交響曲第7番、『金の紡ぎ車』 クライツベルク&オランダ・フィル
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つよしくん | 東京都 | 不明 | 2009年08月11日
この第7の登場により、クライツベルクによるドヴォルザークの4大交響曲の録音が出そろったことになる。第6、第8については、クライツベルクによるオーソドックスなアプローチと楽曲の性格が見事に符合した名演であったが、第9のようなドラマティックな曲では、いい演奏ではあるものの、どこか物足りない印象を受けた。第7は、4大交響曲の中でも、第9以上に劇的な性格が強い曲であり、そうなると、物足りなさがより一層顕著になった。決して凡演ではないのだが、何かが物足りない気がする。むしろ、「金の紡ぎ車」の方が、表題を見事に表現した佳演ということが言えるだろう。録音は、SACDマルチチャンネルとしてはイマイチ。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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