バルトーク (1881-1945)
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バルトーク (1881-1945) レビュー一覧 15ページ目

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商品ユーザーレビュー

562件
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  • 女流ヴァイオリニストが初演をつとめた作品だからか、...

    投稿日:2012/10/30

    女流ヴァイオリニストが初演をつとめた作品だからか、バルトークのヴァイオリン・ソナタは印象派的なきらめきと官能的な旋律美が魅力だ。テツラフは克明に細かいディテールを弾ききっている。硬質で少しウェットな響きに安定した切れ味が加わり、作品の特徴を十分に捉えている。感情移入を抑えた演奏により、バルトークの音楽観がストレートに味わえる演奏になっている。

    ヴァニタス さん

    0
  • 弦楽とチェレスタのための音楽が素晴らしい。この盤以...

    投稿日:2012/10/24

    弦楽とチェレスタのための音楽が素晴らしい。この盤以外で、この曲の緊張感や不安な感じが非常にうまく表現されている盤を、私は知らない。 そのほかのバルトーク作品も、さすがショルティという感じである。

    miklos さん

    0
  • バルトークの音楽は表現の幅があまりに広い。この弦楽...

    投稿日:2012/09/29

    バルトークの音楽は表現の幅があまりに広い。この弦楽四重奏曲における暴力と愛撫が複雑に混在する、危機的なまでに追求された表現は比類ない高みに達している。フェルメールQはそうした峻厳さからは距離をとっているようだ。透明で膨らみのある響き。音楽はよく流れ、曲の難度を感じさせない。ただ、贅沢な物言いになるが、この美しさに一抹の物足りなさを感じてしまうのも正直なところだ。

    ヴァニタス さん

    4
  • mejiさんのレヴューを参考に入手。仰せの通りP-Con.#3...

    投稿日:2012/09/27

    mejiさんのレヴューを参考に入手。仰せの通りP-Con.#3は出色であったが、氏の的確な論評と審美眼には感服する外ない。P-Con.#1,#2も高品質な録音で普通に接すれば不満は感じられないのだが、#3を聴いてしまうともういけない、微妙なニュアンスの差に愕然とする。扇状(放射状というべきか)に展開するパースペクティヴや定位、オケとピアノの絶妙なバランス、会場の空間の揺らぎみたいなものの再現が至って自然なのである。一言で云えば会場の全てを融合一体化して眼前に在りのままを提示してくれる、と云った風なのだ。拙宅のとても恵まれているとは云い難い再生環境であってもそれが判別できる。御大K・W氏の手掛けた優秀録音に接する快感と感動を諸兄も是非味わって頂けたら…と思う。

    盤鬼hmv12 さん

    3
  • ロッテルダムを踏み台に西側に進出してきた有能なビジ...

    投稿日:2012/09/24

    ロッテルダムを踏み台に西側に進出してきた有能なビジネスマンでもあるゲルギエフ、現在、レパートリーは、ロシア物中心、近現代物に、フランスもので、ベートーヴェンやブラームスには、いまだ、手を出していません(協奏曲があるのみ)。最近は、こう言った指揮者が増え、一時期のデュトアさんみたいです(カラーは全然違います)。現在拠点を、マリンスキーと、ロンドンにしているのは、このオケの、馬力や、挙動性、商売、競争の地であることもあり、正解、と言えるでしょう(自主レーベルの作り方、しっかり学びました)。いつかは、ミュンヘン辺りで、独墺古典物聴かせてくれる日が、来るでしょうが。肝心の演奏ですが、ホラーオペラとしてのサスペンス、しっかり表現し、(あっさり終わりますが)、何より、サ―、となったジャマイカン、ウィラード・ホワイトの声が、雄弁でよろしい。

    sunny さん |40代

    1
  • これは素晴らしい名演だ。ショルティは、ライナーやオ...

