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Review List of 一人のクラシックオールドファン 

Showing 1921 - 1935 of 2357 items

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  • 7 people agree with this review
     2009/10/12

    私と同年代のルプーはHMVレビューにもありますようにリパッティ、クラウスと同じルーマニア出身のピアニストでモーツァルト、シューベルトなどを主なレパートリーとして活躍していましたが最近あまり新盤が出ないのは寂しい限りです。彼の録音盛んな折り、1974年にデ・ワールト/LPOバックで録ったブラームスのピアノ協奏曲第1番は彼としては珍しい?選曲で録ったもので年齢からしても丁度この曲に合う時期だったのか第1楽章23分間全体を見渡してかつ印象的な二つの主題を青春の屈託を交えて波立たせ、続く第2楽章13分のピアニズムの滴りそして魅力的な情緒たっぷりのカデンツァの入った14分の終楽章の最後の叩き込み、何れもデ・ワールトの意外とちゃんとした指揮・・・特にティンパニーの各楽章での思索的・効果的扱いも含めてこの協奏交響曲の最高ランク盤に値すると私には聴けました。

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     2009/10/12

    現在廃盤なのですが少しコメントさせていただきます。バーンスタインにはブラームス交響曲をこのNYPOの他にBSO、ISOそしてVPOと組んだ盤がありますが勿論NYPOの分が一番古い録音です。殊に第2番は私の聴いているLPジャケットには「フィルハーモニック・ホールでの最初の録音」と銘打っており確か1962年の収録かと思います。バーンスタインもまだ40才代で何でも録って行こうとした頃なのか演奏自体は彼にしては凡庸な感じ、第1楽章15分余全体少し粗っぽさが残りますが10分余と他の演奏より長い印象の第2楽章は大きくストロークをとって印象的・・・終楽章は元気さこそありますが後年1980年代にVPOと録ったものと比すると強烈さはなくまぁそれだけある意味ブラームスには慎重だったのではないでしょうか。OKランクとしておきます。

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     2009/10/11

    メンデルスゾーン生誕200年記年号たる収録でしかもこの作曲家と縁のあるLGHOをシャーイが振っています。各曲は各々普段私たちが聴いている版とは異なった版に基づいて演奏されておりその辺りはHMVや先の大阪府や埼玉県の方のレビューを参考にされたらよいと思います。私は昨日つまり2009/10/10付けでムーテイ演奏のメンデルスゾーン交響曲への書き込みをしたのでその弾みで本盤第3番「スコットランド」交響曲について少し触れますとタイム的にはトータル36分余で反復部分を考慮しても少し短めなのかなぁと思うのは第4楽章の出だし鋭いとも感じる速さからでもあるのでしょう、余りテンポアップ過ぎて各パート音の構成内訳が聴こえて来ずただただ忙しさばかりが耳につく一方ある意味新鮮さを覚えたのも事実です。同楽章次の展開部も早めのテンポ・・・しかし私がこの曲のこの楽章で今までどの演奏にもいつも抱いた合奏での音色の「濁り」が本盤演奏で特に管楽器にアクセントをつける事で消滅しているのが発見でもありました・・・オーケストラは若干粗いのですがこんな演奏がLGHOから発せられるのもある面、面白かったです。いろいろ異論もあるでしょうがこれ全て版の違いとシャーイの読み故と思います。初めて聴く段階では注目に値いする盤でしょう。

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     2009/10/10

    イタリア指揮者の演奏するメンデルスゾーン「イタリア」交響曲は何となく昔のトスカニーニにも寄せられたある種の思い込み、期待感が手伝ってその溌剌さが大受けするようで私もその例外ではありませんでした。1960年代後半に収録されたアバド/LSOによる「スコットランド」「イタリア」交響曲そして1975年録音のムーティ/NPOによる「スコットランド」交響曲をLPで聴いていますが一言では先に述べた通りであります。第1楽章23分のタイム反復演奏込みですが少し鳴り切れない処も無きにしも非ず、第2楽章はゆったり低音部を活かし歌いますが続く楽章は一転早いテンポでメリハリをつけて最終楽章へ突入・・・マァ伸びやかな演奏というのでしょう。私のLPはHMVレビューにもありますように序曲「静かな海と楽しい航海」とセットで約12分のこの曲最後の方ティンパニー連打と単純音階と堂々さが印象的な曲なのですが佳作の域を出ていないように私には思えました(ムーティの責任ではありません?)。他のムーティ指揮「イタリア」「宗教改革」交響曲は未聴ですので今回はOKランクに止めておきます。

