『アダージョとフーガ〜モーツァルト編曲によるバッハ作品集』 ベルリン古楽アカデミー
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風信子 | 茨城県 | 不明 | 2019年04月04日
モーツァルトの最後の4年間はバッハを学んだ影響が色濃く作品に反映した スヴィーテン男爵が所有していた楽譜との出会いがモーツァルトを変えた 平均律クラヴィーア曲集から素材を抽出して編曲を施し男爵家の私的サロンで演奏した その幾つもがケッヘル番号を付されて残っていたとは知らなかった てっきり弦楽合奏曲になっているのだろうと聴き始める どっこい管楽合奏 ピアノ・デュオ 管弦楽曲と姿を変えて提供されたのには驚いた バッハの技法を自作品に取り込もうという意思が明確に刻印されている 実際晩年の多くの曲に対位法が用いられて えも言われぬ味わいと奥行きを纏うことになるのだ さて このアフター・バッハは面白いか モーツァルト作品であってそうではないから モーツァルト的なるものを求めると肩透かしを食らう だが モーツァルトの冒険旅行あるいは自由遊戯とみればつくづく興味は尽きない 意外とアンチ・モーツァルトの諸氏が面白がるのではないか モーツァルトはお好きだろうが あなたも如何2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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