CD 輸入盤

楽劇『ローエングリン』全曲 ケンペ指揮ウィーン・フィル

ワーグナー(1813-1883)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
5674152
組み枚数
:
3
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD

商品説明

1962&63年ステレオ録音。白鳥の騎士の物語にふさわしい高貴さと神秘性を兼ね備えた最高の名盤。ウィーン・フィルの繊細を極めた美しいサウンドを背景に、ジェス・トーマスが気品高く名乗りをあげるこの演奏、どう考えてもこれ以上のものは望めないと思わせるほどの説得力があり、グリュンマー、ルートヴィヒ、フリックとそろった他のキャストの名唱もあって、文句なしに美しい叙情劇の世界を味わうことが可能です。
 リマスターによる音質向上も著しく、雰囲気豊かな当時のオペラ録音を抜群のコンディションで楽しめるのが嬉しいところ。

総合評価

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ケンペのオペラ指揮者としての素晴らしさを...

投稿日:2015/10/09 (金)

ケンペのオペラ指揮者としての素晴らしさを実感させてくれた素晴らしい録音。あと「ナクソス島のアリアドネ」と「売られた花嫁」を加えれば完璧。録音の古さにかかわらず、永遠に瑞々しい生命を失わない演奏だと実感する。歌手の錚々たる顔触れ。グリュンマー、ルードヴィッヒ、トーマス、ディースカウ、フリックといずれもこの役の理想的な歌唱であり、この録音以外にも何度か顔を見せているバイロイトの常連たち。いずれもこれ以上の歌唱を想像することすら難しい。加えてケンペの指揮によるウィーンフィルの素晴らしさ。私はこのオペラが大好きなので、カラヤン、クーベリック、サヴァリッシュなども聴いてきたが、結局最後に戻るのはこのケンペ盤ということになる。かつてレコード時代には一万円を超える高価なものだったが、今はその何分の一かの価格で入手できる。この演奏を未聴の方には是非ご一聴をお勧めしたい。

カラスの息子 さん | 島根県 | 不明

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この演奏、かねてより賛否両論のあるところ...

投稿日:2011/08/21 (日)

この演奏、かねてより賛否両論のあるところです。特に、「否」については、ケンペの指揮が槍玉にあがることが多く、大根の何のと言われたこともありました。久々に聴き直してみて、賛否両論があるのは致し方ないかな、とは思いました。理由は、演奏に「劇場型」と「セッション型」のスタイルが混じっているということではないかなあということです。「劇場型」の典型は、トーマスの外題役。ニュアンスよりもひたすらに力強さで押す調子で、劇場では大いに映えると思いますが、ディスクで聴く分には一本調子でややガサツ。グリュンマーやフリックもこっちかな。一方、ディースカウやルードヴィヒはむしろセッション慣れしているのか、むやみな力みがなく、特に前者は一人だけ演劇人のような歌だ。ケンペの指揮はどちらかと言えばセッション向けに落着きを重視したもので、感興が乗って走り出すようなこともなく、煽りもありません。というようなところが、どこかちぐはぐな感じを与えるのかなと感じました。但し、ケンペの姿勢は落ち着いたもので、ウィーンフィルもコーラスもまことに充実した素晴らしい演奏!美しくて泣けてくるような場面、至るところにあって、それなりに感動はいたしました。録音はちょっと古さを覚えます。

ほんず内閣総理大臣 さん | 北海道 | 不明

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序曲だけで演奏の上質さと品の良さはわかる...

投稿日:2010/06/11 (金)

序曲だけで演奏の上質さと品の良さはわかる。トーマスは初めて聴いたが、このディスクでは少し苦しい感じで、もう少し伸びのある若々しい声がふさわしい。第3幕の序曲には沸き立つような喜びを感じたい。

感傷詩人 さん | 岐阜県 | 不明

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