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古典派作曲家、シュテルケルの交響曲集

2014年8月24日 (日)



シュテルケル:交響曲第1番、第2番、序曲
エールハルト&ラルテ・デル・モンド


ドイツ古楽界を賑わせる指揮者、ヴェルナー・エールハルトは、コンチェルト・ケルンのメンバーでもあった1957年生まれのドイツ人。エールハルトが2004年に設立したグループ「ラルテ・デル・モンド」は、交響曲やオペラ、民俗音楽とのコラボなど幅広い分野で活躍してきた古楽器アンサンブルです。
 レコーディングにも熱心に取り組むエールハルトは、これまでに古典派交響曲についても、下記のような作曲家の作品を取り上げてきました。

■ヨーゼフ・マルティン・クラウス [1756-1792] コンチェルト・ケルン
■ヨハン・ヴィルヘルム・ヴィルムス [1772-1847] コンチェルト・ケルン
■エルンスト・アイヒナー [1740-1777] ラルテ・デル・モンド
■カール・シュターミッツ [1745-1801] ラルテ・デル・モンド

【シュテルケル】
今回登場する作曲家は、ヨハン・フランツ・クサヴァー・シュテルケル[1750-1817]です。シュテルケルは、1750年にヴュルツブルクに誕生。1768年から神学を学びながらノイミュンスターのオルガニストを務め、1774年には司祭に任命されたという変わり種。1778年にマインツの宮廷音楽家となったシュテルケルは、翌年にはピアニストとしてイタリアに行き、1782年にはマインツに戻ってオーケストラの音楽監督に就任、1793年にマインツの宮廷楽長となり、その後、ヴュルツブルク、レーゲンスブルク、フランクフルト、アシャッフェンブルクと転々とし、1815年には引退して故郷のヴュルツブルクに戻り2年後に没しています。
 シュテルケルは、モーツァルトやクレメンティ、コジェルフといった作曲家たちと並ぶほどの人気を博した作曲家といわれており、後のベートーヴェン、シューベルト、ウェーバーらに影響を与たととされています。
 今回のアルバムに収録された交響曲は、明るく爽快なエネルギーにあふれており、ベートーヴェンの交響曲第1番や第2番にも通じるものを感じさせます。(HMV)

【収録情報】
ヨハン・フランツ・クサヴァー・シュテルケル[1750-1817]
● 交響曲第1番ニ長調Op.35-1 [29:48]
 I. Allegro con spirito 08:59
 II. Larghetto 10:13
 III. Menuetto (Allegro) - Trio 03:55
 IV. Allegro vivace 06:41

● 交響曲第2番変ロ長調Op.35-2 [24:05]
 I. Largo - Allegro assai 07:56
 II. Adagio un poco 08:00
 III. Menuetto (Allegro) - Trio 02:53
 IV. Presto 05:16

● 大オーケストラのための序曲 [12:01]

 ラルテ・デル・モント(ピリオド楽器オーケストラ)
 ヴェルナー・エールハルト(指揮)

 録音時期:2013年12月
 録音場所:ドイツ、レーファークーゼン・クルトゥーアハウス
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

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交響曲第第1番、第2番、序曲 エールハルト&ラルテ・デル・モンド

CD 輸入盤

交響曲第第1番、第2番、序曲 エールハルト&ラルテ・デル・モンド

シュテルケル(1750-1817)

価格(税込) : ¥2,750
会員価格(税込) : ¥2,393

発売日:2014年09月30日

  • 販売終了

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ラルテ・デル・モンド

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