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13人の方が、このレビューに「共感」しています。 2009/05/23
前作と本作の2作が彼のソングライターとしての独自の才能が最も輝いていた時期でした。 イギリスと日本だけに留まらず念願の全米でのブレイクも果たしました。 とにかく1st同様、メロディが素晴らしく全く逃げていない様が爽快! 80年代だからこそ開花しえた才能でした。 この手のソングライターが90年代突入とともに「用無し」にされた世の中の音楽に対する価値観の激変に、私はひとり取り残されて今日まで生きています。 でもこの当時形成された私の音楽的価値観は誰が何と言おうと揺らぐ事はありません。
13人の方が、このレビューに「共感」しています。
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1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2009/05/23
トンプソン・ツインズの『INTO THE GAP』と並んで、80年代シンセ・ポップの最高傑作。 アルバム全編にほとばしる楽曲の高質ぶりが素晴らしい! イギリス人特有の内省的な一面を作品の良さとして昇華出来る力量は、逃げないメロディで正々堂々と勝負している点からも実証されています。 今作で全てを放出してしまったかのような感もありますが、次作でアメリカでブレイクした様からも、当時のイギリスのソングライターとしては貴重な存在でした。 ”第二のエルトン・ジョン”という期待もかけられてましたっけ。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。
2人の方が、このレビューに「共感」しています。 2009/05/23
前2作での成功を受けて彼らなりに発展形として進んだ自然な流れだったと思います。 「Mistake No.3」という名バラードが光ってますが、いはゆる「ヒット・ソング」的な要素を持つ楽曲は無くアルバム曲としての平均水準を維持しているにとどまっている感は否めません。 日本ではまだ人気が持続していましたが、全米での明らかなセールス・ダウンが、そのままこのバンドの存在をフェードアウトさせて行きました。 しかしながら、今冷静に聴けば、そこまで駄作な感じもしないので何だか勿体無いアルバムですね。
2人の方が、このレビューに「共感」しています。
「君は完璧さ」って、曲が良くなかったらとんでもない邦題ですよね〜。 この曲だけズバ抜けた完成度を誇りますが、他の楽曲もダンス・ミュージックとしてはチープなサウンドながらも、そこそこ踊れる曲で固められてます。 次作への片鱗が微塵も感じられない1stアルバムですが、基準値以上のクオリティを確保しているあたりに、今後の活動に期待を抱かせる雰囲気がありました。
同時代のDURAN DURANと比べると遥かに対応年数が長いスタンダード・アルバム。 それはブラック・ミュージックの影響下にあった分、ボーイ・ジョージがPOP MUSICIANとしてジョージ・マイケル、ミック・ハックネル同様UK屈指の才能を持っていたという事。 楽曲がとにかく”絶対的”にイイ。 バック・ボーカリスト:ヘレン・テリーの存在も忘れるべからず。 結局2枚目で最高傑作に到達してしまった早熟振りが、バンド生命を終焉に急がせた結果になりましたが。
4人の方が、このレビューに「共感」しています。 2009/05/23
もしこのアルバムの日本国内盤が発売されていたら、少しは評価も上がったでしょうか。(某レコード会社から発売決定していたにも関わらず突然発売中止になりました。) ズバリ『THE SEEDS OF LOVE』と並ぶ信じられないクオリティを露呈してくれた大傑作アルバム!!!!!!! ローランド個人での一連のアルバムも確かに毎度毎度のハイ・クオリティぶりに「あぁ、この人本当に天才なんだな」と納得しまくってましたが、やはりカートとの相性がいいんでしょうね。 「シークレット・ワールド」。この1曲だけでも是非聴いてみて下さい。
4人の方が、このレビューに「共感」しています。
8人の方が、このレビューに「共感」しています。 2009/05/23
80年代UK産の全POP ALBUMの中で“間違いなく”最高傑作のアルバム。 他の誰がこんな凄いアルバム作れますか? フィル・コリンズ、マヌ・カッチェ、サイモン・フィリップスという最高峰のドラマーに加えて、ロビー・マッキントッシュ(G)、ジョン・ハッセル(tp)、ピノ・パラディーノ(Ba)までも動員され、トドメがオリータ・アダムスという希有なヴォーカリストの起用。 1曲1曲1秒1秒全てが意味を為し、音楽芸術の深さを教えてくれる歴史的名盤だと断言します。もしまだ未聴でしたら“即”お買い求め下さい。
