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TOP > My page > Review List of ほんず内閣総理大臣
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0 people agree with this review 2011/02/13
実に恰幅の良い、堂々たる演奏です。細部の入念さの積み上げで作ってゆく音楽ではなく、巨大な手でわしづかみにしたような演奏。それがブラームスのこの曲にはいかにもふさわしく、終結の充実感も満点。但し、ここでは都響の音色がやや汚れているような気がしまして、仕上げがもっと良ければなあとは思いました。朝比奈先生のディスク、大阪フィルよりも都響との演奏の方が質的には高いなあとか言ったら怒られるのかな。(-_-;)
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2 people agree with this review 2011/02/13
これはすばらしい!見事な名演です。芝居っ気の強いこの曲、そこをよく心得て流れをうまくつかみ骨太に仕上げました。チェコフィルも絶好調!響きの美しさと豊かさは特筆もので、弦の豊麗さと金管のパワーは絶賛に値します。録音も文句なし、超優秀。良いディスクです。エクストンさん、よい仕事でした。ただ一点、付け加えておきましょう。この演奏を聴いていて思ったのですが、マーツァルさんは、カリスマ性とか巨匠性を持った指揮者ではないのでしょう。むしろ、実演で培った経験を武器に、音楽をうまくまとめあげる才に長けたタイプなのですね。マーラー演奏にはいささか不満を持つこともあるのですけれど、こういう一種スタンダードナンバーではそれが最高に良い方向に働いて、すばらしい成果になって現れます。こういう風なつもりで、これからはマーツァルさんのディスクを聴いていくこととしましょう。
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4 people agree with this review 2011/02/13
いや、これは大変な名演です!驚きました。テンポ設定はゆったり。ブルックナーの音楽を信じて、小細工は一切せず、確信に満ちて音楽が進んでゆきます。壮大なスケールと、ちょっと陰った抒情が楽しめます。ベーム&ウィーンフィルの演奏ととってもよく似た強さを感じます。オーケストラは一流ではありませんが、それなりによく持ちこたえて力演です。所々、弦に少し非力な個所がありますが、全体の評価を下げるほどではありますまい。むしろ、トータルとして、実に立派な「ロマンティック」だと思います。お薦めしましょう。録音も良好。
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1 people agree with this review 2011/02/12
あ、これらの曲って実は有名なんですね。(-_-;)これまでのレビューの方々のお説で知りました。というくらい、無知な私は一切の先入観などなく、ただひたすらこのディスクでこれらの曲を聴きました。感想は、エキゾチックムード漂う、魅力のあるいい曲じゃないですか、ということです。レスピーギらしくカラフルに味付けして、大いに聴き惚れましたぜ。違う演奏によってできれば深めてまいりたいとは思いますが、まずは、もっと関心がもたれて(いろんなディスクが出て)よい曲だなあと思いました。アシュケナージも珍しいレパートリーに取り組んだものだね。上記のように、その出来栄えについては私は発言権はないのですけど、この曲を聴くチャンスとなったこと(エクストンのBOX入り)については感謝したい気がします。
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3 people agree with this review 2011/02/12
