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seigo-hk さんのレビュー一覧 

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     2021/07/19

    『 取材・執筆・推敲 』シンプルな表紙と簡潔な題名から要点をおさえた仕上がりなんだなと思えたり、全体を通じて、伝えようとする意思のかがやきを感じる。「文体は筆跡と似ている。」と展開しているところとか興味深い内容だった。「個性的であろうとせずとも、筆跡にはその人の個性があらわれる。自意識、美意識、根気、我の強さ、さまざまなものが、筆跡からは見てとれる。そしてどれだけていねいに、無色透明の字を書こうとしても、やはり文字にはその人が出る、年齢や書く回数を重ねるほど、その人だけの字風になっていく。」今の時代、手書きの文字でやりとりする機会は少なくなってはいるものの、読みながらうなずいてみたりする。「文章を書くときも同じだ。あなたの文章にはすでに自分だけの文体が宿っている。もしも見えないとすれば、文章の色が濁っているからだ。自分ではない色を取り払い、自分に嘘ををつかず、正確で透明な文章をめざしていこう。」文章を扱う専門の人がこれだけの決意や注意深さを持っていることを知れたりして、普段なにげなく読んで楽しむだけでなく、時には意識を高めて本や文と向き合うのもいいなぁと思えたり、厚みのある一冊です。

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     2021/07/18

    『 ない本、あります。』As can be expected from the title. Be written about something with no concrete substance. Pipe dream. A visionary book. Have a strong presence. Develop imagination skills. Involve consciousness as well as matter. Generate imaginative ideas. A valid and feasible way. Strange wording of the title. Completely utopian idea. This is a very interesting book.

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     2021/07/17

    『 生命とは何か 』 蝶に魅せられたのがきっかけとなっているという話しがとても興味深かった。生き物を見たりする時に、細やかな着眼点や根強い観察力を持っていたなら、自分も研究者になっただろうかと思いもするけれど、やはり簡単にはなれそうもない。凄い人は幼い頃のはじまりから面白いのだなぁ。少しの気付きから思索を展開出来る能力を持ち合わせている人の良さみたいなものが、この本から伝わり来るようです。なるべくわかりやすい雰囲気を生んでくれているというか、むずかしい方向には持ち込まない余裕がただようようです。その中でも、おおぉっと、引き込まれた内容がこちら。「すべての細胞は、内部状態と周りの世界の状態の変化を検出して反応することができる。自分たちが棲んでいる通常の環境から隔てられても、周囲とは密接に連絡をとりあっている。〜常に活性化して働いている。〜細胞は、あらゆる種類の動植物や菌類と、たくさんの特徴を共有している。細胞は成長し、繁殖し、自らを維持しており、これらすべてを行うことによって、目的に向かっているように見える。とことん存続し、生き残り、繁殖するのだ。」このような書かれている言葉の耳新しさに、感動したり。心強いものを見つける楽しみ。題名のような問い掛けに対して、何かしら自分も考え続けていようと思える本。

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     2021/07/16

    『 半農半X 』タイトルに既に気持ちが込められていて、歩むべき道や方向性のシンプルな提示が為されている。小さな暮らしの中の充実感ある使命とやさしいライフスタイル。実践天賦。従順自然。人生における農の重視。持続可能な農のある暮らしを大切にする方向。与えられた天与の才を世に活かすこと。人生や社会の幸福につなげようとする方向。地域を見つめ直すあるもの探し。つくる知恵。住む工夫。匠の技。自然。生物。民族文化。伝承。等の地域資源。照らし合わせては、組み立てる未来像。個人と社会が調和しながらともによりよい方向へ進む。自分で自分を鼓舞し、困難の時代を乗り切り、未来を切り開いていく・・・という充実の内容に溢れている大事ないくつものメッセージ。自然と寄り添いながらアクションを起こしている生き方に、学べてはヒントを得たり、感心したり、感動したり、といろいろとためになるし、楽しめる一冊です。

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     2021/07/16

    『 日本の路線図 』 全国の主要な場所へのアクセス感覚と言いますか、地理に明るくなったり、土地勘のようなものを身につけるには、ある意味、地図よりも便利かもしれません。読み仮名付きで順序良く眺めてゆける幾つもの駅名または地名。普段はその土地に住んでないとなかなか触れることのないものを、一度に全国のある程度の路線を把握出来るという楽しみ。日本中こんなに線路が通っているのだなぁと驚いたり、旅気分の疑似体験(実際にも使用出来ますし)でチェックしたり、ひとつひとつデザインとしてのバリエーションで各路線の面白さを堪能したり、いろんな見方や楽しみ方がある良い一冊です。

