バルトーク (1881-1945)
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バルトーク (1881-1945) レビュー一覧 13ページ目

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商品ユーザーレビュー

562件
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  •  3曲それぞれがとても聴きやすく、いろんな音が耳に...

    投稿日:2013/06/04

     3曲それぞれがとても聴きやすく、いろんな音が耳に飛び込んでくる。そもそも「聴きやすい」のはバルトークにとっていいことなのかよくないことなのか分からないが、古典の名曲のようにお行儀よくきれいに聴こえるCDだ。こう書くとなにやら悪口に聴こえてしまいそうだがいい意味で書いている。3人のピアニストに3つのオーケストラを使う贅沢もすごい・・・。ピアノの音とオケとのバランスの良さから一番気に入っているのはツィメルマン、オケとの掛け合いを楽しみたい時ならアンスネス、疲れた時に聴きたくなるのはグリモーと使い分けができるのもCDならでは。本当にぜいたくなCDだと思う。

    うーつん さん

    2
  • 曲目と演奏が全く同じ輸入盤を所有している。名演、優...

    投稿日:2013/05/13

    曲目と演奏が全く同じ輸入盤を所有している。名演、優秀録音ひしめく中で「この盤が絶対お薦め」というわけにはいかない。(同じDGから、レヴァイン指揮シカゴ響の、演奏・録音とも当盤を上回る迫力の盤も出ていることだし。)とはいえ、当盤も色褪せることのない手堅い1枚であることは確かである。小澤のストイックな音楽は弦・打・チェとよく合っているし、マゼールがベルリンフィルの名人技を見事にドライブした管弦楽の協奏曲はオーソドックスな名演である。この演奏やEMIに入れたブルックナーの7、8番を聴くと、マゼールが「我こそがカラヤンの後任」と自負していたのがよくわかる。録音は、基本は自然なDGサウンドだが、マルチマイクで拾った「聴かせたい」パートを前面に出すかなり思い切ったミキシングもそこここで聴かれ、「マゼールは天下のDGさえねじふせているなあ」と感心する。

    ニャンコ先生 さん

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  • 名演、優秀録音ひしめく中とはいえ、このカップリング...

    投稿日:2013/05/13

    名演、優秀録音ひしめく中とはいえ、このカップリングの「イチ押し」に挙げてもよい盤である。それほど良い演奏、上手い演奏であるし、録音が適度な解像度とマスの威力を備えている。レヴァインは勢いにまかせて押すようなことはせず、むしろ丁寧に音楽を進めていく。そこから自然と曲と演奏者がもつパワーが浮かび上がって迫ってくる。

    ニャンコ先生 さん

    1
  • バルトークの音楽は弦楽四重奏曲以外は」「管弦楽のた...

    投稿日:2013/05/12

    バルトークの音楽は弦楽四重奏曲以外は」「管弦楽のための協奏曲」「弦楽器、打楽器、チェレスタのための音楽」とあまりピンときませんでした。、特に「中国の不思議な役人」は全く面白くなかった。演奏者に惹かれて本盤を聴いてやっと面白いと思えました。バルトークも良かったですが、それ以上にペーター・ザードロの編曲による2台のピアノと打楽器のための「マ・メール・ロア」と「スペイン狂詩曲」が素晴らしい。

    ガメラ さん |40代

    0
  • 初期バルトークの、「鬼気迫る」管弦楽の世界。時に訪...

    投稿日:2013/05/10

    初期バルトークの、「鬼気迫る」管弦楽の世界。時に訪れる無機質な静寂。シャープな演奏、鮮明な録音。「弦・打楽器・チェレスタ」が好きな方には自信を持ってお薦めする。

    ニャンコ先生 さん

    0
  • ★5つどころか、10個ぐらい差し上げたい見事な出来栄...

    投稿日:2013/05/09

    ★5つどころか、10個ぐらい差し上げたい見事な出来栄え。 まさにバルトークのヴァイオリン・ソナタ演奏の金字塔です。 50年、100年と聴き継がれるべき名盤とはこのこと。完璧。 最大限の賛辞を贈ります!絶対にオススメです!

    angelico さん

    0
  • 優美で品格のあるバルトークである。ギスギスしたとこ...

    投稿日:2013/04/29

    優美で品格のあるバルトークである。ギスギスしたところがない。聴き疲れしない。バルトーク特有の鋭さは陰をひそめているかもしれない。が、これだけ透明度の高い演奏にそうそう巡り合えるものでもない。素晴らしい。

    じゃじゃじゃじゃーん さん

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  • 名指揮者にも関わらず、ドラティほど正当に評価されて...

