交響曲第9番 ハイティンク&バイエルン放送交響楽団(2011)
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ほんず内閣総理大臣 | 北海道 | 不明 | 2013年05月24日
一回目に聴いた時にはテンションの低さにかなりがっかり。そして二回目に聴いた時にはプロ中のプロならではのレベルの高さに感服。といふ両極端の感想を持ちました。どっちもこの演奏の特徴だろうな、とは思います。曲を熟知した指揮者が、ハイスペックのオーケストラの力をしっかりと活かし、この大曲を確かな腕で再現しています。安定したテンポで進み、特に中声部を見事に処理して複雑な構成を鮮やかに描き出した手腕には、ハイティンクの長年の経験がよくうかがえます。しかし一方、全体的には、毎度のハイティンクらしく円満な調子に終始し、強い表現意欲や個性に乏しいというところであります。ハイレベルだけど名演ではない、と言ったら怒られますかねえ。でもこのコンビのブルックナー交響曲第5番のディスクと同様の感想なのであります。非凡にして平凡。ハイティンクとしては「一片の氷心、玉壺に在り」という境地でございましょう。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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やまC? | 不明 | 不明 | 2013年01月06日
こういう普通によく出来たCDを探していました。作曲家に敬意を払った自分の我(ガ)を抑えた表現が実に好感が持てます。何回も聞けるマーラの第九演奏というのはあまり無いのですが、バイエルンの響きはやさしくても芯がしっかりしているので、期待して買ってちょっとがっくりきたラトル/BPOのように音が綿みたいになってぼやけてないので聞き易かったです。 個性を前面に押し出したような演奏ではないのですが、大変充実した感動を得られた一枚でした。値段と相まってこれは絶対買いだとおもいます。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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キムちゃん | 所在地 | 不明 | 2012年10月01日
深い音でした。そういう捉え方でそのように演奏しているのなら、それで良いと思います。バースタインの演奏とは異なり、好き嫌いの問題だと思いますが。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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