バルトーク (1881-1945)
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バルトーク (1881-1945) レビュー一覧 14ページ目

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商品ユーザーレビュー

562件
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  • このバルトーク「管弦楽のための協奏曲」はクーセヴィ...

    投稿日:2013/02/03

    このバルトーク「管弦楽のための協奏曲」はクーセヴィッキーからボストンSOの二十周年記念用に依頼された作品ですが演奏ではライナー、ショルティ、レヴァインそして本盤ブーレーズ指揮の何れもシカゴSOが結構名演として出ております。そのブーレーズにとっては前回が1982年NYPOを振っての演奏(タイム@10’00A6’39B7’25C4’17D8’38)ですから本盤は丁度10年ぶりの1992年ブーレーズ67歳の時の演奏(同@9’28A6’23B7’40C4’03D9’19)ということになります。全体としてはブーレーズらしいやや覚めた機械的で精緻なアプローチが基本なのですが楽章によっては意外な面も現れております。第1楽章はその「意外」感で言うと肌木目が大きく比較的太線で荘厳的でシャープな面を抑えた感じに受け取りました。ティンパニーの底太さも印象的です。あっさりと第2楽章を経て第3楽章は底からの低音弦に不気味に浮かび上がり彷徨う管が面白いし突如叫びを上げる管の迫力は流石シカゴSOのブラスですね。民謡歌謡風な側面を見せる第4楽章は抒情的な処と舞曲的な処を交互にもう少し強調してもどうかなとは思いました。最終楽章スタートは忙しく弦が動きテーマの追っかけ場面に入って行くのですが活発感が意外と低くその辺りがブーレーズの感覚なのでしょうね。それでもゆるやかに蠢きつつフィナーレは堂々とテーマを歌い上げ〆られ録音の良さも映えます。併録の四つの小品(タイム6’34+6’12+5’03+4’57)は未聴でありますので当面OKランクにさせていただきます。なお本盤ジャケット・デザインイラストはバルトーク、ブーレーズ、シカゴSOのイメージに相応しく素晴らしいですね。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

    一人のクラシックオールドファン さん

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  • このバルトーク「管弦楽のための協奏曲」はクーセヴィ...

    投稿日:2013/02/02

    このバルトーク「管弦楽のための協奏曲」はクーセヴィッキーからボストンSOの二十周年記念用に依頼された作品ですが演奏ではライナー、ショルティ、レヴァインそして本盤ブーレーズ指揮の何れもシカゴSOが結構名演として出ております。そのブーレーズにとっては前回が1982年NYPOを振っての演奏(タイム@10’00A6’39B7’25C4’17D8’38)ですから本盤は丁度10年ぶりの1992年ブーレーズ67歳の時の演奏(同@9’28A6’23B7’40C4’03D9’19)ということになります。全体としてはブーレーズらしいやや覚めた機械的で精緻なアプローチが基本なのですが楽章によっては意外な面も現れております。第1楽章はその「意外」感で言うと肌木目が大きく比較的太線で荘厳的でシャープな面を抑えた感じに受け取りました。ティンパニーの底太さも印象的です。あっさりと第2楽章を経て第3楽章は底からの低音弦に不気味に浮かび上がり彷徨う管が面白いし突如叫びを上げる管の迫力は流石シカゴSOのブラスですね。民謡歌謡風な側面を見せる第4楽章は抒情的な処と舞曲的な処を交互にもう少し強調してもどうかなとは思いました。最終楽章スタートは忙しく弦が動きテーマの追っかけ場面に入って行くのですが活発感が意外と低くその辺りがブーレーズの感覚なのでしょうね。それでもゆるやかに蠢きつつフィナーレは堂々とテーマを歌い上げ〆られ録音の良さも映えます。併録の四つの小品(タイム6’34+6’12+5’03+4’57)は未聴でありますので当面OKランクにさせていただきます。なお本盤ジャケット・デザインイラストはバルトーク、ブーレーズ、シカゴSOのイメージに相応しく素晴らしいですね。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

    一人のクラシックオールドファン さん

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  • バルトークの弦楽四重奏はジュリアードでしょう。尖ら...

    投稿日:2013/01/29

    バルトークの弦楽四重奏はジュリアードでしょう。尖らないと。アルバンベルクなんか聴いていたら冬でも夏バテする。かったるくて。

    聖オーガスティン さん

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  • まさにサロネンのためにある作品。弦楽器と打楽器とチ...

    投稿日:2013/01/28

    まさにサロネンのためにある作品。弦楽器と打楽器とチェレスタのための音楽における緊張感は並大抵のものではない。ライナーを彷彿とさせる名演。競合盤の多い管弦楽のための協奏曲についても、演奏スタイルに変わりはなく、オケの名技性とともに最大限の賛辞を送りたい。

    淳メーカー さん |50代

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  • バルトークピアノ協奏曲の代表的名演 これはポリーニ...

    投稿日:2013/01/23

    バルトークピアノ協奏曲の代表的名演 これはポリーニのように浅い考えがない。いたるところでなぞにぶつかる。それはバルトークの仕掛けた罠だ。それをアンダとともに解く喜びがある。しかし、表面的ではなく多角的で傲慢でなく深刻でもない。深遠をのぞくスリルがありながら外見上何の破綻もない。 すばらしい。 特に一番。これは世界史上初めてバルトーク=アンダが成し遂げた奇跡的な演奏、録音と言って良い。皆さんだまされたと思って聞いてみるといいほらだまされた。そう、一聴してポリーニと比較するからだ。しかしわれわれはポリーニがこの演奏を知っての録音だと言うことを感じなければいけない。それほどポリーニの過ちを知っている私だけに許された捨て身の録音と言っても過言ではないのだ。

    版画利案 さん

    0
  • シフのバルトークについてはユーチューブで視聴した演...