    投稿日:2012/09/22

    これは素晴らしい名演だ。ショルティは、ライナーやオーマンディ、セルなどと言った綺羅星の如く輝くハンガリー系の累代の指揮者の系譜に連なる大指揮者であるだけに、こうした偉大なる先達と同様にバルトークの最晩年の傑作である管弦楽のための協奏曲を十八番としていた。ショルティは、本盤の演奏の前にも、ロンドン交響楽団とともにスタジオ録音(1963年)しており、当該演奏は既にシングルレイヤーによるSACD&SHM−CD盤として発売されるなど、圧倒的な名演と高く評価されているところだ。本盤の演奏は、当該演奏から17年の時を経てスタジオ録音されたものであるが、1981年のレコード・アカデミー賞を受賞しているからも理解できるように、再録音の成果が十二分にあると言える素晴らしい名演と高く評価したい。ショルティのアプローチは、これは管弦楽のための協奏曲だけでなく、併録の舞踏組曲についても言えるところであるが、強靭なリズム感とメリハリの明瞭さを全面に打ち出したものであり、その鋭角的な指揮ぶりからも明らかなように、どこをとっても曖昧な箇所がなく、明瞭で光彩陸離たる音響に満たされていると言えるところだ。こうしたショルティのアプローチは、様相の変化はあっても終生にわたって殆ど変わりがなく、それ故に演奏全体的な様相は1963年の旧録音にも共通していると言えるが、1980年代に入ってショルティの指揮芸術にも円熟の境地とも言うべきある種の懐の深さ、奥行きの深さが付加されてきたところであり、1981年の本演奏にもそうした点が如実にあらわれていると言える。要は、ショルティを貶す識者が欠点と批判してきた力づくとも言うべき無機的な強引さが本演奏においては影を潜め、いかなる最強奏の箇所に至っても、懐の深さ、格調の高さを失っていないのが素晴らしい。楽曲によっては、ショルティらしい力強さ、強靭な迫力が損なわれたとの問題点も生じかねないが(例えば、マーラーの交響曲第5番)、本盤におさめられたバルトークによる両曲の場合は、そうした問題点はいささかも顕在化していない。そして、本演奏においてさらに素晴らしいのはシカゴ交響楽団の超絶的な技量であろう。ショルティの指揮にシカゴ交響楽団が一糸乱れぬアンサンブルを駆使してしっかりとついていっているところが見事であり、ショルティ統率下のシカゴ交響楽団がいかにスーパー軍団であったのかを認識させるのに十分なヴィルトゥオジティを最大限に発揮(特に終楽章)していると言える。かかるシカゴ交響楽団の好パフォーマンスが、本演奏を壮絶な名演たらしめるのに大きく貢献しているのを忘れてはならない。音質も英デッカによる極めて優秀なものであり、ルビジウム・クロック・カッティングによって更に鮮明さが増したと言える。もっとも、1963年の旧盤が前述のように既にシングルレイヤーによるSACD&SHM−CD化がなされたにもかかわらず、本演奏が未だにSHM−CD化すらされていないのはいささか不思議な気がする。本演奏は、ショルティの円熟を感じさせる素晴らしい名演であり、可能であれば、シングルレイヤーによるSACD&SHM−CD盤で発売して欲しいと思っている聴き手は私だけではあるまい。

    つよしくん さん |40代

    3
  • クーベリック・ロイヤルフィルのオケコン、2つのポー...

    投稿日:2012/08/26

    クーベリック・ロイヤルフィルのオケコン、2つのポートレートがステレオで収録されています。これは聞き物です。音もよく若き日のクーベリックの非凡さが光ります。フリッチャイ、アンセルメ、マルケヴィチはモノラルながらも聴きやすい音質で儲けものです。バルトーク自身のピアノものは歴史的音源で音質は劣るのはわかるが、ヴェーグ四重奏団のカルテットのリマスタリングが失敗しているのが残念。フリッチャイの青ひげ公の城がステレオで復活しているのも嬉しいところ。全体として高水準にあると思います。

    北の火薬庫 さん |40代

    1
  • ショルテイの激安シリーズがたくさん出ています。ショ...

    投稿日:2012/08/26

    ショルテイの激安シリーズがたくさん出ています。ショルテイに全く縁がなかった私は全部ダブりません。このバルトークを除いて全部買います!!ワーグナーもモーツアルトもRシュトラウスもヴェルデイ(好きじゃないけど)もショルテッシモ2も。今、マウスをクイックする機会をじーと息を殺して待っています。HMVさん、私の背中を押すような絶好の機会を与えてください。バルトークを買わないのは2枚ショルテッシモ2とダブっているからです。

    顕 さん |50代

    3
  •  オーストリア出身の名ヴァイオリニスト、というより...

