交響曲第36番『リンツ』、第38番『プラハ』、6つのレントラー風舞曲 チェリビダッケ&スウェーデン放送響
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sunny | 兵庫県 | 不明 | 2016年05月10日
チェリビダッケはモーツアルトを”サラダ”と、言っていたらしいが、どうしてどうして、私がこれまで耳にすることが出来たチェリさんのモーツアルトの演奏は、EMI、ミュンヘンとの40番を始め、シュトットガルトのジュピター(FMエアチェック)、やはり、スェーデン放送響とのジュピター(You tube映像)等、どれも素晴らしいものばかりだった。そして、このリンツ、プラハ、レントラ―も。響きが柔らかくて、透明、流れを重視しレガート気味、北欧のオケらしい。重くなく、びっくりするような強奏もなし。テンポは普通の人並か速い位。だけど、そこは、やっぱりチェリ、独特の工夫、キレ、細やかさが或る。アーベントロートやシューリヒト、往年のこの時代以前の巨匠の演奏を参考にしつつ(?)、自らの音楽観とオーケストラの特徴を活かした見事なモーツアルト。私の大好きなプラハに、又、若々しい名演、加わる。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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