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     2009/10/10

    ベームがブルックナーを初めてセッション録音したもの?で当時1970年頃では全集が期待されたものです。ワグナーに献呈されたので「ワグナー」と呼ばれている第3番(第9番同様ニ短調)は第4番以降より演奏機会が少ないものヽ比較的作曲年代も近く演奏時間も小一時間を要することで決して第4番以降と「差」をつけるべきものではなく少々散漫で均整がとれていないだけブルックナーらしさ真っ只中な曲かもしれません。VPOの美音と自在性を活かしつつベームは決して咆哮せず曲の構築性を表立てました。私にとっては曲の好みもあり素晴らしい止まりとします。

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     2009/10/10

    HMVレビューにも有るようにVPOの音色・資質に上手く自然体で乗り無理のない演奏であります。私は第3番・・・1973年録音・・・の方を聴いているのですが第1楽章若干篭りがちにスタートしますがとにかく嵩張らない美しい流れを表現し決してゴツゴツ感はありません、その意味でマイルドなのでしょう、聴き飽きはしないです。反復しているので13分余とタイムはなっていますがこの曲は比較的他のブラームス交響曲に比し反復を略すと短めなのでバランス上も反復の意義が活きては来るのかも?続く楽章も穏やかでVPO美点満点です。第3楽章有名な楽章タイム的には6分弱と普通・・・ただ今まで述べた楽章のマイルド感が逆に作用してこの楽章演奏からそんなに感傷的な味わいは・・どうかなという感じ・・・要は他の楽章のイメージに埋没してしまい淡々さが(私にはそう聴こえるだけかも?)少し物足りないです。最終楽章は管楽器を上手く前面に出し弦演奏の中に縁取りの如くアクセント付けして印象的です。最後ややエンドはさりげなさが私の充足感と差が出ました。私の盤は「ハイドン変奏曲」が入っているのですが一部指揮者死後の変奏分も含まれているとは言えこれも全体見通しの良い運びで時に瑞々しさもあり最終詰めにはティンパニーの効果的扱いも・・・。本盤多分VPOの美しさが良く出た演奏であろう第4番の方は未聴ですので全体「素晴らしい」ランク止めとさせて下さい。

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     2009/10/09

    HMVレビューにも有るようにVPOの音色・資質に上手く自然体で乗り無理のない演奏であります。私は第3番・・・1973年録音・・・の方を聴いているのですが第1楽章若干篭りがちにスタートしますがとにかく嵩張らない美しい流れを表現し決してゴツゴツ感はありません、その意味でマイルドなのでしょう、聴き飽きはしないです。反復しているので13分余とタイムはなっていますがこの曲は比較的他のブラームス交響曲に比し反復を略すと短めなのでバランス上も反復の意義が活きては来るのかも?続く楽章も穏やかでVPO美点満点です。第3楽章有名な楽章タイム的には6分弱と普通・・・ただ今まで述べた楽章のマイルド感が逆に作用してこの楽章演奏からそんなに感傷的な味わいは・・どうかなという感じ・・・要は他の楽章のイメージに埋没してしまい淡々さが(私にはそう聴こえるだけかも?)少し物足りないです。最終楽章は管楽器を上手く前面に出し弦演奏の中に縁取りの如くアクセント付けして印象的です。最後ややエンドはさりげなさが私の充足感と差が出ました。私の盤は「ハイドン変奏曲」が入っているのですがこれも全体見通しの良い運びで時に瑞々しさもあり最終詰めにはティンパニーの効果的扱いも・・・。本盤多分VPOの美しさが良く出た演奏であろう第4番の方は未聴ですので全体「素晴らしい」ランク止めとさせて下さい。

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     2009/10/09

    もう今更申し上げる必要のないくらいの名盤です。LP時代からCDへ何回も何種類もフォーマットも改善を重ねながらの登場でした。LP,CD両方とも聴いていますが「悲愴」の緊迫感と叩きつけるような冷徹な演奏に正しく固唾を呑んだものです。他の二曲も同様で1960年録音を感じさせない音質を維持しています。「悲愴」に関して言うと比較盤での1982年ライブ盤とは各楽章演奏時間は殆ど差がないこともムラビンスキーのオーケストラに対する専制的支配の厳しさをも感じました。「最高」です。ただこのHMVレビュー欄書き込みで「持っている」「持っていない」のチェツクが入りますが私の様に同演奏で別盤CDを聴いている場合いつもそのチェツクに迷い私は当該盤そのものズバリを持っている場合のみ「持っている」にチェックしますがそれで良いのかなぁとも思っている事を今回このカタログ欄を借りてメモさせていただきました。

