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モーツァルト(1756-1791)

CD ピアノ協奏曲第19、23番 ポリーニ(p)、ベーム&ウィーン・フィル

ピアノ協奏曲第19、23番 ポリーニ(p)、ベーム&ウィーン・フィル

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  • ★★★★☆ 

    奈良の技芸天  |  奈良県  |  不明  |  2011年12月10日

    このコンビによる演奏会は録音の少し前に行われている。しかしこの録音の約3年前、ウィーン芸術週間でポリーニは、アバド、ミラノスカラ座Oで演奏している。5月25日ウィーン・コンツェルトハウスでの演奏である。私はこの演奏をカセットに入れ長らく聴いてきたが、CDRの機械が販売された時、このテープのために機械を購入した。それほどこの全てイタリア人による演奏が素晴らしかった。テンポもベームよりは速いけれども、水を得た魚のようにどの楽章もポリーニの自由で、それでいてこの曲にこれ以上はないと思わせる素晴らしい演奏をしている。それに比べてベームとのこの演奏はだるく感じさせる。このCDは19番が最高に素晴らしく、19番だけなら文句なしに☆5つ。しかしどうしても先の理由から☆4つにしておく。海賊版が以前出ていたがモノラルで大変音質も悪く私がエア・チェックし、カセットからCDRにコピーしたもののほうがはるかによい。望のは無理かも知れないがオーストリア放送協会のテープからCD化してほしいものだ。

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  • ★★★★☆ 

    シゲ  |  長崎県  |  不明  |  2009年11月22日

    このCD西ドイツ製であるが、中心部は透明なプラスチックタイプである。ポリーニの音色は以前から、ポツポツとブツ切れになる印象があったがこのCDに聴く音色は比較的ポツポツ感が抑えられ、ピアノの美しい響きが楽しめる。特に第23番の第2楽章でそれが顕著である。第19番はピアノパートの録音レベルが低いのか、ピアノの音が少し曇って聴こえる。ベームの指揮は後年のベストと言えるほどの充実ぶりだと感じた。

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  • ★★★★☆ 

    火へんに華  |  千葉  |  不明  |  2006年09月17日

    ポリーニがVPOを弾き振りしたモーツァルト協奏曲集が出た。その演奏に落胆したので、こちらのディスクを久しぶりに聴いてみた。やはり、ユニークでおもしろいなあ。ポリーニのピアノは情感や表情が全くない。それは、情動を意図して削いだといった類のものではない。そもそも、ポリーニはクールな人なんだろうな。自然に演奏したらこうなった、といった感じ。ベームの伴奏は美しく、VPOの響きは享楽的ですらある。ピアノがリズムの骨格を描き、その余白をオケが豊かさ(管が魅力的なこと!)で埋めていく。普通は逆だけれど、これはそこが面白い。

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