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ヒューブーン さんのレビュー一覧 

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/03/30

    トゲのないショスタコーヴィチだという点で、ムラヴィンスキーとは正反対。同じ土壌で比較されたくないと言う指揮者の意向なのだろうか?
    5番6番ともに悪くはないが、さりとて存在価値のあるディスクとは言えない。ただ才気だけはビシビシ感じる。こういう演奏スタイルなら、むしろプロコフィエフなんかに向いているのでは?

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     2011/01/21

    テーマにも焦点が合っているようにも思えないし、文章も構成もごちゃごちゃしていて、内容云々以前に、もっと整理して出版すべきだと思う。またデータもかなりいい加減だ。例を挙げると…まず(「はじめに」のページが27ページと有るから、その前のページは26ページと推測)26ページに『ケーゲルのアルビノーニのアダージョが含まれたアルバム』として紹介されているCDのジャケットだが、このジャケットのCDにはアルビノーニのアダージョは録音されていない。この写真に記載されてある作曲者の羅列にアルビノーニの名前がないことからも明らかである。また68ページの9行目に「モーツアルト最後の変ホ長調交響曲(第39番)」と書かれてあるが、第40番や第41番の存在をご存じないはずはないと思う。(まさか「39番の後には変ホ長調は書かれていない」という意味ではないですよね?) こんな単純なツッコミを入れられてしまうわきの甘さに加え、カラヤンに対する批評も すでに言い尽くされたことだらけで新鮮さも皆無だった。ただ 突っ込み所を探しながら読み進めるにはけっこう楽しい読み物である。それが証拠に、かくも多くの皆さんからコメントいただいて、賛否両論を巻き起こしている。

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     2010/12/21

    silverさんには、ほぼ大いに同感です。(そして僕もザンデルリング盤を愛聴しています)
    僕はこと10番に関しては「絶叫しないマーラー」を聴いてみたいと思っていたので楽しみだったのですが、この演奏の腑抜けにはちょっとガッカリしました。 ジンマンのマーラーの魅力?特徴?の一つでもある「透明さ」もこのCDでは影をひそめ、ドップリ聴かせるべきところで、室内楽かと見まごう薄っぺらさが感じられる個所も少なくありません。
    ただ終楽章に関してだけは、マーラーらしくはないものの、例えばペッテションの7番8番を予感させるような諦観の響きが聴こえて来て、この楽章だけは好きになれそうです。

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     2010/12/02

    知名度は低いものの、曲そのものは第一級の作品であり、コンサートのサブメインプログラムとして演奏されてもなんら不思議はない。演奏に関しては、僕は同曲に関して他では[ポンティ(P),カップ(con),ウエストファーレン(so)]の一枚しか聴いたことがないので、この盤との比較のみになってしまうが、結論がら言って、ポンティ盤の方がベターと言える。表情の多彩さや、オケの自己主張度など、ポンティ盤に比して、ニコロージ盤はやや平坦で大人しすぎる。

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     2010/11/12

    まさに宝石の詰め合わせのようなBOXである。
    ザンデルリングというとまずブラームスを思い出すリスナーが多いと思うが、この16枚のCDにはブラームスは一枚もない。
    それにしても マーラーやショスタコヴィッチのような「やんちゃ系」や、シベリウスみたいな「引籠もり系」の音楽に、中庸の美徳とも言えるザンデルリングの芸風で、どうしてこんなに感動的な演奏が可能なのか? 逆説風な言い方をしてしまえば『あたり前過ぎた表現が、これらの曲にはかえって新鮮』と表現できるかもしれない。

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     2010/11/08

    例えば、軽量級の指揮者…と言われてすぐに思いつくのは、レーグナーとアルブレヒト、音楽をノリで体感させる指揮者…と言われればクライバーがまず思いつく。
    で、それら「軽さ」と「ノリ」を双方兼ね備えたのがメータだ。
    このマーラーの第6番に関しても、聴きだしてすぐ「これだけの快演が、どうしてもっと評判にならないのだろう?」と思わざるを得ないほどの名演だと思った。 1970年代に一斉風靡したウィーンフィルとの『復活』が、少しだけ大人びて、老若の長所をいいトコ取りしたような演奏だったからだ。 惜しむらくは…第3楽章あたりでだんだん間延びしてきて、終楽章ではその方向性を失い、収拾が付かなくなったような、尻切れトンボ的な終わり方をしてしまうこと。まぁそれもメータらしいといえばらしいが…