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     2021/07/16

    『 世界の広場 』 各地それぞれの町の顔と言いますか、表情のようなものが感じられます。質素で素朴な良さもあれば、派手に飾り立てられた良さもあって、さまざまな表情で語りかけてくる。生活している人々の鼓動が、または呼吸が、かたちづくっている場所のひとつの象徴のように。どのような経緯や歴史で現在の姿になったのか?現代の景観に至るまでのことは写真からは辿ること出来ないが、ひとつひとつ推測したり、さまざまな角度から考えを巡らせてみる時間の楽しみ。お国柄が溢れていたり、地形を活かしていたり、長い年月の人々の営みが感じられたり、純粋に美しい場面の数々が見れて面白い。

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     2021/07/15

    『 絶景の飛行機 』 シンプルな響き。まず題名に何だろう?この聞き慣れない言葉は?というところから、気持ちを飛ばされていた。電磁誘導に乗せられるように、ページをめくっていた。ただの絶景の写真でもなく、ただの飛行機の写真でもない、さまざまな景色の中を行き交う飛行機の瞬間を捉えた写真の数々。題名に関しての疑問はひとたび着地した。しかし、眺めていると新たな疑問も浮上してくるもので、飛行機と地形を更に上から見下ろして撮影している写真が幾つもあるではないですか。どうやって撮っているのだろうと、驚いたり、興味を持ったり、感心したり、考察したり、瞬間瞬間の貴重さがとても眩しいです。いろんな条件が重なって撮れた写真の数々を、さらに集めて一冊にするという果てしない工程のたいへんさを思わずにはいれません。自力では飛べないし、世界各地は回りきれないし、ありがたい幾つもの眺め。玄武岩の台地。コロニー氷河。一面の雲海。色とりどりのコスモス畑。都市も砂漠も本を通じて知れる景色。飛行機の種類も豊富でジェット機に水上飛行機に遊覧飛行機にヘリコプターにグライダーにコンコルド。めずらしい光景や飛行機を同時に楽しめる一冊になっています。

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     2021/07/15

    『 新・世界の空港 』 家に居て眺めながら、気分転換の発着場所を探している。遠くへ行きたいという感じよりも、視覚的に新しい感覚を求めている時の、ちょっとした楽しみ。知らない国の知らない人々がたくさん通過するところをイメージしては、目線を飛ばして遊んでいる。その土地土地の建築物のものめずらしさ。規模の大きさによる飛行機の密集具合。ありえなさそうなバランスの自然景観の中の佇まい。パラパラと本をめくっては、ページ上空を巡ってゆく。今ある世界の記録として、あちらこちらの雰囲気をなんとなく感じたり知れるのも良い。

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     2021/07/15

    『 不揃いの木を組む 』 題名から既に固い意志の貫きを感じる。本の中では、木を拵えて組み上げていく作業を人生と合わせて語っている。職人の方の考え方や思いに触れては、自分の姿勢を見つめ直すのにも役立つような、良い言葉が一冊の中に溢れている。「修業を耐え抜いて、生まれるやさしさ、心のゆとり」「規格化されたものではない、不揃いの木を生かして、千年を越えて塔を支える」「一本一本で支え合う、総持ちで立つ、みんなで持つ」「不揃いこそ、社会のかたちとしては、安定感があるし、強い」長い時間をかけて、経験を積んで、技を身につけて、働き精進して来た方の心がまえや、取り組み方を、知ることの出来る充実の内容。読んでいるうちに、現場を確保しては、環境を維持し続けて来た人から、直接話しを聞いているような感覚を覚えたり、いろいろと学ぶことも出来たりもして、とても心強い一冊です。

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     2021/07/13

    『 奇書の世界史 』 題名や表紙のインパクトに引っ張られそうですが、さまざまな感覚にまっすぐに向き合えて良かったです。奇書を紹介する本としては奇しいところはなく、明快な内容でわかりやすく、明確な意思で世界の歴史的な書物の数々を伝えてくれている。読み終わった後も、当時の時代背景と書かれた文字の与える影響についてや、言葉を受けとめる姿勢等、いろいろと考えさせられる。後世に残り続けることで「異端の発想」がいつのまにか「偉大な発想」へとなったりすることや、「時代の変遷に伴う価値観の変化の浮かび上がり」について語るところなど興味深かった。見出しの拡大化やページの色分けや扉のイラストの挿し込み等で、見た目が飽きない工夫も為されている。ところどころに配置された言葉も、内容に合わさって響いてくる。「なにが不可能かを断言することは難しい。昨日夢だったことは、今日の希望であり、また、明日の現実でもあるのだ。」読んでいて、だんだんとイメージが広がる印象も持てたり。「地球は人類のゆりかごだが、いつまでもゆりかごの中に留まってはいないだろう。」いくつもの刺激的な発想に触れて、自分の中にも何か新しい案が出てきそうな思いが持てたりして、楽しめました。

