吉村昭
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1927年、東京生まれ。学習院大学中退。在学中に同人誌「学習院文芸」(後に「赤絵」)に参加し、作品を発表する。66年『星への旅』で太宰治賞、73年『戦艦武蔵』『関東大震災』などで菊池寛賞、79年『ふぉん・しいほるとの娘』で吉川英治文学賞、85年『破獄』で読売文学賞、芸術選奨文部大臣賞、同年『冷い夏、熱い夏』で毎日芸術賞、94年『天狗争乱』で大佛次郎賞受賞。2006年7月、逝去(本データはこの書籍が...
『雪の火祭り 吉村昭初期中篇・短篇集 河出文庫』より


投稿日:2021/04/18
吉村文学の最高傑作の一つ。北海道在住の方、北海道旅行をする方には是非読んでいただきたい一冊。 「赤い人」とはわかりやすく云うと囚人のことである。明治時代の囚人が 着用していたオレンジに近い赤色に染められた囚人服を「赤」としている。 現在だと想像もつかないと思うが、明治時代には札幌−網走間には幹線道路がなく、旭川などの内陸部の都市は広大な原野に阻まれた実質的に陸の孤島であった。 「赤い人」は過酷な労働条件と自然環境のもと札幌−網走間、距離にして約335kmの幹線道路を開拓・開通した「赤い人」たちの物語を吉村流の写実的なタッチで描いた傑作である。 ご参考までにこの335kmという距離は横浜−名古屋間(約340km)、東京−仙台(約350km)に置き換えるとわかりやすいと思う。 詳細についてはネタバレになるので割愛させていただきますが、この作品を読むと北海道は屯田兵が開拓したという歴史教科書による真実の歪曲が理解できると思います。 こちらの作品を読まれた後に、札幌−網走間を車で走破し、「月形樺戸博物館」「博物館 網走監獄」に実際に足を運んでいただくと教科書には書かれていない北海道の歴史の真実や裏舞台を体感していただくことができると思います。 そんな楽しみ方もできる素晴らしい一冊です。
I.O.U さん
投稿日:2021/04/12
日本人で唯一、世界地図に記された間宮林蔵という男の半生を描いた大作! 江戸時代後期、間宮海峡が島ではなくて陸続きの海峡であることを発見した大探検家の半生が史実をベースとして写実的に描かれているので、誇張のない写実的表現である分余計に間宮林蔵という男が成し遂げた大偉業の足跡が脳裡に焼き付けられる。間宮は探検家という顔以外にも幕府の隠密としての顔を持つことで知られているが、探検家としての顔を中心に、隠密としての顔の部分は婉曲的な描写でニュアンスを描き切っている表現力にはいつもながら脱帽させられる。
I.O.U さん
投稿日:2021/04/11
俳人尾崎放哉の主に小豆島での晩年期の話。結核で闘病した著者だからわかると思わせる、死の直前の細部に渡った凄絶な描写は圧巻。放哉は何故ここまで自分を追い込んだのだろうと考えさせられる作品。
海尾水 さん
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ありがとうございました
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