    投稿日:2013/01/13

    シフのバルトークについてはユーチューブで視聴した演奏に感激した憶えがあります。(第3番でサイモン・ラトルとの共演)。今まではシャーンドルやアンダでしか聴いていなっかったのですが、少なくとも第3番についてはシフの演奏に共感を覚えます。

    テリーヌ さん

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  • 個人的には、同年代のハンガリーのピアニスト、コチシ...

    投稿日:2013/01/07

    個人的には、同年代のハンガリーのピアニスト、コチシュ・ゾルターンの演奏のほうがいいのではないかと思う。 シフも決して悪いわけではないが…

    miklos さん

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  • ハンガリー弦楽四重奏団は、1934年にブダペストに...

    投稿日:2013/01/03

    ハンガリー弦楽四重奏団は、1934年にブダペストにて結成された歴史的な団体。創始者は、シャードル・ヴェーグであり、当初は第1ヴァイオリンをつとめた。その後、バルトークの友人であり、ヴァイオリン協奏曲第2番の初演や、弦楽四重奏曲第6番の作曲にも委嘱の形で加わったセーケイ・ゾルターンが第1ヴァイオリンに就任(ヴェーグは第2ヴァイオリンとなった。)し、弦楽四重奏曲第5番の初演を行った。1940年には、ヴェーグの退団(ヴェーグは、自らの名前を冠したヴェーグ弦楽四重奏団を結成)によってメンバーが固まり、以後、米国を拠点に1972年まで活動を行った。このように、ハンガリー弦楽四重奏団は、バルトークと極めて縁が深いだけに、その演奏もバルトークへの深い愛着と思慕があらわれたものとなっているのは自明の理であると言えるところだ。バルトークの弦楽四重奏曲全集の様々な団体による名演の中でも極めて名高い存在であるアルバン・ベルク弦楽四重奏団の演奏(1983〜1986年)と比較すると、そして、当該演奏を聴き込んだクラシック音楽ファンからすると、バルトークの弦楽四重奏曲において特徴的な不協和音や、強烈なバルトーク・ピッツィカートなどを徒に強調していない本演奏には、その角の取れた刺激のなさに物足りなさを感じるかもしれない。しかしながら、奇を衒わない正攻法のアプローチによって、各楽器間のバランスに留意しつつ豊饒な音色を醸成した本演奏は、聴けば聴くほどに心に染み込んでくる演奏と言える。このようなハンガリー弦楽四重奏団の演奏を一言で言えば、同曲に込められたハンガリーの民謡を高度に昇華させた旋律の数々に徹底して光を当てた演奏と言えるのではないだろうか。バルトークの心の中を覗き込むような、マジャール人の血のたぎりを感じさせる演奏と言えるところであり、同曲を前衛的な要素を多分に持った現代音楽として位置づけるのではなく、むしろ、19世紀の終わり頃から隆盛期を迎えた国民楽派の系譜に連なる音楽として位置付けているような趣きさえ感じさせる演奏と言っても過言ではあるまい。これほどまでに、同曲の持つ美しさや民族楽的な要素に徹底して光を当てた演奏は類例を見ないとも言えるところであり、いささか極論に過ぎるかもしれないが、弦楽四重奏曲が数多く作曲されていたハイドンやモーツァルト、ベートーヴェンなどいわゆる古典派の時代に回帰するような演奏と言えるのかもしれない。いずれにしても、本演奏は、同曲に込められたハンガリーの民族色を大いに感じさせてくれるとともに、その根源的な美しさ、そして、弦楽四重奏曲の原点を想起させてくれる古典的とも言うべき名演と高く評価したいと考える。諸説はあると思われるが、私としては、同曲をはじめて聴く者には、先ずは、アルバン・ベルク弦楽四重奏団による演奏を聴いた上で、本盤のハンガリー弦楽四重奏団による演奏を聴くと、同曲への理解がより深まるのではないかと考えているところだ。音質は、1961年のスタジオ録音であるが、リマスタリングがなされたこともあって、十分に満足し得る良好なものと評価したい。

    つよしくん さん |40代

    7
  • 4人が勝手に自己主張しているようで、それでいて全体...

    投稿日:2012/12/29

    4人が勝手に自己主張しているようで、それでいて全体でまとまっているような楽しい演奏です。2番の終楽章など、弱音部でもテンションが下がらないのが素晴らしいです。一人ひとりのテクニックが高いために、音色が美しいからでしょうか?

    gecko さん

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  • 又も、べっぴんさんソリスト(ジャケットでは)の登場...

    投稿日:2012/11/11

    又も、べっぴんさんソリスト(ジャケットでは)の登場で、ひねくれおじさんクラシック音楽愛好家は、ホイホイと乗せられて、聴いてしまいました、あんまり好きじゃないバルトーク。どうせなら、DVDも、付けてしまいなさい。伴奏は、職人指揮者と言われるヤノフスキ。やっぱ、好きになれない、バルトーク。民族音楽何だか、ゲンダイ音楽何だか。私にとっては、ナンカイ音楽。ヴァイオリンは、おそらく瑞々しく、巧いのでしょう。。職人指揮者って、何。自ら演奏しないんだから、結局、能力が有って、花が無いって事?

    sunny さん |40代

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ありがとうございました

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