24のカプリース ユリア・フィッシャー
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I.O.U | 北海道 | 不明 | 2021年03月16日
パガニーニの曲だからこそ演奏を難しく感じさせずに音楽の楽しさを伝えることが大切! パガニーニはアッカルドの全集で慣れ親しんでいるが、パガニーニの曲はその難易度からテクニックのお披露目に使われるケースが多いが、パガニーニの演奏に求められるのはテクニックの追求そのものではなく楽しく音楽を聴かせる目的のためにトリッキーな超絶技法を使って見せ場を作ることなのではないだろうか・・・ アッカルドのパガニーニはテクニックの追求に始終せず、楽しく音楽を聴かせることにしっかり意識が向いているし、ハイフェッツに至ってはパガニーニの曲はほとんど演奏すらしていない。 フィッシャーはテクニック面では精密機械のように曲をこなしており、アッカルドを凌駕している点もあるが、如何せん「楽しく」聴かせることよりも「美しく」聴かせることに意識が向いているように感じる。 そして何よりもドイツ的でイタリア臭さが全く感じられない点に違和感を感じる。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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angelico | 東京都 | 不明 | 2010年08月09日
意外と平凡。もっと各曲の個性を描き分けてるかと思いましたが、 いずれの曲もすでに定着している通俗的な演奏スタイルのままで、 特に新鮮味はありません。 演奏も、もっとエレガントにスマートに弾くかと思ってましたが、 結構パワーでねじふせていて、目が覚めるほどテクニックが優れて いるわけでもない。高音がヒステリックなのもいただけない・・・。 期待していただけに、残念。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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