ジンマンさんの一連のマーラー演奏ともちろん同じコンセプト。それをどう見るか、ましてこの第9番という曲の演奏としてどう見るか、それが評価の分かれ目でしょう。ジンマンさんのコンセプトは大変よく理解できます。指揮者の過剰な思い入れ、それによって生じるデフォルメ、そういったものを排除し、曲それ自身の持つ力に賭ける、そういうことかと思います。その姿勢はここでも十分に発揮され、オケがきちんとついていけない個所があるようにも聞こえますが(木管の一部)、そこは立派な成果です。ただ、じゃあ、この演奏を聴いて感動したかという話になるとそれは別。残念ながら、この演奏から感動を得られることはありませんでした。やっぱり、一つ足りない。それが偽らざる印象です。ぜいたくな不満でしょうか。
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0 people agree with this review 2011/02/12
後半は大いに盛り上がりますが、前半がなんだかよくない。特に第1楽章は金管がダメで(素人っぽい音色!)、けっこうがっかり。後半は持ち直して第4楽章は充実の限りとなりました。終わりよければ全てよし、かな?でも、セッションでもっと仕上がり良く作ってもいいんじゃないかなあ。なお、「価格が高い」というご意見には半ば賛成、半ば反対。確かにカップリングでチャイコフスキーの管弦楽曲でも入れば、アルバムとして充実する感じにはなりますな。しかし、一方、容量が余っているからといってむやみに詰め込むのも問題。メインの曲の印象が薄くなったらダメだし、まして関係ない曲を入れたらアルバム全体が台無しだし、ありゃいいってものでもありません。
0 people agree with this review 2011/02/11
テンポ設定は比較的ゆったりとしたもので、決して煽ったりはしていない。むしろそのゆったり目のテンポに表現の盛り込みがついていっていないところが問題となろう。ライヴのせいもあるかもしれないが、オーケストラもややもてあまし、ミスもいささか気にはなる。テンポはあるいは師であるバーンスタインの演奏の「刷り込み」があるのかもしれないが、あれは特別な人の長年の経験を踏まえたものなのだから、真似だったらいけませんやね。もっと各楽章の性格の描きわけをしっかりとし、ライヴ的勢いの勝ったものとしてよかったんじゃないのかなあ。ここまで不満を書き連ねましたが、総評としてはそんなに悪い出来ではありません。無理矢理に貶めようとしているレビューがありますが、もしこのディスクを聴いてみようと思う方がいれば、それは気にしなくてよろしいです。佐渡さんは、今後に期待。
ま、とにかく変な曲ですやね。ノーヴァクやハースになれていますと、この稿はあまりにいびつで唖然とするばかり。脈絡のない流れ、癇癪持ち的クライマックス、弦と管だけがうなりを上げる変なバランス、などなど、これでは当時受け入れられないに相違ありません(現代でも危ういな)。正直、これで聴くと感心も感服も感動も、全くしないのですけれど。音楽的な出来栄えは、のちの版とは天地雲泥の差。演奏がよいのか悪いのかは何とも申せませんが、技術的にはしっかりした演奏であります。この稿に興味を持つ方がまずは聴いてみたいというならば、これでよろしいでしょう。
4 people agree with this review 2011/02/11
ヨッフムおじさん、ブルックナーの権威と称されますが、実はスタンダード的演奏ではありませんね。テンポは結構揺らし、楽譜も「改訂版」テイストが混じるなど、やっぱりまだブルックナーが普及浸透途中のコンセプトに染まってしまったのでしょうな。この演奏ももちろんそうでして、やや落ち着きがない気もしますが、そこはてだれの腕前、確かな見通しを持って演奏しきりました。この演奏で特筆すべきはミュンヘンフィル。響きの美しさもありながら、一転してパワーも充実。大ヴェテランと優秀オケのコラボで傑作ディスクが出来上がりました。大いに結構でしょう。
3 people agree with this review 2011/02/10
何とも懐かしい感じの演奏で、個人的には聴いていて実にうれしくなってしまいます。精緻な分析などはほっといて、豊富な現場経験から音楽をがっしりとわしづかみにし、オーケストラを十分に鳴らしつつ、うまくまとめあげております。まさに往年の巨匠タイプの演奏。録音も昔ながらのアナログの良いところ(つややかさなど)が引き立って、立派なものです。街の定食屋が出す定番メニューで、期待通りの味でボリューム満点。という感じかな。これはもちろんほめ言葉であります。あらゆる作曲家で通用する手ではないのですけれど、ルードヴィヒさんのような熟練の腕が引き立つ曲もあります。これはいいですね。
