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モーツァルト(1756-1791)

CD 後期交響曲集 ベーム&ベルリン・フィル(2CD)

後期交響曲集 ベーム&ベルリン・フィル(2CD)

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    kadoshin  |  東京都  |  不明  |  2020年06月25日

    一番下の方と同じで、私もLP時代に「40番&ジュピター」の組み合わせの廉価版でベームのモーツァルトを初体験しました。 ルビジウムカットの効果は大きいですね。中音域が格段に豊かになったように感じました。ただ、この演奏の特徴は「豊かさ」というよりも「切れ味」のように思います。 ベームのモーツァルトの後期交響曲は、晩年のウイーン・フィルとのものもあり、こちらはウィーンフィルの美感を生かしたどちらかというとゆったりとした演奏だったのに対し、旧盤はベルリン・フィルの質実剛健な響きときっちりしたリズムが特徴的です。歌にも不足しませんが、基本的に甘ったるくない「辛口」のモーツァルト演奏の代表格といえましょう。 こういう演奏なので、望むべくもないのですが、個人的な好みでいえば、もう少し「愉悦感」「リラックスしたゆとり」のようなものが欲しいところですが、ないものねだりというものかもしれません。

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  • ★★★★☆ 

    古き良き時代  |  大阪府  |  不明  |  2020年05月11日

    これはこれで立派な演奏です。CD2枚で後期6作品を聴けるというメリットもあります。 演奏は、ある意味でサービス精神がなく、全く素っ気ない、ひたすらベームの思うモーツアルトを描き切っていると思います。 スタンドプレーたっぷりのバーンスタイン(悪い意味ではない)を聴いた後に、このベームを聴けばビックリでしょう。 唯一、★を一つ落としたのは録音です。DGですから、50年代後半〜60年代初めにも関わらず見事なホールトーンで採られているのですが、新しい録音と比較してしまうと、音の切れ味が残念ながら、、、です。 購入して損のないCDです。

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  • ★★★★☆ 

    eroicka  |  不明  |  不明  |  2011年07月11日

    大編成の響きで起承転結を意識した昔ながらの演奏。香りや気品は後年のウィーンフィル盤に譲る部分も大きいが、ベルリンフィルらしく強い覇気と強靭なアンサンブル、独逸風のゴツゴツした重厚な響きと構成感が素晴しい。この頃のベルリンフィルは、カラヤンがシェフになってサウンドが徐々にカラヤン風な明るく豊麗なものに変化しつつある時期だったのだが、モーツアルトの交響曲全集やセレナード集、ブラームス1番、英雄など、このころのベームの一連の録音は、質実剛健な独逸のマイスターといった感じで、後年のウィーン再録音と違った筋肉質な音楽を聴かせる。スクエアで辛口な演奏だけに「息苦しい」という批判が出るのも致し方ないが、この当時のベームの充実ぶりは、様々な演奏を幅広く聴きこんだうえで、筋金入りのリスナーになってみてから再び聴いてみると分かってくるだろう。古楽器マニアにはもはや古臭いと言われるスタイルで、ベームのモーツアルトはいまや過去の遺物になりつつあるが、我々、LP後期に育った世代には忘れじの巨匠であることには違いがない。

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