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とほほの助 さんのレビュー一覧 

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/04/05

    下手くそなオケまで聴かないで済むから、ハーンの作品ではバッハかこれです。(ベートーベンとかブラームスのバイオリン協奏曲、皆さんクレンペラーやヨッフム聴いてるんだよね?)これを聴きはじめて、ヒラリーのバイオリンよりナタリー・シュウ さんのピアノに魅了されました、これがモーツァルトだ!みたいな繊細優美な穏やかさ…素晴らしいですね。今時のピアニストはモーツァルトをベートーベンみたいに尊大に弾こうとする人が多くて困る、彼の時代はチェンバロからフォルテピアノへの移行期でしょ…シュウさんはそこも踏まえた上での演奏で好感が持てる。グリュミオ&ハスキルは私もよく聴きますが、最近の演奏で唯一肉薄してるのがヒラリー&シュウじゃないかな。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/04/05

    確かに二番の第一楽章は不必要な速さかもしれない…でも一流楽団ならともかく下手なオケは揃わないからテンポ速い方がマシね。それより第一番の緩徐楽章の深みの無い伴奏は何なんだと言いたい(六十年代のシェリングやグリュミオの同楽章と較べたら情けなくなる、たまには故郷のフィラデルフィア管とか良いんじゃね?久々にムーティとか(笑))ヒラリーが一人頑張ってる感じ。ヒラリーが凄いのは三曲の緩徐楽章をそれぞれに意味合いを持たせつつ弾き分けてる事、第二番はビブラートを多様して柔らかく繊細に、第一番は割りとストレートで芯に強さを秘めていて、第三番は共演者のバーチャーさんの豊かでおおらかな音に対して、華奢な清楚さを強調、素晴らしい演奏ですね。

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/04/05

    こんなに安くて良いのか… って有り難いですよね、ショパンイヤーに感謝です。最初に二枚目のピアノソナタ三番から聴いて余りの表現力の深さに驚嘆…って言うか「あぁ七十年代にこういう大胆なショパン解釈をしたギレリスはボロクソに言われてたよなあ」と感慨深いですね。キーシンのこの全集を聴いた後、七十年代のギレリスのショパン集、ギレリスの弟子のアファナシエフのショパン集を是非とも聴いてみて下さい。キーシンのダイナミックな表現、深い精神性は実はロシアのピアニストの本流を受け継ぐものだと解ります。最近では、こういう骨太かつ繊細なピアノを弾く若手はなかなか見当たらない…キエフの楽団に五年いたアリス・オット嬢くらいかな。彼女の三番ソナタも聴いてみたいね。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/04/05

    彼女の声は、どちらかと言えばイタリアオペラより、バッハ、ヘンデル、モーツァルトの宗教曲に向いた清涼感の有る声ですよね。私的にはアーリン・オジェーがめちゃめちゃ上手くなった感じで凄く好きです。買ってはみたものの普段は宗教曲を通して聴く事が多いんで、余り聴かないんです、残念ながら。アリアと言うのは曲の中で重要ですが、それだけ聴いても大して意味の有るものでも無いですし…今後は全曲録音を基本にして欲しいものです。差し当たりソプラノアリアの比重が大きなモーツァルト「戴冠式ミサ」「大ミサ」が良いね。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/04/05

    んーっ私的にはオイストラフ(弾き振りでなくクレンペラー指揮が良かったのに(笑))と並んで、この曲の全集録音の中で最も力強さ重厚さに溢れる演奏だと思います…何せ天下のベルフィル(しかも全盛期!)ですから。繊細優美な演奏ってのはグリュミオーや西崎祟子さん、パメラ・フランクの室内楽的なモーツァルトを指す…と言うのが私的見解ですね。私は一番、二番が好きなんで全集しか買わないけど、なかなか良い演奏に出会えませんね。いつになったら、ヒラリー嬢は録音してくれるやら。ウ゛ェンゲーロフがシカゴ響(アバド指揮(笑))辺りとドカンと聴き応えのある全集録ってくれたら買うのになあ。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/04/05

    何度も聴いてみて初期のものはバロック的な部分を引きずってて面白いしピリオド演奏の方が良いと思った。が、しかしですよ後期は…十五番はバーンスタインが良かったり、これ以降の曲は現代的な演奏の方が良かったりします。全集の統一感は有りましようがねえ…。オケは不満ですね。ガーディナーの指揮は燃焼度が低すぎる…宗教作品では合唱やソリストの熱演もあり(レクイエムなんて典型的だね)救われているが器楽は酷いね…ホグウッドや鈴木さんとこは小さな編成を感じさせない元気の良さが有るんだけどなあ。それと求道者カラヤン、哲人ベーム、千両役者バーンスタイン、伊達男アバド…みたいな演奏に人と為りが見えて来ないんで共感できなくて退屈する。ビルソンにも言えますが。

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     2010/04/04

    パユの素晴らしさは他のレビュアーさんの言われる通り…私はアバドの指揮(正直、アバド&ベルフィルじゃなきゃ買ってない(笑))の素晴らしさについて一言。フルート協奏曲一番、二番はいつも通りのスマートで曖昧さの無い解釈、スポーティーで軽快なテンポ、スタイリッシュで華麗なオーケストレーション…しかし押し付けがましくないアバド美学満開の好演奏ですね。ところが一曲目のハープとのダブルコンセルトは様子が違いますね、アバドは如何に甘さ控え目にするかテンポを落とし慎重に事を運んでます。曲によってアルバム全体の統一感を損なわない程度に微妙にアプローチを変えてるんですね。この盤でのアバドの解釈はハープは通奏低音的な伴奏に留めるって事ですね。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/04/04

    手元に置いてよく聴いてます。私としては評価の高いレクイエム(史上最大重量級(笑)ソリストの声が聞こえない)、大ミサ曲(同じく重量級、女性ソリストがブチ切れて喚いてる感じ)は置いといて…後期交響曲と協奏曲を聴いてます。私は今までカール・ベームの信者(笑)でしたが晩年のバーンスタインのモーツァルトは素晴らしいですね。交響曲は雄大さ重厚さと偉大過ぎない人間臭い軽妙さが有り非常に聴き易い…ですがバーンスタインのモーツァルトの真骨頂はピアノ協奏曲十五番でしょう。偉大な音楽家でありながら誰からも愛される愛嬌、茶目っ気、滑稽とも言えるドン・キホーテ的な情熱が溢れる演奏です、できる事なら彼の弾き振りで全集を聴きたかったなあ…。クラリネット協奏曲は隠れもしない名演!ってか晩年のバーンスタインが振った協奏曲は駄作が無い、全てが名演だと言い切れます。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/04/04

    まあーあれだね、アバドのマーラーや、ムーティのブラームスと同じ違和感が有るんでしょう?「モーツァルトとビバルディと一緒くたにするな!」って事ね。良いんじゃないかな、私的には「あり」です。それ言うならミュンヒンガー「四季やレオンハルトのテレマンは堅苦しい、イタリアンバロックの喜遊性に欠ける…ってイタリア人に笑われそうだ。まあー、たまに聴くには良いですね。シュナイダハーン、グリュミオーとはまた違う良さがあるからね。
    オケもイタリア人がこれだけ合わせてりゃ上等だと思います。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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