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　2012/01/02

　レイハは木管楽器奏者にとっては大切な作曲家ですが、モーツァルトと並べてしまうと凡庸に感じられます。モーツァルトは素晴らしい演奏です。ペテルコーヴァのクラリネットは、バセットを使用していることがそれほど強調されるような演奏ではありませんが、技術的に完璧であるばかりでなく、1つ1つの音やフレーズがとても丁寧に、起伏に富みながら流れるように演奏されています。またSQに対して目立ちすぎることがなく、時にはアンサンブルの1パートに徹する姿勢が伺われ、全体としてクラリネットが含まれている5重奏という趣で音楽的一体感が感じられます。期待していなかったクッカルの曲は思いの外カッコイイです。これは掘り出し物です

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　2012/01/01

　ハスキルとアンダとガリエラの息はピッタリ合っており、音質そのものも十分鑑賞に耐え得るレベルですが、3曲とも揃いも揃って音程があまりに高く、気持ち悪くて音楽に浸ることができません。録音機ではなくマスタリング時の機器の問題でしょうか?　仮に機材のせいだとしても、テンポはせいぜい数％しか変わらないはずですが、テンポまでも異様に速めに感じられます。

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　2010/03/24

　名手スークのバッハのコンチェルトともなれば否が応にも期待してしまいますが、この程度の編成のコンチェルトでさえ、スークには大きすぎて窮屈なのかもしれません。

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　2010/03/24

深作欣二監督がスターウォーズに触発されてが作成したという、曰く付きの映画の音楽です。「リアベの騎士」はショスタコーヴィチに酷似しており、それだけでも(話の種に)聴く価値があります。

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　2010/03/24

　演奏はそう悪いものではないのですが、同年代の西側における音盤作成を目的とした録音とは到底思えない音質です。それとも、リマスタリングの失敗でしょうか。

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　2010/03/24

　6人の一体感、音楽的構成感、演奏の風合いというか肌触りの生々しさにおいては、世評の高いアマデウスやスターン等オールスターキャストの盤を遥かに凌ぐものです。

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　2010/03/24

　氏の体力、録音の優秀さ(ハード的にCD向け録音技術が一定の水準に達した頃)、フランスのオケがまだフランス色を残していたギリギリの時期、などなど、非常に良いタイミングで録音されたなかなかの名盤だと思います。惜しむらくは、カルメンの曲数が少ないこと(LPの収録時間の制約があったためか？)

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　2010/03/24

　映画でジュリー・アンドリュースを採用しなかったのは、ミュージカル(映画)史上に残る大失態でしたね。もしも映画のサントラだけ持っていらっしゃる方がいたら、すぐに買うべし。伸びやかで、時に下町の親しみ易さを感じる歌声、最高です。

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　2010/03/22

　なかなか良い演奏です。所謂スタジオミュージシャンによる演奏と思いますが、一音一音丁寧入魂と言った趣です。今でこそ日本が世界に誇る大衆文化として認知されていますが、当時のアニメは「良い子は見ない」という扱いでした。そのような扱いを受けている作品群のBGMにこれだけ気合の入った演奏をするとは!!　星を5つでなく4つにした理由は3つ。1)　モノラルであること、2)ややパリパリしたマスタリングで耳が疲れること、3)最終回大詰めの地球滅亡の危機の場面の音楽が収録されていないこと、です。

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　2010/03/20

TV番組の何かの番組のBGMでマリンバ版「東風」を耳にし、検索して購入しました。TVで耳にしたアルバムに相違ありませんでした。
　YMOの音楽とマリンバ編曲との相性が非常に良いことは疑う余地がありませんが、そのことを十二分に示している編曲とは思えない、というのが正直なところです。マリンバは非常に変幻自在な楽器なので、allマリンバでも、いや、allマリンバでこそ、YMOの魅力もマリンバの魅力も伝わると思うのですが。