チャイコフスキー(1840-1893)

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CD

チャイコフスキー:弦楽セレナード(2016年録音)、グリーグ:ホルベアの時代から、2つの悲しい旋律 長岡京室内アンサンブル

チャイコフスキー(1840-1893)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
MF20109
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

創立20周年記念 長岡京サウンドここに極まれり!
原点はフランスで体験した能の舞
15年ぶりに録音したチャイコフスキー『弦楽セレナード』


2017年に創立20周年を迎えた長岡京室内アンサンブルのCD第9弾は、グリークの『ホルベアの時代より』(ホルベルク組曲)とチャイコフスキーの弦楽セレナードです。
 長岡京室内アンサンブルの一番の特色は、視覚によらず耳をすまし、全身の感覚を研ぎ澄まして聴き合いながらアンサンブルを行なっていることでしょう。これは音楽監督の森 悠子が当時リヨン国立高等音楽院の助教授時代にリヨンとパリでの以下の体験が原点となっています。
 録音は2017年に行われた東京公演の折に東京文化会館小ホールで行われました。チャイコフスキーの弦楽セレナードは2001年以来15年ぶりの2回目の録音です。
 また、エクストラ・トラックのグリーク『2つの悲しい旋律』は、2003年に東京・光が丘IMAホールで収録されています。13年の隔たりがあっても他では置き換えられない不変の響き、メンバーが変わっても生き生きとした鮮度の高い響きが受け継がれていることがわかります。

【長岡京室内アンサンブル20年に思う「耳を澄ませば 心が通じる」(森 悠子)より】
「振り付け観世栄夫の『トゥーランドット』のオペラ公演があった。オーケストラ・ピットから見たその舞台はその後の私の人生を変えるほどの衝撃的なものだった。それは 割竹がアーチになった舞台装置で、竹の向こうから差し込む謎めいた幻想的な光の中、観世栄夫さんの振付のバレエは演ずるのはフランス人なのだが、日本の能から生み出されたような動き、体の中心、丹田に力のこもった見事なものだった。
 その後、観世さんがパリでワークショップをなさるのを知り、見に行った。ポール クローデルの「女と影」を若いお弟子さんと面を付けないで舞われた。二人の舞は互いに見るわけでも無いのに、寸分の違いも無く、文字通り陰のごとく舞っておられた。これが日本人の感じる「気」、 気配を聴く! これこそが私の目指これこそが私の目指す音楽表現だ、と悟ったのだ。」

【ライナーノーツより 山之内 正】
「自在」
たとえ目を合わせていなくても高い次元で息の合った演奏を行う能力を身に着けている。
CDを聴けばその呼吸の揃い方が半端ではないことにすぐ気付く。(メーカー資料より)

【収録情報】
1. グリーグ:組曲『ホルベアの時代より』(ホルベルク組曲) Op.40
2. チャイコフスキー:弦楽セレナード ハ長調 Op.48
3. グリーグ:2つの悲しい旋律 Op.34(傷ついた心/最後の春)


 長岡京室内アンサンブル

 録音時期:2016年11月7日(1,2)、2003年1月11日(3)
 録音場所:東京文化会館小ホール(1,2)、東京都練馬区光ヶ丘 IMAホール(3)
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

ユーザーレビュー

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あなたは何を音楽から受け取ろうとしている...

投稿日:2018/11/20 (火)

あなたは何を音楽から受け取ろうとしているだろうか 安らぎや癒し 克己や勇気 楽しさあるいは哀しみにそっと貸してくれる肩かしら ひょっとして喜怒哀楽の同伴者にはなり得ないかもしれないけれど 空前絶美それはもう祈りか天から降り注ぐ光の中にしかない とことん優しくどこまでも清い 温いが手に触れることのできない幻視体のようなもの ただ信じ愛するものだけが世界を無限に共有できる次元にいる音楽 長岡京CEはもうそこまで行ってしまった この世界を追って来れる人が現代に何人いるだろう 旅して還ってきたとも言える 森悠子の修練から得た信念の世界へ辿り着いてみれば戻っていた 芸術が行き着くところは己の人格という宇宙観の草原しかないのだろう 極めて個人的であり日本人的でもある しかしこの儚く清浄なフィールドを森は長岡京CEは誰と歩むのだろう 研ぎすまされた者の孤独を音楽というたった一つの杖を頼りに今日も攀りゆくか 恐ろしいほど凄い 勇気があるならあなたも如何 

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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チャイコフスキー(1840-1893)

1840年:ロシアのウラル地方ヴォトキンスクで鉱山技師の次男として誕生。 1859年:法務省に勤務。 1861年:アントン・ルービンシュタインが設立した音楽教室(1962年にペテルブルク音楽院となる)に入学。 1863年:法務省を退職。 1866年:交響曲第1番『冬の日の幻想』初演。初のオペラ「地方長官」を完成。 1875年:ピア

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