ヴィルムス、ヨハン・ヴィルヘルム(1772-1847)

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CD 輸入盤

交響曲第6番、第7番 エールハルト&コンチェルト・ケルン

ヴィルムス、ヨハン・ヴィルヘルム(1772-1847)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
BRL93778
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Holland
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ヨハン・ヴィルヘルム・ヴィルムス:
・交響曲第6番ニ短調 op.58
・交響曲第7番ハ短調
 コンチェルト・ケルン
 ヴェルナー・エールハルト(指揮)

 録音:2003年(デジタル)

収録曲   

  • 01. Wilms: Symphony No.6: I. Adagio – Allegro molto e con fuoco 12:13
  • 02. II. Andante quasi allegretto e grazioso 7:40
  • 03. III. Scherzo: Allegretto – Trio 5:58
  • 04. IV. Rondo: Allegro molto 5:09
  • 05. Symphony No.7: I. Andante – Allegro 11:10
  • 06. II. Poco adagio 7:32
  • 07. III. Scherzo – Trio 3:24
  • 08. IV. Allegro con fuoco 7:39

総合評価

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安っぽい装丁とはいえ、内容はきわめてすぐ...

投稿日:2013/04/09 (火)

安っぽい装丁とはいえ、内容はきわめてすぐれている。ためらいなしに☆5つをつけたい。ヴィルムスはベートーヴェンと同時代人であり、育った地域環境もベートーヴェンとほぼ同じ、ただ彼ら2人の運命を変えたのは一人がオランダに向かったのに対し、もう一人はウィーンに向かったことにあったとは Fifield のライナー解説の視点(短いがこのライナーは要点をよく整理していて参考になる)。このCDに収められた2つの交響曲はヴィルムスの7曲ある交響曲の最後の2曲にあたるが、一聴してモーツァルト、ハイドンの宮廷音楽を超克したベートーヴェンの影響が明らかである。ベートーヴェンの初期の未発見交響曲といわれても、さほど違和感を感じさせないほどの豊かな構造美が耳をとらえる。6番は当時(1820年)ヘントで芸術賞を獲得したとライナー・ノートにはある。さもありなん。7番はそれにもまして力感溢れ、交響曲としての魅力たっぷり。聞きごたえ十分。こんな力作がどうして歴史に埋もれてしまったのか。ひょっとしたら、あまりにベートーヴェンと似すぎていたからなのかもしれない。この2つの交響曲を魅力ある音楽に仕立て上げたコンチェルト・ケルンの力量はさすがである。このレーベルにコンチェルト・ケルンというのもめずらしいと思ってクレディットを見ると、2002年の Archiv 録音とある。なるほど納得。世の中SACDだのプレミアム録音だのと銘打って高いCDを売りつけるのに躍起だが、買ってみると肝心の演奏はガッカリという商法が跋扈するなかで、丹念に捜すとこういう秀逸なCDにもめぐり合う(だから、廉価盤漁りはやめられない)。録音も実に優秀。SACDを3000円で売っている国内メーカーの方々、未知の優れた音楽家やその作品を発掘・紹介するという企画力を含め、この700円程度のCDに勝てる自信がありますか?

雲谷斎 さん | 埼玉県 | 不明

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確かにモーツァルトかハイドンの影響がある...

投稿日:2009/11/23 (月)

確かにモーツァルトかハイドンの影響があるのでしょう。またコンチェルトケルンの演奏にも関係するのでしょうが、クラウスのような響きも感じます。Wilmsについての説明はさすがに地元のブリリアント、MGGより詳しいですね。これは掘り出し物です。

Dinkelbrot さん | 群馬県 | 不明

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凄い。こんな曲が埋もれていたなんて…。最...

投稿日:2007/11/18 (日)

凄い。こんな曲が埋もれていたなんて…。最近ではマイナー作品の発掘が大いに進んでいるが、ここまでのレベルの作品にめぐり合うのは稀なことだと思う。現代のレパートリーとして充分通用するでしょう。古典派晩期のマイナー交響曲として第一にオススメです。7番でのトロンボーンの活用にも注目。

K195 さん | 大阪 | 不明

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