    投稿日:2013/04/19

    名指揮者にも関わらず、ドラティほど正当に評価されて無い指揮者は居ないだろう。この演奏も超名演だ。中国の不思議な役人での厚みのあるオーケストレーションは他では聴けない。特にバルトークは指揮者の表現で様々に変化するが、 オケに厚みが無いと、あの嵐の様な表現は出ない。 メニューイン演奏のバイオリン協奏曲も彼の指揮だが、バルトークがアメリカへ亡命した際に彼を助けたのも人格者のメニューインだった。 バルトークとドラティは同じハンガリー人であり、流石に十八番にしていただけのことはある。 彼がデッカに残したものはどれも名演である。

    ラブラドライト さん

    1
  • やや速めのテンポで演奏されたメインの管弦楽のための...

    投稿日:2013/03/09

    やや速めのテンポで演奏されたメインの管弦楽のための協奏曲。オケの底光りのするような地味な音色と、コチシュの切れ味鋭い指揮が、相乗効果で素晴らしい出来栄えになっている。この曲はまさにこうあるべき、というお手本のような演奏だ。舞踏組曲や農民の歌はさらに理想に近い。これを越える演奏はちょっと予想できない。

    淳メーカー さん |50代

    0
  • 本盤におさめられたバルトークのピアノ協奏曲第2番と...

    投稿日:2013/02/23

    本盤におさめられたバルトークのピアノ協奏曲第2番とプロコフィエフのピアノ協奏曲第5番という、弾きこなすのに難渋するきわめて難しい協奏曲どうしの組み合わせであるが、これらのスタジオ録音は、当時の鉄のカーテンの向こう側の盟主国であった旧ソヴィエト連邦から忽然とあらわれた偉大なピアニスト、リヒテルが様々な西欧の大手レコード会社に録音を開始した上げ潮の頃の演奏である。指揮者は、当時、鬼才とも称されたマゼール。当時のマゼールは、切れ味鋭いアプローチで現代的とも言うべき数々の演奏を行っており、その強烈な個性が芸術性の範疇にギリギリおさまるという、ある種のスリリングな演奏を展開していたところである。マゼールに対して厳しい批評を行っている音楽評論家も、この時期のマゼールの演奏に対しては高く評価するほどの芸術性に裏打ちされた超個性的な演奏を行っていたとも言えるところだ。そして、こうした上げ潮にのったリヒテルと鬼才マゼールの組み合わせが、両曲の演奏史上、稀に見るような超個性的な名演を成し遂げるのに繋がったと言えるのではないだろうか。バルトーク及びプロコフィエフの両協奏曲ともに前述のように難曲で知られているが、リヒテルは超絶的な技量と持ち味である強靭な打鍵を駆使して、両曲の複雑な曲想を見事に紐解いている。それでいて、力任せの一本調子にはいささかも陥ることなく、両曲に込められた民族色溢れる旋律の数々を、格調の高さを損なうことなく情感豊かに歌い抜いているのも素晴らしい。そして、演奏全体のスケールの雄大さは、ロシアの悠久の大地を思わせるような威容を誇っていると言えるところであり、これぞまさしくリヒテルの本演奏におけるピアニズムの最大の美質と言っても過言ではあるまい。こうした圧倒的なリヒテルのピアノ演奏に対して、鬼才マゼールも決して引けを取っていない。もちろん、協奏曲であることから、同時期の交響曲や管弦楽曲の演奏などと比較すると抑制はされているが、それでもオーケストラ演奏のみの箇所においては、マゼールならではの切れ味鋭い個性的解釈を聴くことが可能であると言える。そして、そうした随所における個性的な演奏が、両曲の演奏において不可欠の前衛性や凄味を付加することに繋がり、両曲演奏史上でも稀にみるような名演奏に寄与することになったものと言えるところだ。いずれにしても、本盤の演奏は、リヒテルとマゼールという個性的な天才どうしが、時には協調し、そして時には火花を散らし合って競奏し合うことによってなし得た圧倒的な名演と高く評価したいと考える。音質は、1969〜1970年のスタジオ録音であるが、リマスタリングがなされたことによって、従来CD盤でも比較的満足できる音質であった。しかしながら、今般、ついに待望のシングルレイヤーによるSACD化が行われることによって、見違えるような鮮明な音質に生まれ変わったところだ。音質の鮮明さ、音場の幅広さ、そして音圧のいずれをとっても一級品の仕上がりであり、あらためてSACDの潜在能力の高さを思い知った次第である。とりわけ、リヒテルとマゼール指揮のパリ管弦楽団、ロンドン交響楽団の演奏が明瞭に分離して聴こえるのは殆ど驚異的ですらある。いずれにしても、このような圧倒的な名演を、現在望み得る超高音質SACD盤で味わうことができるのを大いに歓迎したいと考える。

    つよしくん さん |40代

    2

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ありがとうございました

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