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3人の方が、このレビューに「共感」しています。 2010/08/28
確かにほかの方々も仰っているように、これはマーラーの本質からは遠い演奏といえる。ゴージャスで華麗なオケのサウンド、マーラーの苦悩や狂気をきれいサッパリに洗い流した解釈は、バーンスタインやテンシュテットとは全く正反対だ。しかし、その徹底して美しく磨き上げた音色は、やはり他のボンクラ指揮者からは決して聴けないもので、当時の絶頂期だったカラヤンとベルリン・フィルの名技を思う存分堪能できる逸品である。「とりあえず、マラ5ってどんな曲か知りたい」という人には絶好のCDといえる。許光俊氏の言葉をかりれば、まさしく「耳のごちそう」な演奏だ。
3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2010/07/05
待望の第6弾!今回は「マニア大戦争」と銘打たれている。特に最初の竹内・平林両氏による対談は、それこそ『レコード芸術』にも『音楽の友』にも決して掲載されない内容で、思わず眉を顰める人も多いだろう。こういうのにいちいち腹を立てているよりも、各人の「こだわり」を読んだほうがいい。しかし、「マニア大戦争」というには、この分量では物足りない。そこで私の方から提案したいのだが、他の音楽雑誌で当たり障りのない文章しか書いたことのない評論家と許氏らと対談させてはどうだろうか?なおさら、それこそ大喧嘩になるかもしれないが、それくらい大胆にやってもいいと思う。ぜひこの「マニア大戦争」、続篇を期待したい。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2010/06/06
これはただ単に筆者の好みを押し付けただけの単純な内容ではない。カラヤンをあくまでも「象徴」として、現代社会全般を批判、警鐘を鳴らしている内容である。クラシック音楽をただ聴くばかりではなく、「そもそもクラシックって何なのか?今のままで本当にいいのだろうか?我々に出来ることは一体なんなのか?」等々、我々に考えさせる機会を与えてくれる稀有な本であることは間違いない。ろくに中身を読みもせず、タイトルだけでカンカンに腹を立てている人(このHPの読者にはそんな人はいないと信じたいが)って案外多いような気がする。
5人の方が、このレビューに「共感」しています。 2010/05/07
やはり皆さん、この演奏には個人的な思い出があるんですね。私は当時中二で、実際に同演奏を地元で聴くことができました。今回改めてこのCDを聴き、小遣いをはたいて残り一枚しか残っていなかった右端最終列のチケットをようやくゲットして、胸をふくらませて会場に駆けつけたことを昨日のように思い出すことができました。ほかの皆さんが書かれている通り、演奏はもう、極上です!それに私自身、生まれて初めて生で聴いた外国人指揮者・オケがこのコンビのこの演奏だったのです。それだけに感慨もひとしおで、リリースに心から感謝!個人的な話ばかりで申し訳ありません。
5人の方が、このレビューに「共感」しています。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2010/04/13
このバンドの最重要人物ともいうべき三谷泰弘さん脱退後の初オリジナル。たしかに楽曲自体は悪くないんだけど(彼らも当時すでにベテランだったのだから当然だが)、どこか「迷い」が感じられてしまったことを憶えている(しかし翌年、さらに翌翌年のオリジナル・アルバムで見事に復活したのは承知の通り)。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2010/04/13
前作「FACE TO FACE」未収録作品や、当時未CD化だったナンバーを収録したほとんどマニア向け作品(笑)。たしかに、解説にも書かれているように初心者向けではない。しかし、一番の聴き所はなんといっても三谷さん弾き語りによる「After-Glow」だ。以前、アルバム「VOICE」に収録されたオリジナル・アレンジよりも一層スローバラードでしっとりと、なおかつ力強く歌われている。私は初めてこれを聴いて超シビれ、感動した!この演奏のおかげで、この曲を見直したファンも多いのでは?この一曲のために買っても惜しくはありませんよ。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2010/03/19
ご存じ「木蓮の涙」収録作品だが、私としては他のナンバーにも注目してほしい。個人的に気に入っているのは「午後のロマンス」。まるで短編ラジオドラマのような、情景が目に浮かぶ歌詞、切なさをうまく表現したメロディー、それを支える見事なアレンジ...。もっとライヴで歌ってほしい隠れた名曲だと思うんだけど。なんていうと要さんから「隠してねーよ!」って突っ込まれるかもしれないね(笑)。
もう、久々に圧倒されまくった!「ハフナー」とベト8は一言でいうなら、ガチガチで偏狭で哀れな古楽原理主義者が大激怒しそうな演奏(笑)だ。特にベト8には仰天!まさかこの曲でこんなに手に汗を握るとは思わなかった。「誰だ、誰だベト8が小交響曲だなんて言ったやつは!こういう解釈だってできるんだぞ!聴け!」というザンデルリンクの叱責が聞こえたのは私だけであろうか。大編成のオケ、豊かに余裕をもって鳴り響く弦、その他言葉では上手く言い表せないすばらしさだ。アナクロ?時代錯誤?だからどうした。ピリオドであろうとモダンであろうと一級の指揮者が奏でれば、そんな奏法の問題なんぞどうでもよくなる。「マイスタージンガー」も素晴らしい。「この曲はこんなに素晴らしかったのか!」と改めて教えてくれた。この曲を聞き飽きた人にぜひ薦めたい。
2人の方が、このレビューに「共感」しています。 2009/12/28
これまでのスタレビとは一味もふた味もちがったアルバムで、初めて聴いた直後に仰天した記憶がある。このバンドの持ち味である「ノリ」をわざと取り除き、新たな方向性を模索していたのだろうか? それでも「MyLove」「まだ君を」「めぐり会えてよかった」はすばらしい。そして、全曲が要さん一人による作品のためか、スタレビというよりも、根本要さんのソロアルバムを聴いている気分になったのも正直な感想だ。
2人の方が、このレビューに「共感」しています。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2009/12/28
このシリーズのことを「レコード芸術」や「音楽の友」と同じ気持ちで読んではいけません。元々、執筆陣もそんなありきたりな方向なんぞ全く目指してはいないのだから。 「わかる人にはわかるが、そうでない人にはわからない」という排他的態度も芸術の本質の一つなのである。大衆に迎合するのも、ある程度は必要だが、度が過ぎると単なるベタベタした媚び諂いへと堕してしまう(現在の音楽界で蔓延している「誰でも親しめるクラシック」路線の殆どがこれだ)。 そんな嘆かわしい現状に異議申し立てがあって当然だし、執筆陣のこだわりを読もうとすれば、「なるほど、そんな捉え方もあるんだなあ」と楽しめる内容になっている。 読みどころは許、鈴木、梅田、平林各氏のページ。巻末に鈴木氏が「次回からさらにアサッテの方向を目指す」と書いていたので、大いに楽しみだ。 ただ、残念なのは前号と同じく伊藤真司氏の4コマ漫画が掲載されていないことだ。ただ休載しているだけなのか、それとも本当にやめてしまったのか、説明がほしかった。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2009/11/22
許先生、まえがきから怒りまくっております!ただ、クラシックの安易な入門書が氾濫している原因として、某マンガのせいもあるが、「だってぇ、クラシックが難しいなんて言うとぉ、一般の人がぁ、怖れをなしてぇ、クラシックから遠ざかっちゃうからだもーん」と思っているからではないだろうか? しかし、ぬるま湯地獄にどっぷりと漬かっているクラシック界に喝をいれる本書の登場は大歓迎だ。 ところで、この本、一般のファンよりも、音大学生の教科書にすべきではないだろうか。マジでそう思っている。
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