決して凡演ではない。むしろよく考えられ、成熟したアプローチであり、この指揮者の経験の蓄積が十分に発揮された演奏である。チェコフィルも、特徴である美麗な弦楽を誇り、しっかり演奏している。では感動したか、と問われれば「否!」と答えるしかない。後期ロマン派、大オーケストラの交響作品の演奏としては実に立派である。しかし、最晩年のマーラーがいきついた境地の再現としては著しく不足ではないかと思えてならない。この曲をBGMとして聴くならただの美しい演奏でいいであろう。優秀オケが破綻なく演奏したもので結構。だが、それ以上の感動や喜びを得ようと思うのなら、それを突き抜けた表現を目指さなければならないと思われる。残念ながらこの演奏にはそれが感じられなかった。立派な演奏だし、録音も優れ、完成度の高いディスクではあるが、特にそれ以上の高評価はできない、としかいいようはない。
0 people agree with this review 2011/02/09
すでに多くの方に指摘されているとおり、極めて収録レベル(出来栄えの意味ではない)が低いディスクで、意図をはかりかねるものである。極端な弱音部を売りにしたいとでも思ったのだろうか、それは逆効果で、ただの弱々しい演奏になり下がってしまった。特に弦楽器が細身の響きであるのに対し、ティンパニは大オーケストラ時と同じく轟いて、アンバランスなること夥しい。「演奏」の水準を超え、「表現」にまで達しなければプロの演奏としての意味はないと思うのだが、このディスクはそこに達していない。ハーディングのディスクは、残念ながらどれ一つ感心しない。
1 people agree with this review 2011/02/09
多くの高評価に同意できない。編成とともに音楽それ自体が小さくなり、脆弱な印象だ。作曲者存命当時、「ブラームスの音楽は中身がない」と評されていたという記事をどこかで見たことがある。こういう感じであったならば当時のそういう評価は的確であろうと思わされた。ロマン主義からその後の音楽の様式の変遷の中で、演奏者(指揮者)が想いを詰め込んでたっぷりと表現した、そういうあり方によってブラームスは魅力を大いに発揮して現代にも伝わっているのではないか。ハーディングもオーケストラも、このスリムさを超える「力」を持ち得ていないというほかはない。
0 people agree with this review 2011/02/08
曲目確認。祝典序曲。ピアノ協奏曲第2番(独奏はリットンさん自身!)。交響曲第5番。以上、オール、ショスタコーヴィチ。私はリットンさんを大いに気に入ってまして、悠揚迫らざる安定感をもって音楽と真摯に向き合うその姿勢に共感するものです。さて、ここではまず華やかに祝典序曲で幕開け。ちょっと腰が重い気がしますが、ま、いいでしょう。ピアノ協奏曲は、うまいのか下手なのかは私にはわからないのですけれど、(-_-;) それなりに楽しみました。メインの交響曲。オケを重々しく鳴らし、じっくりとこの曲を演奏しています。テンポはリットンさんにしてはずいぶんと動きますけれど、全体はどっしり構えたもの。迫力はありますが、踏み外しはなく、全曲コーダもむやみな強調はなく穏当に終わります。もう一歩の踏み込みがあってもいいとは思いますが(実はその辺がリットンさんの弱点)、これはこれでいい完成度でしょう。録音は文句なし。大オーケストラの量感をしっかりとらえつつ、細部も明晰で美しい。お薦めします。
みなさまのレビューでは大変に評価の高いこのディスク。繰り返し聴いてみましたが、私としましては評価できませぬ。オーケストラの鳴り方が不十分で(特に中音域が薄い)、音響的充実感が甚だ薄い。テンポもはじめの方がなんだかせっかちで曲想の再現に当たっての味が薄い。ヤノフスキの項に書きましたが、この曲、風景描写そのものではなく、風景を目にした人間の感情を表出した曲としてとても充実した美しい曲だと私は理解するのですが、ビシュコフのこの演奏はどちらにも行けず中途半端。残念ながら、私は不満足です。「ティル」については特になし。
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