クラリネット五重奏曲、弦楽四重奏曲第15番 イェルク・ヴィトマン、アルカント・カルテット
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うーつん | 東京都 | 不明 | 2013年12月29日
うまい、すごい、きれいの3拍子揃ったCDだ。モーツァルトを聴き始めた人にも「こんなに凄いモーツァルトもあるよ」と薦めやすいし、モーツァルトを多く聴いてきた人にも「ここまで窮めたモーツァルトもあるよ」と薦め甲斐がある。4人の息がぴったり合いすぎて音もびしっと決まっているため、返って「4人の対話感」が薄く聴こえてしまう位に凄い。 四重奏曲もクラリネット五重奏曲も縦横・高低・強弱の変化が絶妙で息つく暇もない。前述で薦めやすいといったみたけど、ホッとしたい為にモーツァルトを聴きたい人には少しお薦めしかねてしまう。バルトークやラヴェル・ディティユー・ドビュッシーのCDでは長所に聴こえた完全な一体感がモーツァルトでは少し窮屈に感じてしまう。私が鈍いのか、聴きこみが浅いのか。凄いし、お薦めしたいが、聴くとなぜか疲れてしまうのだ。褒めているのかどうかよくわからない感想ですみません。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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