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     2010/10/30

    2002年1月19日に、東京芸術劇場で聴いた ヴァンスカ/読響 のシベリウスの第2番では、それこそ超弩級の感銘を受けた。 このディスクからもその時のクウキが伝わって来なくもないのは、やはりヴァンスカという指揮者が シベリウスという作曲家と同化したような音楽を作るからだろう。
    東京杉並の「風使い」さんがおっしゃる「最高の一枚」という評は、演奏と言う意味に限って全くその通り、同感です。
    ただこれは音響装置との相性の問題かもしれないが、音が籠ってしまっていて飛び出してこない録音は なんだろう?よく駅などで売っている500円くらいのCDによくある音だ。同コンビのシベリウス第5番のCDも同じような音質。迫力が乏しいと言うだけでなく、音に潤いもない。かと言ってカラッとしているわけではなく、干からびた感じ。BISというメーカーの個性なのかもしれないが、これだけはいただけない。

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     2010/10/26

    凄い… とにかく凄いとしか言いようのない作品だ。
    万物が凝縮していて、ジャンルという観念は既に超えてしまっている。
    ジークフリートの章で、この作家のレギュラーが登場するが、そのアンバランスささえもプラス効果を醸しだしている。 これだけムチャクチャに風呂敷を広げておいて、最後には予定調和?でまとめてしまう作者の手腕には唖然とするほかはない。 書きたいこと、書くべきことは無数にあるが、この作品を評するような大それた文章は、とても僕の手には余るし「恐れ」すら感じる。

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     2010/10/25

    この演奏がなぜCD化されるのか? 疑問以外の何物でもない。
    実演では盛り上がったのかも知れないが、ディスクからはその片鱗さえ感じられない。録音も、オケがヘタに聞こえるくらい貧弱だ。

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     2010/10/08

    かつてバックパッカーであちこちを旅した僕としては、なんだか他人事とは思えないほどの思い入れのある作品だ。小説でも読んだが、この作品に関しては圧倒的に映像の方がベター。VHSで持っているのだが、DVDに買い替えるべきか?

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     2010/10/08

    冒頭など特に 島田荘司氏の『眩暈』を彷彿とさせる作品だ。
    ただ 作品として『眩暈』の域には達しておらず、新鮮味も感じられなかった。
    まず登場人物にあまり魅力を感じられないことが挙げられる。
    ワトソン役(兼少しホームズ役でもある)の川路弁護士だが、自分のことを「わし」と言うのに、語尾を「○○っす」と話すなど、人物像が絞りづらい。
    ヒントだけ与えるホームズ役の邦彦に関しては、なんだか全く好感が持てない。
    たすきに「どんでんがえし」と書いてある割には、予想の範囲を超えない結末だし、意外性もリアリティーもあまり感じられなかった。
    ただ個人的にはこういったジャンルは最高に好なので、どうかかんばって素晴らしい作品を生み出してもらいたい作家さんである。

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     2010/09/21

    指揮者本人はおそらくドラマティックに演奏しているつもりなのだと思うが、一般的な「節操」の範囲を決して逸脱できないのが、バレンボイムの個性だ。ただ「節操がある」と言えば、大人しいようにも感じてしまいがちだが、実はそれはまったく違う。バレンボイムの作り出すこのマーラーの音楽は どちらかと言えば「邪悪」な精神が色濃く内在していて、それが今までにない、マーラーの新しい視点になっている点、大いに存在価値のあるディスクだ。

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     2010/08/13

    ベートーヴェンでげんなりしてしまったジンマンだが、マーラーはそれなりに素晴らしい。奇をてらった解釈でなく、とりたてて情熱も感じられず、心底に響くような主題性もない。ジンマンのマーラーは(…とは言っても他はまだ6番しか聴いていない)、強いて言えば小澤征爾のように、ニオイのないマーラーである。従って「暗さ」や「ドラマ」の内在を求めて聴いていたら物足らないこと必至であり、むしろ瞬間瞬間の音、響き、音色 などを楽しむ演奏だと言える。想像だが、多分”純器楽”の,7番9番あたりが素晴らしいのではないか?是非引き続き聴いてみたい。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/08/13

    カーステで運転しながら聴いていたのだが、第6楽章に入った途端、聴覚すべてを持って行かれてしまった。 これは第6楽章だけが突出して素晴らしいと言うより、バルビローリ,ひいてはこの時代のこの曲の表現が、この第6楽章の魅力と見事にマッチングしていたと言うことなのだろう。
    ★5つは「推薦する」という意味ではなく、記録としても貴重な録音であると言う意味を込めて。

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/08/12

    『我が祖国』で僕が最高に愛聴しているのがこの盤であります。
    スメタナやドヴォルザークなどの、いわゆるスラヴ系の音楽は、郷愁をソソるような節回しが特徴で、それを「オラが村の応援団」的解釈の熱い演奏に仕上げて成功したのが 名盤で知られるクーベリックだと思う。ただ、郷愁とは情熱であると同時に「やすらぎ」でもあるはずだ。このサージェントの演奏は、決して最上の録音ではない。しかし安心して耳を傾け、大人の視線で見守られている みたいな、静かな気持ちになれる。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

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