CD 輸入盤

ヴァイオリン・ソナタ全集 シモン・ゴールドベルク、アルトゥール・バルサム

ブラームス(1833-1897)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SBT1357
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

なんという美しさ!
最高音質のモノラルで残された
ゴールドベルクのブラームス!
テスタメントとDGの初コラボレーション!

EMI、DECCAと貴重な音源の復刻に力を入れてきたテスタメントですが、RCAそしてSONY音源への着手がすでに進行中。そんな中、初のDGとのコラボレーションとして、DG傘下のウェストミンスター(所有。録音はアメリカDECCA)音源が遂にリリースとなります。
 フルトヴェングラーに請われ、ベルリン・フィルのコンサート・マスターを務めたゴールドベルクですが、ヒンデミット、フォイアマン、リリー・クラウスなどとの共演で名を馳せた室内楽こそ真骨頂。フランチェスカッティ、メニューイン、モリーニ、シゲティなど弦楽器伴奏者として超一流であったバルサムとのブラームスは、まさに至宝といえる録音です。しかも、モノラルではありますが、信じ難いほどの音質で聴くことができ、滋味豊かな演奏がもたらす感動を今に伝えています。このふたりは数多くの共演を行っていますが、なぜか正規録音はこのブラームスとシューマンのイ短調ソナタの4曲だけと非常に貴重です。
 戦時中の不幸な事件(ジャワでの日本軍による抑留)も含み、晩年の活躍の拠点としても非常に日本との関わりが深いゴールドベルク。今後の良質な音源の発掘にも期待が高まります。

ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ全集
・ヴァイオリン・ソナタ 第1番ト長調 作品78『雨の歌』
・ヴァイオリン・ソナタ 第2番イ長調 作品100
・ヴァイオリン・ソナタ 第3番ニ短調 作品108

 シモン・ゴールドベルク(Vn)
 アルトゥール・バルサム(Pf)

 録音:1953年5月、ニューヨーク

収録曲   

クラシック曲目

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  • Johannes Brahms (1833 - 1897)
    Sonata for Violin and Piano no 1 in G major, Op. 78
    演奏者 :
    Goldberg, Szymon (Violin), Balsam, Arthur (Piano)
    指揮者 :

    楽団  :

    • 時代 : Romantic
    • 形式 : Sonata
    • 作曲/編集場所 : 1878-1879, Austria
    • 言語 :
    • 時間 : :
    • 録音場所 : , [Studio]
  • Johannes Brahms (1833 - 1897)
    Sonata for Violin and Piano no 2 in A major, Op. 100
    演奏者 :

    指揮者 :

    楽団  :

    • 時代 : Romantic
    • 形式 : Sonata
    • 作曲/編集場所 : 1886, Austria
    • 言語 :
    • 時間 : :
    • 録音場所 : , [Studio]

総合評価

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ゴールドベルクの美音に酔う。彼の弾くガルネリの...

投稿日:2012/07/21 (土)

ゴールドベルクの美音に酔う。彼の弾くガルネリの音は、ただ美しいのみならず、渋く落ち着いたトーンを持っている。これが、ブラームスにはピタリと嵌まるのだ。弾き方も実に理想的だ。デュメイのように可憐一辺倒にならず、ムターのように自己主張のみに陥らず、極めて中庸を得たその中に、心の襞に触れるが如き微妙なるニュアンスが込められている。時折、フレーズの終わり際で愛撫するかのようなボーイングには優しさがあり、また、過度にならないヴィブラートにも薫り立つものがある。バルサムの伴奏も、ゴールドベルクのヴァイオリンの美質を活かす硬派な音色を聴かせる。粘着質にならず歯切れよく演奏することで、ややすると横に流れがちな曲想に、明確なリズム感を与えることに成功しているのだ。殊に《雨の歌》でその効果が活かされている。ムード的に陥ることなく、しかも情感豊かに弾かせるのは至難の技だと思うが、それを見事にやってのける。録音もモノラルながら秀逸で、ヴァイオリンの音の厚みも充分だ。

遊悠音詩人 さん | 埼玉県 | 不明

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数あるブラームスのVnソナタの演奏の中で、...

投稿日:2010/10/23 (土)

数あるブラームスのVnソナタの演奏の中で、私にとってはベスト3に入るものです。メロディーメーカーであるブラームスの曲は、ただ普通に演奏するだけでもある程度の結果が得られるように思いますが、更により音楽的なメッセージをしっかり伝えていけるかどうかは演奏者の実力の試金石なのだろうと思う。ゴールドベルクは、この美しいメロディーを格調高く、自然体でしかも心から沸き出るメッセージと共にしっかり伝えていて、間然するところがない素晴らしい演奏だと思います。

STRAD さん | 千葉県 | 不明

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カール・フレッシュ門下生の名に恥じること...

投稿日:2009/08/26 (水)

カール・フレッシュ門下生の名に恥じることのない名演だと思います。

ルジェーリ さん | 東京都 | 不明

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人物・団体紹介

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ブラームス(1833-1897)

1833年:北ドイツのハンブルクでヨハネス・ブラームス誕生。 1843年:演奏会にピアニストとして出演。作曲家、ピアニストのマルクスゼンに師事。 1852年:ピアノ・ソナタ第2番が完成。 1853年:ピアノ・ソナタ第1番、ピアノ・ソナタ第3番が完成。 1854年:ピアノ三重奏曲第1番、シューマンの主題による変奏曲が完成。

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