マーラー(1860-1911)

CD Sym, 1, : Boulez / Cso

Sym, 1, : Boulez / Cso

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    klemperer fan  |  北海道  |  不明  |  2011年10月03日

    Boulezとシカゴの相性が良いのか、この曲が良いのか? 透明感を重視したBoulezの曲作りが効を奏しており、下のレビューにもある通り、私もマーラーの中ではこれが一番良いと思います。

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2010年08月09日

    1998年ブーレーズ73歳頃の演奏録音です。どうしてもブーレーズというと何か小難しい講釈めいた演奏を想像しましたが意外とこの曲の「青春・若さの疾風怒涛」というテーマに則った演奏でタイムとしては@15’52A6’41B10’43C19’08とやや第1楽章を長め、第2楽章が短めという印象を持ちました。思索的に開始される第1楽章、管弦ともにシャープなそしてクールな面を聴かせこれはCSO独特のサウンドかも・・・?第2楽章普通の演奏では従に扱われる管を主に準じて表に聞かせるなど面白い面がありました。第3楽章繊細さと緩急のつけが何とも言えないですね。陰影をはっきりさせ透明感の中に・・・「透明感」というよりレントゲン写真を見る様にここでも普通裏方の旋律線を表面に出します。最終楽章、クライマックスへの足がかりは管楽器主体にゆっくり進めますが途中変に軽くなったりして結局最後は流されずに凄い気合のティンパニーが効果を上げます。こう聴いて行くとマーラーには一家言持ったブーレーズ、やはり小難しい講釈になっているのかもしれません。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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  • ★★★★☆ 

    karajan fan  |  北海道  |  不明  |  2010年01月20日

    とても透明感があり、重厚であるにもかかわらず室内楽的な響きで軽やかな演奏です。 響き的にはシカゴ交響楽団の特徴がプラスに働いていると考えられるます(ウィーンフィルではこのような響きは出ないと思う)。 Boulezはマーラーを後期ロマン派ではなく、新ヴィーン学派への架け橋的な位置付けで捉えています。 その理由は他のレビューにもあるように楽譜を構成している一音一音を明確にしようとする姿勢から覗えます。そしてマーラー特有の粘着気質や抑圧性をきれいに排除することによって、透明感のあるとても上品なマーラーに仕上がっています。ですからマーラーを聴き終えたときの「心を乱されたような疲労感」が全く感じないのです。 その意味ではマーラーの青春の歌と言われるこの交響曲には合っているのかも知れません。 多分カラヤンがこの交響曲を演奏したならこんな感じと推察できる演奏 と勝手に思っています。

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