8人の方が、このレビューに「共感」しています。
この不器用で地味な表情のジャケットからは想像もつかないですよね、素晴らしい内容のアルバムだとは。 M2.がベスト・トラックであるのを筆頭に全米No.1シングルにもなった「シャウト」「ルール・ザ・ワールド」というキラー・チューンに加えて、アルバム全体の流れをギュっと引き締めている「アイ・ビリーヴ」「ヘッド・オーヴァー・ヒールズ」の置きどころも素晴らしい。 次作が本当の最高傑作なのですが、当時少なかった「UKアーティストによる全米No.1」を実現した功績は大きいものがありました。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2009/05/23
彼らの最高傑作はコレ。 頭3曲のクオリティには当時”どうしたんだ!何なんだこのクオリティは!!”とドキドキしたものです。 1曲目のイントロのカッコよさに、とにかくシビれました。 残念なのはM9.のチープな作風のみくらい。 ラスト「グッバイ」はビデオの素晴らしさでもその感動を増幅させられるキャリア最高のバラード。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。
前作、前前作での成功に気をよくしたのか、更にエスカレートした作風が少し仇になった感のある大味なアルバム。 今作に「ハードロック・バンドのアルバム」という印象はありません。 BON JOVIの成功を意識しまくっていたのかもしれませんね。 ラスト曲「ハーツ・アウェイ」が秀逸! ブラッド・ギルズの“針の穴に糸を通すほどの”と称されるキメ細かいアーミングは絶品。この曲のソロを聴くためだけでも買って損はないと思います。
曲数が10曲と、全容を掴めるライヴ盤ではないものの、このバンドのクオリティの高さがいかんなく発揮された良盤です。 完全に本作で後追いで聴いた過去の楽曲群の素晴らしさたるや! 特に「ロミオとジュリエット」は原曲よりも数倍味わい深い作風に変貌を遂げています。(なんでこんなギターが弾けるの?) 観客の大合唱が聞こえる「ブラザーズ・イン・アームス」が圧巻。 こんな暗い曲でも声を出して歌わずにはいられないほどの名曲だという証です。
前作があらゆる意味でピークかのように思われがち(というか日本は特にですが、なぜ「一番売れたアルバムが一番良い」みたいな風潮があるんですか?)ですが、今作のより深化した作風はもっと評価されるべき。 タイトル曲を聴いた事ありますか?? 前作よりもバリエーション豊かなマーク・ノップラーのギター音色も楽しめます。 しかし本作を最後に、マークはソロ活動に専念しバンドは休止... 一度生でライヴが見たかったバンドでした。
MTVを皮肉った「Money For Nothing」で”皮肉な事に”そのMTVでの大量O.A.により、全世界で爆発的に売れたアルバム。 私もこの曲で初めて彼らの存在を知りました。 STINGのゲスト参加効果は絶大でしたね... でもこのアルバム自体は大変クオリティが高く、CD時代を象徴する音の良さも相まって「大人のアルバム」という当時中学生の私の印象でした。 マーク・ノップラーの声とギター。やがて私の音楽人生に欠かせないものとなるのでありました。
前作からキーボード色を大幅に排除し、ギター・サウンドをベースにより“楽曲と詞”を前面に打ち出した大名盤!! 世の無常観やシリアスなテーマなど、様々な人間模様が渦巻く俗世間を見事に描写しているあたりに彼のアーティストとしての信頼性が絶対的な評価を得ている事を痛感します。 サザンの音楽は良く知りませんが「桑田佳祐」として生み出した作品群の中でも、このアルバムの中の楽曲が最高なのでは? 洋楽ファンにも是非、聴いて頂きたい「日本音楽界最高の才能」です。
3人の方が、このレビューに「共感」しています。 2009/05/23
彼らの歴史の中で最も見落とされがちなアルバムである事が残念ですね。 『ノトーリアス』の世界からまた一歩飛躍して、初めてコンセプチャルな作風にチャレンジした貴重なアルバムなのですから。 後半楽曲の世界は、初期のサウンドからは想像出来ない変革ぶりです。 『ノトーリアス』にも共通して言えるのですが、ニックのキーボードが以前みたいに全面でテカテカせずに、ピーター・ガブリエルやピンク・フロイド風の効果音的な役割になった点が音に奥行を生み出す好結果になってます。 今こそ、表舞台で評価されるべき名盤だと思います
3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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