ドリームライフからクナッパーツブッシュのCD!
2006年7月5日 (水)
このクナッパーツブッシュのシリーズは音質や演奏内容、あるいは国内未CD化等、現状のカタログを考慮し、ファンが最も聴きたいと思われるものを厳選したものである。従って、複数のマスターや初期LP等、確認できる素材は可能な限り吟味して最上の音質を追求し、同時に「モルダウ」のように欠落はあっても価値が高いと判断した音源も加えている。さらにブックレットにはクナが世界初演を指揮したプフィッツナーの歌劇「心臓」の初演時のポスター等、貴重なプログラム、珍しい写真も掲載し、資料的な充実もはかっている。(平林 直哉)DLCA-7011(2CD)
ブルックナー:交響曲第8番
あまりにも有名なウェストミンスターのセッション録音直前のライヴ。オリジナル・マスターのからの復刻で、過去に流布していたディスクとは比較にならないほど鮮明な音質。最晩年の悠然とした解釈が手に取るようにわかり、初めて聴いたかのような新鮮な感動を与えられる。クナ・ファン、ブルックナー・ファン必携。(平林直哉)
・ブルックナー:交響曲第8番ハ短調 WAB.108
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮)
収録:1963年1月24日、ミュンヘン
DLCA-7012
ブルックナー:交響曲第5番
クナの唯一のライヴによるブルックナーの第5。原典版と大きく異なる改訂版を使用しているのは今さら言うまでもないが、そういった欠点をも一気に押し流してしまうような大迫力はまさにクナならでは。第8番と同様にオリジナル・マスターから起こした音質は異様に生々しく、初めてこの演奏の真髄に触れる思いがする。(平林直哉)
・ブルックナー 交響曲第5番変ロ長調 WAB.105
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮)
収録:1959年3月19日 ミュンヘン
DLCA-7013
ブルックナー:交響曲第4番&ティル
ブルックナーはクナ最古の記録だが、当時の放送録音としては音質は非常に良く、流麗な美しさは後年のデッカ録音にも匹敵する。「ティル」はSP復刻で国内初CD化。最も印象的なのは最後のクライマックスで、大きくテンポが落ちてオーケストラがメチャクチャになるところ。この曲で本当に遊んでしまったクナの大物ぶりにはただ唖然、呆然。(平林直哉)
・ブルックナー 交響曲第4番変ホ長調 WAB.104
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮)
収録:1944年9月8日、ベルリン
・R.シュトラウス:交響詩『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯』
ベルリン国立歌劇場管弦楽団
ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮)
収録:1928年9月4日、ベルリン
DLCA-7014
ブラームス:交響曲第3番、他
あまりにも巨大なブラームス、終楽章の超スロー・テンポの「アイネ・クライネ」など、最もクナらしい2つの演奏が最上の音質で蘇る。さらに欠落はあるものの「モルダウ」と「スケルツォ」のそれぞれ初出音源が加わる。特に「モルダウ」は指揮者の濃厚な個性が如実に出ており、クナ・ファンを狂喜させることは間違いない。(平林直哉)
・ブラームス:交響曲第3番ヘ短調 Op.90[35:52]
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1944年9月9日、バーデン・バーデン
・モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジーク[20:27]
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1940年5月12日、ウィーン
・スメタナ:モルダウ(抜粋) [11:24]
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1941年1月4日、ベルリン(初出)
・プフィッツナー:スケルツォ ハ短調(抜粋)[8:19]
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1940年5月12日、ウィーン(初出)
交響曲最新商品・チケット情報
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。
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交響曲第8番 クナッパーツブッシュ&ミュンヘン・フィル(1963年ライヴ)
ブルックナー (1824-1896)
価格(税込) : ¥2,640
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販売終了
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交響曲第5番 クナッパーツブッシュ&ミュンヘン・フィル(1959)
ブルックナー (1824-1896)
価格(税込) : ¥2,090
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販売終了
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交響曲第3番、他 クナッパーツブッシュ&ベルリン・フィル、他
ブラームス(1833-1897)
価格(税込) : ¥2,090
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販売終了
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