    投稿日:2012/08/07

     オーストリア出身の名ヴァイオリニスト、というよりむしろカール・フレッシュ門下の名教師として有名で、録音を耳にする機会は決して多くないロスタルの貴重な音源。  バルトークのヴァイオリン協奏曲第2番が素晴らしい。有名なフルトヴェングラーとメニューインの録音より以前の1952年の収録だが、あちらとは違い素晴らしい音質にまず驚かされる(さすがにオケは薄いが)。演奏もメニューインの不安定なものとは大違いで実に堂に入っており、精緻な技巧に支えられて、バルトークのこの曲には珍しいほど歌う。技巧を見せつけるようなメカニカルな演奏に傾きがちなこの曲から、中欧風の懐かしい情緒まで漂ってくるのは非常に新鮮だった(若干ウィーン風なのが、ややバルトークのイメージとは違うかもしれないがそこも面白い)。  名教師のイメージとはちょっと違ったのが、たいへんな美音家であること。艶と色彩感のある太い音で、音を聴いているだけでうっとりしてしまうほど。弦をこする音まで聴こえる優秀な録音が功を奏している。これは、並み居る現代の巧者たちによる現役盤に伍して引けをとらない、(骨董品ではなく)観賞用として十分に通用する名盤だと確信した。  ロスタルにはベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタについての名著もあり、「クロイツェル・ソナタ」はさすが本家の説得力。小細工を弄さず、太い美音でザックリと弾き進める。男っぽく、かっこいい。こちらも録音が良く、十分今の鑑賞に堪えうる。  往年の演奏家の復刻盤として、稀に見る傑出した一枚だと感銘を受けた。さっそく、ロスタルの音源集めに走ってます。シューベルトの「幻想曲」、何とかして手に入れたいもの・・

    ホーボー健 さん

    1
  • バルトークのヴァイオリン協奏曲の聴き初めは私の場合...

    投稿日:2012/07/26

    バルトークのヴァイオリン協奏曲の聴き初めは私の場合は1953年収録のメニューイン/フルトヴェングラー/PHOの演奏盤・・・勿論LP・・・で、正直その演奏の大変荒々しいというか攻撃的に次々展開される不協和音の嵐に翻弄されたのが実情で今日の様な第一線のV協奏曲に出世するとはとても思われなかったです。ただバルトークの諸作品を特にハンガリー系演奏家で聴く事により次第に軌道に乗りバルトークの「世界」の一端が分った様な気になり出した頃、ブーレーズが近代作曲家の演奏収録に集中開始し当然バルトークへの乗り入れは仏系演奏家として興味がひかれました。オーケストラCSOのバルークはライナー指揮「弦楽器、打楽器、チェレスタの為の音楽」「管楽器の為の協奏曲」でもその実力は実証済みだし、作曲家でもあるブーレーズである事からそれなりの切り口が期待もされ本盤1998年(ブーレーズ73歳)収録のヴァイオリン協奏曲第2番も色濃く持ってる民俗音楽的要素において過剰な情感を避け結構全体紆余曲折的複雑な変奏模様の曲を実に見通しの効いた風に進めております。演奏タイムとしては@16’39A10’50B13’06と約40分の若干長めの時間を肝心の独奏者弱冠27歳のギル・シャハムは超絶技巧を軽々とこなして上手くバックサポートに乗って決して対決姿勢はしていない様な印象を持ちました。第1楽章出だしは望郷的雰囲気から即入るVは緩急、濃淡、強弱等多彩な変化の中で音を何音階か重ね後段カデンツァ的な箇所でその見事さが象徴されます。そして最後、切々とした側面を掠めつつ〆へ導かれます。中間楽章は穏やかで抒情的な民俗音楽テーマが変奏風に展開され時折ちょっとしたチェレスタが丁寧な音楽作りを語っている様です。最終楽章は全奏で勢い良く民俗舞曲風にスタートし参加するVも管楽器共々攻め上げて行きますがちゃんと双方コントロールされ最後フィナーレは勝どきを上げるオーケストラバックにメリハリつけたVがきちっと〆ます。深くは分らないですが丸くなったとは言え既に出来上がったブーレーズのバルトーク観にシャハムは持ち前の融通性を発揮した・・・得てしてよくある若い演奏家の器用な面があるのではとも思われる演奏なのでしょうか。しかしとにかく凄いテクニシャン!!併録1998年録音のラプソディ第1番(@5’15A5’56)、第2番(@5’15A6’22)は未聴であります(ブーレーズは冒頭のメニューインのヴァイオリン、オーケストラBBCSOでこのラプソディを1968年録音(第1番トータルタイム11’30、第2番同12’29)していますね)。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

    一人のクラシックオールドファン さん

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