CD 輸入盤

組曲『惑星』、ほか カラヤン&ウィーン・フィル

ホルスト (1874-1934)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4758225
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

『惑星』録音史上に燦然と輝くカラヤンの名演!

1961年ステレオ録音。この大曲を現在のメジャーな地位に押し上げた名盤。早くから最新の録音技術に関心を向けていたカラヤンならではの、挑戦的録音です。演奏の方も、どんどん前のめって行くような切迫感がもの凄く、当時のDeccaらしいギラギラとしたサウンドもあいまって、音の一大スペクタクルを形作っています。

ホルスト:組曲『惑星』作品32
R.シュトラウス:交響詩『ドン・ファン』作品20
 ウィーン国立歌劇場合唱団
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
 録音時期:1961年(惑星)、1960年(ドン・ファン)
 録音場所:ウィーン、ソフィエンザール

収録曲   

  • 01. Die Planeten Op. 32
  • 02. Holst, Gustav - 1. Mars, The Bringer Of War
  • 03. Holst, Gustav - 2. Venus, The Bringer Of Peace
  • 04. Holst, Gustav - 3. Mercury, The Winged Messenger
  • 05. Holst, Gustav - 4. Jupiter, The Bringer Of Jollity
  • 06. Holst, Gustav - 5. Saturn, The Bringer Of Old Age
  • 07. Holst, Gustav - 6. Uranus, The Magician
  • 08. Holst, Gustav - 7. Neptune, The Mystic
  • 09. Don Juan, Op.20
  • 10. Strauss, Richard - Original Version

総合評価

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ベルリンフィル盤と比べると、構成ががっし...

投稿日:2021/07/12 (月)

ベルリンフィル盤と比べると、構成ががっしりとしておらず、私は総合的にはベルリンフィル盤を取る。しかし当盤の水星はヴァイオリンのポルタメントが美しく、ここは全ディスク中ベスト。

海尾水 さん | 神奈川県 | 不明

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以前書き込みした者ですがデータ的なものを...

投稿日:2012/08/18 (土)

以前書き込みした者ですがデータ的なものを主に今回追加させていただきます。本盤はカラヤンがDECCA時代VPOを振って一連の録音を実施していたものの演奏で1961年収録の「惑星」タイムは(火7’03金8’22水3’59木7’38土8’33天王5’45海王7’36)と20年後1981年にBPOを振って再録した演奏(タイム火7’20金8’37水4’15木7’32土9’22天王6’02海王8’49)より何か颯爽としたものを感じさせます。VPOの円やかなサウンドは必ずしもこの曲にマッチしているとは限りませんがLP時代から私はこの演奏により引き入れられました・・・特に有名な「木星」メロディをカラヤンはレガートを噛ましつつ歌わせ聴く者に印象付けたのではないでしょうか。マァ、この曲に関してはスタートの「火星」からやや前のめりに気合の入ったこのカラヤン五十歳代前半の演奏か初演者ボールトの手練手管の何れかの演奏盤があれば充分と思っております、併録のR.シュトラウス「ドン・ファン」は1960年収録、タイム17’14で小気味良い曲進行が印象的であります・・・なお、カラヤンの「ドン・ファン」の他のCD演奏は1943年ARCO(タイム17’18)、1951年PHO(同17’22)、1973年BPO(同17’41)、1982年BPO(同18’24)等があります。彼のR.シュトラウス演奏は、オケの機能性、歌謡性、むせかえるような色気等全てが備わっていて、個人的にはBPOとの組み合わせが一歩リードしている様にも思っておりますが、本盤演奏もカラヤンの語り口の上手さが味わえトータルで本盤は最高ランクとしています。本盤は廃盤ですが他盤がフォーマット向上して出ている様です。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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英国のローカルな作品の地位に甘んじていた...

投稿日:2011/05/01 (日)

英国のローカルな作品の地位に甘んじていたホルストの組曲「惑星」を、クラシック音楽を代表する世界的な名作として広く認知させるのに貢献した歴史的な超名演と高く評価したい。本演奏の録音は1961年であるが、この当時は、同曲の録音は、ホルスト自身による自作自演盤や、同曲の初演者であるボールト盤しか存在しなかった。ところが、本カラヤン盤の登場によって、同曲が瞬く間に世界中に知られることになり、様々な指揮者による多種多様な演奏が行われるようになったのである。カラヤンの伝記などを紐解くと、当初はカラヤンも、そしてウィーン・フィルも、同曲の演奏には相当に難儀したとのことである。しかしながら、カラヤンとウィーン・フィルがその難儀を克服して要領を掴んだ結果、素晴らしい演奏が成し遂げられることになったのだ。本演奏における壮年期のカラヤンの指揮は、冒頭の火星からして、前のめりになって進んでいく気迫溢れる力強さが漲っており、そのパワフルな演奏は圧巻の迫力を誇っていると言える。また、金星などにおける情感の豊かさは美しさの極みであり、木星における崇高さは、雄渾なスケールを誇っていると言える。海王星における神秘的な雰囲気が漂う消え入るような繊細さは、カラヤンだけが描出し得る至純の世界と言えるのかもしれない。カラヤンの統率の下、ウィーン・フィルも最高のパフォーマンスを示していると言えるところであり、とかく華麗で賑々しくなりがちな同曲の演奏に、適度な潤いと奥行きの深さを与えている点も忘れてはならない。カラヤンは、本盤の20年後にベルリン・フィルを指揮して同曲を再録音(1981年)しているが、音のドラマとしては圧倒的な素晴らしさを誇ってはいるものの前述のような華麗で賑々しく感じられる箇所が随所に散見されるところであり、とても本演奏のような魅力はないと言える。いずれにしても、本演奏は、その後に登場した様々な指揮者による多種多様な名演にも、今なおいささかも引けを取らない至高の超名演と高く評価したい。録音は、英デッカならではの鮮明な高音質であるが、これまでのところでは、数年前に発売されたSHM−CD盤がベストの音質であった。もっとも、歴史的な超名演であることもあり、今後は、SACD&SHM−CD化を望みたいと考える聴き手は私だけではあるまい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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人物・団体紹介

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ホルスト (1874-1934)

“惑星”で有名なイギリスの作曲家グスターヴ・ホルストは、1874年9月21日、英国グロースターシャー州のチェルトナムにスウェーデン移民の子として生まれます。父は音楽教師、母はピアニストだったこともあって、家庭環境は非常に音楽的でした。1887年、チェルトナム・グラマー・スクール入学。1891年、同校卒業。管弦楽のための間奏曲、スケルツォ作曲。1892年、ウィック・リッシントンでオルガニストの職に就

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