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ワーグナー(1813-1883)

CD 『ニーベルングの指環』全曲 ハイティンク&バイエルン放送交響楽団、モリス、マルトン、イェルザレム(14CD)

『ニーベルングの指環』全曲 ハイティンク&バイエルン放送交響楽団、モリス、マルトン、イェルザレム(14CD)

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  • ★★★☆☆ 

    yuriko  |  東京都  |  不明  |  2022年07月24日

    購入して聴こうか迷って、まずは「ラインの黄金」と「神々の黄昏」だけを配信音源で聴きました。悪くはないが、特徴もないかな。なんというか、部分部分の管弦楽的パートにはいいところ、美しい演奏もあるのですが、オペラとして聴いたときにはダイナミックな感じがしないので、ストーリーに入り込めず、結果的にBGM的に流し聴きになってしまいます。スタジオ録音で丁寧な演奏とはいえます。効果音は微妙。歌手は録音時のベストメンバーなのでしょうかね。ソプラノ陣が全体に金切声系の声なのが気になりました。男声陣はなかなかです。私はモリスさんのヴォータンは若干苦手なのですが、客観的にはいい歌唱だと思います。バイロイトで歴代最長の13年もヴォータンを歌っていて、ワーグナー好きなら聴いたことが一度はあるはずのテオ・アダムにアルベリッヒをオファーしたのは誰なのでしょうか。マエストロですかね?ご本人もよくオファーを受けたなと思いますが、このキャスティングはちょっと謎です。先入観なしに聴けば、威圧感を出すところは迫力もあるし、渋くてなかなか聴かせるとは思うのですが、先入観なしというのがそもそも難しい。ヴォータンとのやり取りのシーンは、モリスが人間臭い声なのもあって、妙にノーブルで瞑想的な声をしたアダムのアルベリッヒが歌い出すと、どっちがヴォータンか分からなくなって混乱します。まあ、数あるリングの聴きくらべに一回聴いたらいいかなと思いました。私はやはりベーム盤が好きです。

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