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　2011/02/28

絹のサテン様の紙箱の中に、黒のベルベット風の装いを纏った、豪華デジパック仕様の初回限定版！ファニー・アルダンは、（劇中、ほぼ同年齢の）カラスに必ずしも似ているわけではないのですが、深く燃えたつ≪パッション≫で熱演します。ゲイのローレンス・ケリー役のジェレミー・アイアンズは渋い。夫のローレンス・オリビエを看取ったジョーン・プロウライトが支えます。全体をカラスの同僚であり友人でもあったゼフィレッリが大きな愛情を持ってつつみこみます。これ以上望めないスタッフ、配役の映画です。

ところが紙箱に巻いてある帯には、断り書きがしてあります。『本製品は、フランスで制作された原版素材（25コマ／秒）を使用しております。このため、劇場公開時（24コマ／秒）より映像・音声の再生速度が４％ほど速くなります。』 フランスの事情は知りませんが、（わたしも当初気付かなかったのですが、）これでは都合悪いのではないでしょうか。ゼフィレッリの製作、監督作品ですから、映像は文句なし！それで高精細なブルーレイ・ディスクに再編集して、同時に再生速度もマトモなものに戻してほしいのです。関係する各社に、ぜひお願いしたいのです！

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　2011/02/09

出荷目安について＜入手困難＞との表示があったけれど、それでも注文したら、たった 一ヵ月半で届きました。ラローチャは、そもそも初めてなのですが、他のレビュアーさんも書かれている通り、ほんとうに素晴らしい！多彩な音色とスケールの大きな音楽。（録音は古くなりましたが、ほとんど無視できます。） ・・・・・ 待ちつづけて良かった。こうして世界中から素敵なCDを取り寄せてくださる HMVさんにも謝々！ユーザー同時購入商品として紹介のあるルーピンシュタインのブラームスも面白そう。 ・・・・・　そうそう、CDは聴くもので、積み上げておくものではありません（ 笑 ）

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　2010/12/05

単売されている四枚のアルバムを、ケースとブックレットは（おそらく）そのままに、この季節らしい紙箱に納めたお買い得BOXです。四枚目のバッハ/グノー編のアヴェ・マリアはハープを背景にナタリー・シュトゥッツマンが唄っています。フォレのレクィエムは、ことさら個性的ではありませんが、歌声の美しさと楽しさを味あわせてくれます。クラシックに馴染みの少ない人たちにも、（アクサンチュスから）最適のプレゼントです。

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　2010/10/12

「見た瞬間予約してしまいました」では、軽率ではないでしょうか？
そのあと割引ポイントが上昇したり、過去のアルゲリッチのように、半額以下に価格改定されることもある。

しかし、今回は限定版！ ・・・・・ 求めるヒトは老人が多いかもしれないが、なんといってもハイフェッツ！ハイフェッツは、何度もセット盤が登場するが、今回こそは決定版！ ・・・・・ 無くならないうちに予約しておいたほうが、無難かもしれない。 ・・・・・ それにしても。

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　2009/11/16

RCAブランドがソニーの傘下に入ったことで、夢のようなボックス・セットが現われました。ホロヴィッツの壮年期と円熟期の録音が、まとめて、しかもオリジナル・カップリングとオリジナル・ジャケットといういでたちで登場したのです。ホロヴィッツのような演奏家の場合、リサイタル形式で、独特の宇宙を創りますから、オリジナル・カップリングは意味があるのです。音質も似たものになります。
　ボックス・セットは、ていねいにデザインされていて、解説書がハードカバーであるぐらいです。200ページもあるのですから、もうすこし資料的なものも欲しかったのですが、写真は見ていて楽しいですね。ジャケット写真も上質で、愛着が湧きます。音は、いまふうにノイズが減って、ブリリアント。ついに出た、決定盤です。