ピアノ協奏曲第1、2番 ポリーニ、ベーム、アバド&ウィーン・フィル
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robin | 兵庫県 | 不明 | 2024年08月06日
何の変哲もないありきたりの演奏。厳しく言うと、昔の巨匠と言われる演奏家たちの演奏と比べるとなんと表面的で音が良いだけの演奏だと思う。心揺さぶる感動とは程遠い。こういう演奏にむやみに感心してはいけないと自戒する。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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一人のクラシックオールドファン | 兵庫県 | 不明 | 2011年12月07日
2008年に第2番の方について感じたことを書き込みさせていただいた者ですが、第1番についてデータ的なものをメモしておきたく再書き込みする次第です。ポリーニはブラームスが余程好きなのか第1番についても現在三種類同じDGからCD盤が出ております。先ず本盤は1979年ポリーニ当時37歳の時にベーム(同85歳)/VPOバックでの演奏がタイム@20’53A13’26B11’58であります。次に1997年ライブ録音でバックがアバド(同64歳)/BPOでタイムは@20’52A12’07B11’44の盤であります。そして直近盤は今年2011年のライブでティーレマン(52歳)/SKDOがバックを務めタイムが@21’02A12’31B11’56の演奏であります。演奏タイムに若干の凸凹はあるのは別にしてポリーニが回数を重ね加齢して行くのに逆行してバックを担当する指揮者が若くなって行っているのが演奏に如何に反映しているのかオーケストラの違いと共に味わいたい処で、ポリーニの客観性を踏まえたアプローチで益々その明晰な表現に磨きがかかってきている面も注目したいですね。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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おたふくかぜ | 熊本県 | 不明 | 2010年07月20日
1番について。第1楽章が速い!通常23分〜24分の演奏が多い中、20分55秒と、21分を切っています。この速さは、単純に速く流しているというものではなく、起伏が大変大きく、ポリーニの熱する箇所に合わせてオケがその都度加速度を増すというもので、このウィーンフィルの反応が晩年のべームとは思えないほど鋭敏なのです。特に第1楽章終結部でポリーニの打鍵が激情を発するやいなや、ウィーンフィルも津波のように対峙する、そのダイナミズムは、60年代のカラヤン/ベルリンフィルのベートーヴェンの交響曲のような剃刀のドラマ性を感じさせる。これをこけおどしと思って欲しくない。まさか晩年のべームのこの伴奏が「新鮮さ」や「新しさ」を与えてくれるとは思わなかった。今更ながら驚きや発見に満ちた1番。もちろんポリーニも雄渾。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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一人のクラシックオールドファン | 芦屋 | 不明 | 2008年08月23日
2番については他の盤て゜も述べたようにやヽ竜頭蛇尾の感があり終楽章が曲想からも若干寸足らずではありますが、ポリーニ、アバドのイタリアコンビによる演奏はこの曲の成り立ちに則した面があります。ピアノ協奏曲というよりはビアノが混じった管弦楽としての印象もあり全体には明るく時には強靭な色調とオーケストラVPOによる引き締めもあり最高の盤になつています。私は特に第3楽章の穏やかな室内楽的やりとりに「歌う」イタリア的な要素を見出しております。全4楽章をゆったりした演奏で進めているのに冗長さを感じさせないところがミソ。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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elloiika | tokyo | 不明 | 2007年09月02日
後年のアバド・BPO盤の渋く純化された蒸留水のような世界よりもポリーニの覇気や感性が感じられ、技巧の点でも勝るように思う。オケがウィーンフィルなのが貢献度大。第1番のベームの老練な構成 美、第2番での甘い旋律美をたたえたアバドの若々しい覇気と情熱、忘れがたい名演奏だ。この頃、ポリーニはサヴァリッシュ指揮のN響とも共演してこの2曲を弾いている。TVで見たが機械のように思っていたポリーニが汗だくで弾く姿に神々しさすら感じた。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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フェルダーマウス | 岡山 | 不明 | 2005年02月19日
ポリーニは、ブラームスとは合わない気がする。これ以外ピアノ曲を弾いていないことから、彼もそう感じているのでは?ベームは良好とはいえない。彼に関してはバックハウスとの傑出した演奏があるので、そちらを聴くべき。2番は、アバド、ポリーニの青春の譜とも言うべきか。かなり明るいブラームスという趣なので、違和感を感じなくも無いが、瑞々しい感性は魅力。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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風雷暴 | 横浜 | 不明 | 2003年01月15日
僕がブラPf協1&2の虜にされたのはこのポリーニ盤からだった。後の演奏からはついぞ得られない瑞々しい生きのよさ!1番の緊張感ある重厚でゴツい表現は巨匠ベーム/VPOの名サポートによるところ大。そしてポリーニの強靭な打鍵が加わり壮絶な一騎打ち!2番は若きアバド/VPOの香り立つ流麗さとラテン系の灼熱的パッションをバックに身を委ね、豊かな霊感と激烈を極める超絶テクに新しいブラームス像を確信した。両曲とも最高の出来!4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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