serial TV drama インタビュー
2008年7月1日 (火)
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inteview : 伊藤文暁(Vo)&新井弘殻(Gt)
text : HOSAKA & HORITA(HMV)
※インタビューを最後まで読んでくれた方に、素敵なプレゼントがあります! 必読!
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そうですね。
伊藤文暁(以下、伊藤) いえいえ(笑)。 --- このような凝ったオケというか、楽曲やメロディーというものがある状態で、歌詞はどのように載せて作り出しているのでしょうか? 伊藤 ん…。あまり言葉には表しにくいんですよね。もう直感なんです。何も考えずに出てくる言葉をそのまま歌詞にしているという感じです。 --- それが顕著に現れているのが、アルバム最終曲の「歩いていこうぜ」かなとも思うのですが…。あまりにもストレートすぎて、いくら直感と言っても、どこかで理性が働いて、捻くれたものに書き直そうとかそのようには思わないのでしょうか? 伊藤 そうですね…。その曲に関しては、もう終わりの曲だってことが決まってましたし。そこで歌詞を書き始めて。でもここで終わらせずに、次に繋がるような歌詞にしようと思っていて。とにかく今の自分の状況とか、感じているものを、歌詞を作るために書くのではなくて、今生活している自分の感じている現時点の自分と次の自分に繋がる感覚で歌詞を書きましたね。 --- アッパーな曲だからとかダウナーな曲だからとか。例えば音楽シーンがどうだとか関係なく自分に素直に歌詞を書いているという感じですかね? 伊藤 そうですね。はい。 --- なるほど。しかし、serial TV dramaの楽曲は、ビートルズからの影響だけではなく、多種多様な音楽からの影響がありますよね? 新井 そうですね。 --- あの、実は、もしよければ、アルバム全曲をピックアップして、“この曲はこの曲に影響された”とか一つずつ教えてもらいたいなぁ…なんて思っていたんですけど(笑)。 新井 いいっすよ(笑)。いやいや、いいんですけど、それはやはりリスナーの想像力に任せたいですね。試したいというか。“この曲のこういうフレーズは何だろう?”って探して欲しいというか。掘り下げて欲しいんです。それで音楽をもっと聴いてもらいたいんです。でも、ある程度のものは伝えたいんですけどね。ギリギリのラインで(笑)。 --- では、『シリアルキラー』に込められた、全ての曲ではなくていいので(笑)、影響された曲やアーティストをギリギリのところでヒントだけでも教えてもらえますか? 新井 そうですね…(笑)。歌謡曲やフォークなどの要素をハードロックと混ぜ合わせたりとかそういうミックスもしてますね。ちょっとニュアンスが大雑把な言い方になってしまいますが。あとは、まあ、やはり、ビートルズやクイーンから受けた影響を僕らなりのパワーで表現してます、みたいな。あとクラシック・ロックを噛み砕いて制作しているものもありますけどね。これ以上話続けると…(笑)。 --- では、ギリギリを言うというよりも、逆に、はっきりと言葉で伝えられるものを教えてもらえますか? 新井 「THE DANCE」という曲ならある程度言えますね。あの、エクストリームっていうハードロックバンド知ってます? --- 知ってますよ! 懐かしいっすね。 新井 僕、エクストリームが大好きで、その要素を入れ込んで、ロックバンドたるロックバンドの構成で作った曲なんですよ、「THE DANCE」は。あの曲は。ほんと僕、エクストリーム大好きなんで。それは影響を受けたと言ってしまっても大丈夫です(笑)。 --- まあ、でも、新井さんのあの早弾きギターを聴けば、わかる人にはわかりますよ(笑)。 新井 そうですよね(笑)。あとは、「ペイマニープリーズ」はディープ・パープルのようなシャッフル・ビートからカントリー調に切り替えて。さらにプログレ調にも行くみたいな。もう、ロックも好きだし、カントリーも好きだし、プログレも好きなんで。さらに民族音楽も好きだし。それらを全て詰め込んで出来た曲が「ペイマニープリーズ」なので。この曲を聴いて面白いなと思ってもらえれば、なんか色々と探ってもらいたいんですよね。色んな音が詰め込まれているんですよ。ごっちゃごちゃと…。 --- そういう思いが込められた曲を聴いて、リスナー自らが能動的にルーツを辿ってもらうというのが健康的ですよね? 新井 そうですね。ルーツ辿ってもらいたいですね。今そういう聴き方をする若い人がいないじゃないですか? メディアが出した新しいものの中から好きか嫌いかを決めているだけであって。何もかも新しいもの尽くしで、表現力も衰えてくると思うんですよ。作り手としては。常に目の前に出された音楽だけに対して、好き嫌いを決めているというリスナーが多いから。 --- 大丈夫です(笑)。では、念のために、僕のほうでちょっと補足を。例えていうならば、Aというバンドがいて、そのAというバンドが影響を受けたバンドに興味を持つのではなく、Aと同じようで違うBというリアルタイムのバンドを好きになって行くという。横軸での流れはあっても、時間の縦軸を遡る行為をリスナーがしないということですよね? 新井 そうそう! まさにそうです! 横の広がりが強すぎるんです。でもやはり僕らは、昔の先人たちにいい音楽を聴かせてもらったからそれを僕たちなりの解釈で聴かせたいと思っているし。先人たちから勉強させてもらったことを、僕たちで終わらせずに、リスナーにも与えていかなければいけないなっていう感覚が強いんで、それらを感じ取ってもらいたいんですよ。 --- すごい意気込みですよね。その意気というのは、“音楽シーンを変えたい!”とかそういうところまで通じるところなんでしょうか? 新井 そうですね。音楽シーン、変えたいっすね。うん。変えたいというか、“先人たちの才能を粗末にするな!”と言いたいです。
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Profile 2004年1月結成。5月よりLIVE活動開始。メンバー交代を経て、現メンバーとなる。 |