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     2009/10/08

    私はあまりショパンを聴く方ではないのですが所謂名曲集を求める際、1955年ショパンコンクールで一位、二位を分け後ある意味で明暗?を分けたアシュケナージ盤、ハラシェヴィツチ盤とセットでHMV割引キャーペーンに乗って一緒に購入しました。名曲集ですから収録曲は殆ど同じで聴き比べもできます。ただアシュケナージのみの演奏盤には私の求めた曲が収録されていなかったのでつまりケンプ、ボレット、カッチェンも分担したものを手元で聴く事となりました。いずれにしても他のアシュケナージが弾くショパン名曲集も素晴らしいと思います。

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     2009/10/08

    私はあまりショパンを聴く方ではないのですが所謂名曲集を求める際、1955年ショパンコンクールで一位、二位を分け後ある意味で明暗?を分けたアシュケナージ盤、ハラシェヴィツチ盤とセットでHMV割引キャーペーンに乗って一緒に購入しました。名曲集ですから収録曲は殆ど同じで聴き比べもできます。ただアシュケナージのみの演奏盤には私の求めた曲が収録されていなかったのでつまりケンプ、ボレット、カッチェンも分担したものを手元で聴く事となりました。いずれにしても他のアシュケナージが弾くショパン名曲集も素晴らしいと思います。

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     2009/10/08

    私はあまりショパンを聴く方ではないのですが所謂名曲集を求める際、1955年ショパンコンクールで一位、二位を分け後ある意味で明暗?を分けたアシュケナージ盤、ハラシェヴィツチ盤とセットでHMV割引キャーペーンに乗って一緒に購入しました。名曲集ですから収録曲は殆ど同じで聴き比べもできます。ただアシュケナージのみの演奏盤には私の求めた曲が収録されていなかったのでつまりケンプ、ボレット、カッチェンも分担したものを手元で聴く事となりました。いずれにしても他のアシュケナージが弾くショパン名曲集も素晴らしいと思います。

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     2009/10/08

    私はあまりショパンを聴く方ではないのですが所謂名曲集を求める際、1955年ショパンコンクールで一位、二位を分け後ある意味で明暗?を分けたアシュケナージ盤、ハラシェヴィツチ盤とセットでHMV割引キャーペーンに乗って一緒に購入しました。名曲集ですから収録曲は殆ど同じで聴き比べもできます。ただアシュケナージのみの演奏盤には私の求めた曲が収録されていなかったのでつまりケンプ、ボレット、カッチェンも分担したものを手元で聴く事となりました。いずれにしても他のアシュケナージが弾くショパン名曲集も素晴らしいと思います。

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     2009/10/08

    1955年ショパン・コンクール優勝者であり当時第2位に甘んじたアシュケナージと以降各歩む道は明暗?を分けたとも言われますが本盤はそのハラシェヴィッチが収録した所謂名曲集(但し、内容内訳が不明)でショパンしか聴けないハラシェヴィッチ、当時ショパンと言えばいい意味でも悪い意味でもこのピアニストがレコード界を賑わしました。アシュケナージと共にショパン弾きとしてはある識者によりますと現在の若いピアニストグループの一世代前の第三世代グループに属します。演奏は現代的な中に地元色というかそのバランスが結構素晴らしいと思われます。

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     2009/10/07

    これもLP時代第40番、第41番を聴きだしてからのつきあいなのですが、所謂モーツアルトの後期交響曲集というもので現在リリースされているCDを聴き通しますとベーム/BPOの演奏は決して「華」はないけれどもむしろ微妙な重厚さが「飽き」の来ないスタイルを収録当時早々に確立してしまったような感があります。一曲一曲他の演奏と比較すれば聴く者の勝手で一長一短ならぬ一好一嫌でチョイスも付きまとわざるを得ないこともありますが全体としてはベーム盤は素晴らしく座右に置いて永く聴かれてしかるべきものでしょう。もう何回も色々なカタログで出ている名演奏なのでまだ入手されていない方は是非薦めたいものです。

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     2009/10/07

    独特の少し甘ったるい録音なのかワルターの演奏が元々そのういう気味があるのかは確かではありませんがやはりブラームス第4番の最右翼の盤と申せましょう。第1楽章のコーダに入って行く過程は程のよい興奮を呼び起こし終楽章のコーダはその「諦観」を感じさせずにはおられません。これらの箇所というかポイントをより効果的に演奏している盤は出てきていますが曲全体のバランスを取っての設計はさすがワルター晩年で到達した芸風なのでしょうか。今回本当に音にこだわるマニア向けに45回転LP・・・四枚組・・・が出るのも昔からこの演奏に接している我々の年代の者には頼もしい限りです。

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