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     2021/07/12

    『 戸惑う窓 』 美しい文章で自在に開いてゆく視野、いくつもの窓。この本自体が豊かな世界を見せてくれる窓のようだ。独自の視点で選び集め、磨いては、示してゆく窓枠。まるで装置のように良い感覚、心地良い気を巡らしては流しつづけている。「 採光、もしくは換気という機能を与えられた窓は、なぜかその機能以外の力で私に働きかける。」本人の文章も他の人の文章も構成の中で、見事な織り成しで複合的な意味を帯びては魅了してゆく。「 さまざまな条件にこちらの精神状態がうまく合致したとき、窓は窓という規矩を押しつけることをやめ、真の意味で開かれた窓になるのではないか?」その時々に問いや考えを抱いては、いろんな場面にふれて、役割をひとつひとつ見つめてゆく的確な視点。「 命の兆す瞬間を見定めるための、いわば本能的な枠組み。」ページをめくるたびに、良く配置された全体の仕組みに感動してしまう驚きと戸惑い。「 語る行為は語られることに変転し、見る行為は見られる行為にすりかわる。」人の言葉も活き活きと伝えながら、本自体の魅力も次々と増してゆく。「 窓の夢想は、鏡以上の力をもって、自分に自分を返してくる。窓から外を覗くことは、内側を覗くことに等しいのだ。」行き来しては、感覚を呼び覚まし、美しい光景へと通じてゆく。何度も読み返したくなる遥かに視野の広がりゆく本。

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     2021/07/12

    『 蓑虫放浪 』 時代を遡ると凄い人がいたのだなぁと、世の中には知らない面白い人がまだまだいるなぁと感じさせてくれる。このような魅力と異彩を放つ人物がいたなんて、知ることが出来て嬉しい。とても豊かで細やかな紹介で浮かび上がりくる人物像。味のある画の数々や足跡や歴史。充実の内容に満足させられる。文章の良さに加えて。熱意あふれる凝りに凝りまくっているデザインに構成。ページの端々や裏側や帯までもゆきとどいている意思。多方向から知性を刺激してくる仕掛けのように、視覚的にも存分に楽しませてくれる。素晴らしい一冊。

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     2021/07/11

    『 なぜ花は匂うのか 』だいぶ昔に書かれたものが、活き活きとして現代の本とともに並んでいる鮮やかさ。当時の時代背景による、考え方や価値観に現代とのちがいを少しは感じるところはあるものの、精神性の輝きから、今でも褪せることのない新しい印象や感覚を与えてくれている。植物への想いあふれる豊かな話しぶり、書き記しに魅了されてゆく。添えられたやさしくこまやかなタッチの図の魅力。日頃から何度も何度も、野山へ分け入り探求し続けた植物。観察し続けた自然の妙工。草木を友として見つめる人物の美しい記録の数々。好きなものを調べきわめてゆくことの姿勢にも惹かれる。本としての手にした時のサイズ感の心地良さもあったり、内容ももちろん楽しさと面白味にあふれて充実しています。

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     2021/07/11

    『 声でたのしむ 美しい日本の詩 』題名にしたがって、目で眺めるだけでなく、素直に声にしてみると、ただ読んでいるだけではなかなか得ることのない、充実感が得られた。自分で発して、耳にして、音にして、染み入るひびき。詩そのものの持っている味わい深さや、意味の奥深さがさらに、息づいてゆくような感覚がある。言葉そのものとたわむれる実感。詩に込められている意味が浮かび上がり来るような不思議な体感。詩と添えられた文にイマジネーションを刺激されては、次々と声にしてゆく能動的な楽しみ。美しい詩が生む音の世界、良いです。

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     2021/07/10

    『 青春忘れもの 』まず題名からして風通しの良さそうな印象で、内容にも面白い空気感が一冊通して流れている。人生経験の豊かな場面の数々、昔の時代の生活の息づかい等を感じたりしながらも、気軽に楽しく読みすすめることが出来る内容です。この本を書いた当時の著者の年齢が、たまたま手にした今の自分の年齢に近くて、自分とくらべてみては、驚いたりしながらも、なかなか良い読後感が得れてグッド。

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