日本で亡くなった彼が今年(2009年)、生誕100年の記念にあたります。日本では、それを記念したコンサート、されには本の出版も予定されております。
 彼は様々なレーベルに録音をしていますが、今回は、アメリカ・デッカ、イギリス・デッカ、旧フィリップス、そしてテスタメントというレーベルに残された貴重な音源を集大成します。(ユニバーサルミュージック)

シモン・ゴールドベルク/ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ集
テスタメント・レーベルからの登場です。この音源はアメリカ・デッカのもので、2005年にテスタメントがライセンスを受けてCD化し好評だったもので、初の国内発売となります。これでゴールドベルクがアメリカ・デッカに録音した3枚のLPが全てCD化されたことになります。(ユニバーサルミュージック)

【収録情報】
ブラームス:
・ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調 作品78『雨の歌』
・ヴァイオリン・ソナタ第2番変イ長調 作品100
・ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調作品108
 シモン・ゴールドベルク(ヴァイオリン)
 アルトゥール・バルサム(ピアノ)

 録音時期:1953年
 録音方式:モノラル(セッション)

内容詳細

ひとつの時代がしっかり記録された名盤の復刻。波乱の生涯を送ったゴールドベルクが米国市民権を得たばかりの頃、技術と芸術性が最良にバランスした壮年期(米デッカ)の演奏。大戦中は日本軍の虜囚の身となり、晩年を日本で過ごすなど縁も深い存在だ。(田)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

  • 01. ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ト長調 作品78≪雨の歌≫ 第1楽章: Vivace Ma Non Troppo
  • 02. ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ト長調 作品78≪雨の歌≫ 第2楽章: Adagio
  • 03. ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ト長調 作品78≪雨の歌≫ 第3楽章: Allegro Molto Moderato
  • 04. ヴァイオリン・ソナタ 第2番 変イ長調 作品100 第1楽章: Allegro Amabile
  • 05. ヴァイオリン・ソナタ 第2番 変イ長調 作品100 第2楽章: Andante Tranquillo-vivace
  • 06. ヴァイオリン・ソナタ 第2番 変イ長調 作品100 第3楽章: Allegretto Grazioso (Quasi Andante)
  • 07. ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ニ短調 作品108 第1楽章: Allegro
  • 08. ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ニ短調 作品108 第2楽章: Adagio
  • 09. ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ニ短調 作品108 第3楽章: Un Poco Presto E Con Sentimento
  • 10. ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ニ短調 作品108 第4楽章: Presto Agitato

総合評価

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ゴールドベルクの美音に酔う。彼の弾くガルネリの...

投稿日:2012/07/21 (土)

ゴールドベルクの美音に酔う。彼の弾くガルネリの音は、ただ美しいのみならず、渋く落ち着いたトーンを持っている。これが、ブラームスにはピタリと嵌まるのだ。弾き方も実に理想的だ。デュメイのように可憐一辺倒にならず、ムターのように自己主張のみに陥らず、極めて中庸を得たその中に、心の襞に触れるが如き微妙なるニュアンスが込められている。時折、フレーズの終わり際で愛撫するかのようなボーイングには優しさがあり、また、過度にならないヴィブラートにも薫り立つものがある。バルサムの伴奏も、ゴールドベルクのヴァイオリンの美質を活かす硬派な音色を聴かせる。粘着質にならず歯切れよく演奏することで、ややすると横に流れがちな曲想に、明確なリズム感を与えることに成功しているのだ。殊に《雨の歌》でその効果が活かされている。ムード的に陥ることなく、しかも情感豊かに弾かせるのは至難の技だと思うが、それを見事にやってのける。録音もモノラルながら秀逸で、ヴァイオリンの音の厚みも充分だ。

遊悠音詩人 さん | 埼玉県 | 不明

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数あるブラームスのVnソナタの演奏の中で、...

投稿日:2010/10/23 (土)

数あるブラームスのVnソナタの演奏の中で、私にとってはベスト3に入るものです。メロディーメーカーであるブラームスの曲は、ただ普通に演奏するだけでもある程度の結果が得られるように思いますが、更により音楽的なメッセージをしっかり伝えていけるかどうかは演奏者の実力の試金石なのだろうと思う。ゴールドベルクは、この美しいメロディーを格調高く、自然体でしかも心から沸き出るメッセージと共にしっかり伝えていて、間然するところがない素晴らしい演奏だと思います。

STRAD さん | 千葉県 | 不明

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カール・フレッシュ門下生の名に恥じること...

投稿日:2009/08/26 (水)

カール・フレッシュ門下生の名に恥じることのない名演だと思います。

ルジェーリ さん | 東京都 | 不明

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人物・団体紹介

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ブラームス(1833-1897)

1833年:北ドイツのハンブルクでヨハネス・ブラームス誕生。 1843年:演奏会にピアニストとして出演。作曲家、ピアニストのマルクスゼンに師事。 1852年:ピアノ・ソナタ第2番が完成。 1853年:ピアノ・ソナタ第1番、ピアノ・ソナタ第3番が完成。 1854年:ピアノ三重奏曲第1番、シューマンの主題による変奏曲が完成。

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