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トップ > My ページ > 海尾水 さんのレビュー一覧
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検索結果:239件中181件から195件まで表示
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0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2021/04/13
輸送機でヘルキャットを撃墜、pー38も素手?で撃墜してしまう驚きの内容。97大艇は2式大艇より旧式であるが操縦しやすいようで、この特性で生き延びたとも言える。戦記で生き残った方々は大抵合理的な思考で、クレバーである。
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屠龍部隊のB29に対する強さはには驚く。37mm砲は装弾数15発の単射式だが一撃必殺の強力な武器で、巨大爆撃機を1撃で仕留める。B29の26機撃墜世界記録を持つ著者の書籍である。
初出撃で何と4機撃墜というスコアでまさに天才といえる。ガンダムのアムロ以上、つまりアニメのキャラを越えてしまう程の働きを見せる。3号爆弾で一度に十数機撃墜し、B29を翼で撃墜、潜水艦も撃沈してしまうエピソードもある。しかも旧式の21型でしばらく闘っている。戦記ものでは最も感銘を受けた。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2021/04/12
パノラマ島綺譚は江戸川乱歩でもかなりの傑作である。他の方も指摘されているが、純文学をも言える芸術性の高さがある。悪役の最期は壮絶で美しい。
全10巻の大著である。主軸の西南戦争が始まるまでには8巻を待たなければならない。よく言われるがこの作品は脱線が多く、全体の分量の半分以上かと思わせる程だが、それによって竜馬がゆくと比べると、大分構成的には破綻している。しかし人物描写はいつもの秀逸さで、この時代の空気感を味わえる。
映画はこれを読むと大分原作に忠実であることがわかる。全5巻なので、映画の続きを知りたい人は読むべきであろう。5巻までで、小人は絶滅の危機だが、家族以外、親戚等、数人出てくる。
13歳で家出してから40年以上山でサバイバル生活をしていたという驚きの人生が描かれている。熊を撃退するシーンは面白い。文明に頼らずとも生きていけると思わせるられる作品。
登場人物名が仮名であること以外はほぼノンフィクション。4度も脱獄できた人物がいるとは驚く。吉村昭の羆嵐とならんで最も面白い作品の1つ。
司馬遼太郎の作品では、最新の研究で分かっていることと比べると妙なところもあるが、人物の実在感などやはり他の歴史小説とは次元が異なる素晴らしさがある。本能寺の変が起こった理由も他の研究書等と比べようがない程納得できるもの。
道三は大名になるまでは親子二代で成し遂げたことがわかっているので、それを知っていると完全なフィクションとなってしまうが、小説としては良くできている。
昔はこんな危険な作業をさせられていたのかと驚く内容。しかし、このような命懸けの仕事をした人びとがいたお陰で、日本が高度経済成長を成し遂げられたということか。今の日本ではこのような感覚はもはやないと気付かされた。
レコードプロデューサーから見た巨匠論で、視点が他の類書と異なり興味深い情報が多い。チェリビダッケが録音嫌いになった理由やカラヤンとムターの四季でウィーンフィルを起用した事情など。カラヤンとグールドの関係についても新情報多い。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2021/04/11
羊たちの沈黙の続編。食人鬼のレクター博士はゴルトベルク変奏曲をチェンバロで弾いたり、美食を好むなど興味深い趣味を持っている。映画と全くことなり、 終わりかたはこんなことあるかと思わせるが、これが著者の本来の意図であることは重要であろう。
7人を殺害した巨大羆による日本最大の獣害事件をいつもの綿密な取材で小説化したもの。巨大羆には素人が銃を持っても役に立たない理由がわかり、人間の肉体的非力さが実感できる。
俳人尾崎放哉の主に小豆島での晩年期の話。結核で闘病した著者だからわかると思わせる、死の直前の細部に渡った凄絶な描写は圧巻。放哉は何故ここまで自分を追い込んだのだろうと考えさせられる作品。
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