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ワーグナー(1813-1883)

CD 楽劇『ローエングリン』全曲 ケンペ指揮ウィーン・フィル

楽劇『ローエングリン』全曲 ケンペ指揮ウィーン・フィル

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    カラスの息子  |  島根県  |  不明  |  2015年10月09日

    ケンペのオペラ指揮者としての素晴らしさを実感させてくれた素晴らしい録音。あと「ナクソス島のアリアドネ」と「売られた花嫁」を加えれば完璧。録音の古さにかかわらず、永遠に瑞々しい生命を失わない演奏だと実感する。歌手の錚々たる顔触れ。グリュンマー、ルードヴィッヒ、トーマス、ディースカウ、フリックといずれもこの役の理想的な歌唱であり、この録音以外にも何度か顔を見せているバイロイトの常連たち。いずれもこれ以上の歌唱を想像することすら難しい。加えてケンペの指揮によるウィーンフィルの素晴らしさ。私はこのオペラが大好きなので、カラヤン、クーベリック、サヴァリッシュなども聴いてきたが、結局最後に戻るのはこのケンペ盤ということになる。かつてレコード時代には一万円を超える高価なものだったが、今はその何分の一かの価格で入手できる。この演奏を未聴の方には是非ご一聴をお勧めしたい。

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  • ★★★★★ 

    りっく  |  さいたま  |  不明  |  2008年05月10日

    外題役として名高い最盛期のトーマスに満足できず、フェルカーというのでは、無い物ねだり。むしろ、グリュンマーが衰え、マイスタージンガーのときのようなベストフォームを聴けず、残念。ケンペの旧録音を支持される声もあるようですが、歌手が落ちるし、録音もひどく、比べるまでもありません。 ただ、最高の名盤と言われながら、この録音が完全な満足を与えないのも事実。4人の歌手が最高の状態で揃うことは、奇跡に近く、ローエングリンは、ただ私たちの空想の中にのみ理想の名演がある、そういうオペラだと思います。

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  • ★★★★★ 

    Perfect Wagnerite  |  東京  |  不明  |  2007年09月03日

    ”What would give to be able to go to Covent Garden tonight and hear Kempe conduct Lohengrin?” と1999年に言ったBarenboimに完全に同意!こんな流麗で雄弁なWagnerってあるだろうか? VPOも完全に呼応。歌手もThomasを除けば万全で、このdiscが出た当初評論家諸氏が『微温的な指揮』と評した暴挙も今や忘却の彼方。ただ当時一番の当盤の目玉であったThomasは、今聴くと余りに声そのものの限界が目立ち、この歴史的名盤に唯一の汚点を残す。このtitle roleばかりはFranz Voelkerの超名演が、永遠に我々の耳に残る。

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  • ★★★★★ 

    たんとりす  |  山形市  |  不明  |  2005年07月16日

    定評通りの名演です。ウィーンフィルのワーグナーはほとんどショルティがやってしまって、正直しょうもない録音も多いのですが、この演奏はすばらしい。 黄金時代のWPOの名盤。 同じコンビのマイスタージンガーが長らく廃盤なので、ぜひ復活させて頂きたい。(モノラルであろうがいいものはいい・テスタメントあたりからでもいいから)

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  • ★★★★★ 

    Engage 1  |  千葉  |  不明  |  2005年06月01日

    映像の無いLPやCDというメディアでワーグナーの「楽劇」に触れるとするなら、筆頭に推薦することができるもののひとつである。本当にケンペには壮健であって欲しかった。そして、もっと録音を残して欲しかったし、ミュンヘンPOと一緒に来日も果たして欲しかった。

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  • ★★★★★ 

    いやみなぶらいあん  |  東京都  |  不明  |  2004年10月07日

    同じVPOを振ったアバドの盤もそれなりに美しい演奏だが、歌手の唄いかたやケンペの指揮も含めてこちらの方が遥かにワ-グナ-らしい、透明なのだが野趣に溢れたと言った感じがある。42年のフルヴェンとカラヤンのマイスタ-ジンガ-の違い程では無いが、ティ-レマンには期待出来そうだが。

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