チャイコフスキー:弦楽セレナード(2016年録音)、グリーグ:ホルベアの時代から、2つの悲しい旋律 長岡京室内アンサンブル
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風信子 | 茨城県 | 不明 | 2018年11月20日
あなたは何を音楽から受け取ろうとしているだろうか 安らぎや癒し 克己や勇気 楽しさあるいは哀しみにそっと貸してくれる肩かしら ひょっとして喜怒哀楽の同伴者にはなり得ないかもしれないけれど 空前絶美それはもう祈りか天から降り注ぐ光の中にしかない とことん優しくどこまでも清い 温いが手に触れることのできない幻視体のようなもの ただ信じ愛するものだけが世界を無限に共有できる次元にいる音楽 長岡京CEはもうそこまで行ってしまった この世界を追って来れる人が現代に何人いるだろう 旅して還ってきたとも言える 森悠子の修練から得た信念の世界へ辿り着いてみれば戻っていた 芸術が行き着くところは己の人格という宇宙観の草原しかないのだろう 極めて個人的であり日本人的でもある しかしこの儚く清浄なフィールドを森は長岡京CEは誰と歩むのだろう 研ぎすまされた者の孤独を音楽というたった一つの杖を頼りに今日も攀りゆくか 恐ろしいほど凄い 勇気があるならあなたも如何0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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