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音の魔術師 さんのレビュー一覧 

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  • 11人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2017/12/17

    ステレオの正規音源は出尽くしたと思っていましたが、DECCAのPHASE4がありましたね。国内版と輸入盤でバラバラと持っていましたが、持っていないのもあったので、予約注文しました。デビュー60周年のライブ・アルバムもLPの時と同じジャケット、同じ曲順+アンコール(コンサートはペアだったので、スラブ行進曲のあとも続いたアンコール曲は異なっていた)で入っているようで、ボーナスCDと共に楽しみです。こんなにたくさん演奏させられてオケから文句がでなかったのかというくらいボリュームたっぷりのコンサートです。 よく指摘されているスタジオ録音の方のスラブ行進曲の低音のひずみなど、音質も改善されているとよいのですが。 色々な楽器がかなりオーバーにクローズ・アップされますが、ストコフスキーはプロデューサーのトニー・ダマトとエンジニアのアーサー・リリーの仕事がかなり気に入っていたので、これだけのまとまった量の録音になったようです。 しかしストコフスキーは長生きしましたね。トスカニーニよりは年下だけど、フルトヴェングラーよりは年上だったのですから。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2017/11/19

    まだ注文してないけど必ず買います。
    ロンドン饗との第9とBBC饗との7番は既出なので、ダブらないようにして欲しかった。MEMORIESの1992年発売のCDにはアメリカ饗との5番、ボストン響との7番が入ってたが現在は廃盤なので、そっちを入れてもらった方が一般的にはよかったのではないか。シカゴ饗との2番、8番もシカゴ饗のボックスCDでは出ていたが、分売は初めてと思う。大変立派なベートーヴェンです。ストコフスキーは1番以外は全部アメリカ交響楽団で取り上げているようだし、フィラデルフィア管とは3番と5番のステレオ録音があるが割と大人しい。ボルティモア饗との5番は知らなかったが、5番と7番はもっとも取り上げていた作品なので、他のオケとのライブも色々あるだろうと思う。ストコフスキーの正規録音は出尽くしたと思うので、今後もこうしたライブ録音のCD化に期待したい。リハーサル付きだとさらによいと思う。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2015/05/13

    今となってはストコフスキーの演奏を直接聞くことは叶わないから、録音で判断するしかないのだが、私はSP録音のハンデを超えて伝わって来る名技、音色と彼の音楽家としての真っ当な業績を考えると彼の全盛期はやはり1920年代後半から1930年代のフィラデルフィア時代だと思って来た。いや1950年代だったという意見が多いのも知ってはいたし、確かにその時代に魅力的な演奏も多いのだけれど、何となく彼らしい華やかさが感じられない時代でもあった。
    一方で録音は少ないが全米ユースオーケストラから引き出した弦楽の豊麗なサウンドと彼の解釈の徹底ぶりに強く心惹かれて来たところへ、ここのところNBC饗とのチャイコフスキーの第5交響曲や今回CDの圧倒的な演奏を聞いて、ライブばかりということもあるが、彼の全盛期は1940年代だったのではないかと思うようになった。
    今回のCDはNYPとのライブ集だが、チャイコの5番ほどは聞きやすくはなく音量が上がってゆくところで音がつぶれてしまっていたりする。しかし演奏はキビキビとしたテンポでオケをドライブしながら各作品の魅力を最大限に引き出している。ボロディン演奏後は聴衆から溜息のようなどよめきが起こっている。GUILDさんこんな素敵なCDを発売してくれてありがとう。今後も期待しています。

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