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ホルスト (1874-1934)

CD 組曲『惑星』、ほか カラヤン&ウィーン・フィル

組曲『惑星』、ほか カラヤン&ウィーン・フィル

商品ユーザレビュー

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    海尾水  |  神奈川県  |  不明  |  2021年07月12日

    ベルリンフィル盤と比べると、構成ががっしりとしておらず、私は総合的にはベルリンフィル盤を取る。しかし当盤の水星はヴァイオリンのポルタメントが美しく、ここは全ディスク中ベスト。

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  • ★★★★★ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2012年08月18日

    以前書き込みした者ですがデータ的なものを主に今回追加させていただきます。本盤はカラヤンがDECCA時代VPOを振って一連の録音を実施していたものの演奏で1961年収録の「惑星」タイムは(火7’03金8’22水3’59木7’38土8’33天王5’45海王7’36)と20年後1981年にBPOを振って再録した演奏(タイム火7’20金8’37水4’15木7’32土9’22天王6’02海王8’49)より何か颯爽としたものを感じさせます。VPOの円やかなサウンドは必ずしもこの曲にマッチしているとは限りませんがLP時代から私はこの演奏により引き入れられました・・・特に有名な「木星」メロディをカラヤンはレガートを噛ましつつ歌わせ聴く者に印象付けたのではないでしょうか。マァ、この曲に関してはスタートの「火星」からやや前のめりに気合の入ったこのカラヤン五十歳代前半の演奏か初演者ボールトの手練手管の何れかの演奏盤があれば充分と思っております、併録のR.シュトラウス「ドン・ファン」は1960年収録、タイム17’14で小気味良い曲進行が印象的であります・・・なお、カラヤンの「ドン・ファン」の他のCD演奏は1943年ARCO(タイム17’18)、1951年PHO(同17’22)、1973年BPO(同17’41)、1982年BPO(同18’24)等があります。彼のR.シュトラウス演奏は、オケの機能性、歌謡性、むせかえるような色気等全てが備わっていて、個人的にはBPOとの組み合わせが一歩リードしている様にも思っておりますが、本盤演奏もカラヤンの語り口の上手さが味わえトータルで本盤は最高ランクとしています。本盤は廃盤ですが他盤がフォーマット向上して出ている様です。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2011年05月01日

    英国のローカルな作品の地位に甘んじていたホルストの組曲「惑星」を、クラシック音楽を代表する世界的な名作として広く認知させるのに貢献した歴史的な超名演と高く評価したい。本演奏の録音は1961年であるが、この当時は、同曲の録音は、ホルスト自身による自作自演盤や、同曲の初演者であるボールト盤しか存在しなかった。ところが、本カラヤン盤の登場によって、同曲が瞬く間に世界中に知られることになり、様々な指揮者による多種多様な演奏が行われるようになったのである。カラヤンの伝記などを紐解くと、当初はカラヤンも、そしてウィーン・フィルも、同曲の演奏には相当に難儀したとのことである。しかしながら、カラヤンとウィーン・フィルがその難儀を克服して要領を掴んだ結果、素晴らしい演奏が成し遂げられることになったのだ。本演奏における壮年期のカラヤンの指揮は、冒頭の火星からして、前のめりになって進んでいく気迫溢れる力強さが漲っており、そのパワフルな演奏は圧巻の迫力を誇っていると言える。また、金星などにおける情感の豊かさは美しさの極みであり、木星における崇高さは、雄渾なスケールを誇っていると言える。海王星における神秘的な雰囲気が漂う消え入るような繊細さは、カラヤンだけが描出し得る至純の世界と言えるのかもしれない。カラヤンの統率の下、ウィーン・フィルも最高のパフォーマンスを示していると言えるところであり、とかく華麗で賑々しくなりがちな同曲の演奏に、適度な潤いと奥行きの深さを与えている点も忘れてはならない。カラヤンは、本盤の20年後にベルリン・フィルを指揮して同曲を再録音(1981年)しているが、音のドラマとしては圧倒的な素晴らしさを誇ってはいるものの前述のような華麗で賑々しく感じられる箇所が随所に散見されるところであり、とても本演奏のような魅力はないと言える。いずれにしても、本演奏は、その後に登場した様々な指揮者による多種多様な名演にも、今なおいささかも引けを取らない至高の超名演と高く評価したい。録音は、英デッカならではの鮮明な高音質であるが、これまでのところでは、数年前に発売されたSHM−CD盤がベストの音質であった。もっとも、歴史的な超名演であることもあり、今後は、SACD&SHM−CD化を望みたいと考える聴き手は私だけではあるまい。

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    エーテルの風  |  長野県  |  不明  |  2009年08月16日

     カラヤンには有名なベルリンフィルとの新盤もあるが、あらゆる意味でこの旧盤の方が優れている。 そもそのカラヤンの作り出す音質は、まさに20世紀音楽向けだし、どんなカラヤン嫌いでも、このCDを非難するようなリスナーはいないだろう。

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  • ★★★★★ 

    一人のクラシックオールドファン  |  芦屋  |  不明  |  2008年07月29日

    エードリアン・ボールドの数ある盤もこのカラヤンのVPOと昔収録した盤はDECCAだけに音色の迫力と清澄さを再現したある意味で技術陣の結晶でもあったと思われます。J-POPでも引用された例の「木星」を私は多分このカラヤン盤で初めて接したわけでとっつき易いあの中間部の旋律を歩きながら何度ハミングしたことでしょう。磨きを徹底的に追求した美しさは他の惑星へのアプローチも同様、カラヤンの1970年代後半から80年代のワンパターン的厚化粧性向の収録盤では見られない一種の「覇気」さえ感じさせるもので、とにかく「最高」盤です。

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  • ★★★★☆ 

    Jin  |  横浜  |  不明  |  2007年02月04日

    長い間待ち続けていた惑星のリマスターです。1曲目の火星からこれがVPOかと思うくらい攻撃的な演奏です。金星は今では珍しい表情の濃い演奏。水星から後はカラヤン/VPOの特に木管や弦の鮮やかで美しい音色に圧倒されます。土星は落ち着いた素晴らしい演奏で、これまでに聴いた惑星の演奏では最高です。Decca Originalsの中には「ボリス・ゴドノフ」のようにピークが歪む録音があってがっかりするものがあります。この惑星はリマスタリングが成功しています。

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