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ベートーヴェン(1770-1827)

CD 交響曲第9番『合唱』 フルトヴェングラー&バイロイト(1951 バイエルン放送音源)

交響曲第9番『合唱』 フルトヴェングラー&バイロイト(1951 バイエルン放送音源)

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    カニさん  |  兵庫県  |  不明  |  2021年10月31日

    EMI盤は、昔から、編集が疑われていたが、2007年にこのバイエルン放送局版がオルフェから出たので、EMI社がどういう編集か不明だが編集を認めさせた。まず、非常に高音質で、フルトベングラー指揮の味が一段と鮮明に理解できる。これは、掘出し物です。素人の耳でもわかる会場の咳の音などの(雑音)だけは、はっきり分かる。第1楽章から第3楽章までは、完全に一致するようだ。紹介文の第3楽章の金管楽器のバランスの違いは、素人の私には、分からない。でも、音質がいいので、EMI盤よりも、第1楽章のティンパニーが良く決まっているのは、分かった。だが、第4楽章(終楽章)は、確かに紹介文のラストのほかにも、色々と気になる点があり別録音のように思う。ひょつとすると、EMI盤は、元々、会社としては、カラヤンのバイロイト音楽祭デビュー作録音が目的で、フルトベングラー指揮の第9は、ラジオ放送がメインで契約外の録音だったというから、このバイエルン放送局版で補修が必要な不完全な録音だったのではないか?ただ、この録音が、本場か、ゲネプロかは分からない。私には、これを是非とも、聴くべきだと自信を持って推薦する。

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  • ★★★★★ 

    ふるさとの道  |  栃木県  |  不明  |  2021年04月23日

    新型コロナ感染症予防疲れを癒そうと、フルトヴェングラー第九のCDを検索していました。2008年オルフェオ社から出た、バイロイト音楽祭のベートーヴェンの第九にいいねの数字が集中していることに気づきました。オルフェオ盤といったら、フィルタリングが濃いことで知られていたので、どうかなと思いながら、HMVに注文しました。届いてすぐ聴きました。そしたら、どうでしょう、この感動は。マイクの位置の関係か、男性独唱が、強めに録音されていますが、音の分離の良さ、生々しくみずみずしい音、弱音から強音までの幅の広さ。どれをとっても驚くばかり。期待した以上の良音でした。アンプで、低音を補って聴けば、マイソス盤に肉薄する迫力です。4楽章は、マイソス盤より、音の分離が良く、明瞭に響きます。評論家の宇野氏が亡くなった後、CD選びに困っていましたが、これで解決しました。HMVの常連さんの評価を目安にすればいいのです。

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  • ★★★★★ 

    浜っ子  |  愛媛県  |  不明  |  2021年03月07日

    EMI盤、オルフェオ盤 2つの記録として楽しんでおります。どちらか1枚ということになれば明瞭な録音の本盤を選びます。演奏はどちらも素晴らしく、他を凌駕していると思います。

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  • ★★★★★ 

    オイドン・ヨッチャン  |  徳島県  |  不明  |  2012年11月30日

    基本的にはEMI盤と変わらないのですが、音質がよく、ここで好き嫌いが分かれると思います、善し悪しという観点から見れば、51年録音のバイロイトの第九そのものが名演レヴェルなので、EMI盤であろうが、バイエルン盤であろうが不滅の名演です。ただ、どちらの音質を好むかの問題が生じてきます。純粋に聴く立場としては「どちらでもいい」がいいのですが、このバイエルン盤は音質がよく、EM盤よりも輪郭がはっきりし、一つ一つの音がはっきり聴き取れます。それにEMI盤に比べれば音の方向性が違い、EMI盤が深みにはひっていくような音であるのに対し、バイエルン盤は堀り下げていくような精度の高い演奏です。バイロイトの第九をどのようにして聴くかで見方が変わるCDだと思います。ただ、第3楽章の高貴な美しさ、これ限りはEMI盤でも、バイエルン盤でも全く変わりません。それに終楽章に関しては合唱の曖昧な録音状態が緩和されており、よりリアルに当時の演奏に耳を傾けることが出来るでしょう。全体的にEMI盤と評価を変える必要もなく、ここは好みの問題に止めておきましょう。取り合えず「最高!」ということで。

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  • ★★★★★ 

     |  福岡県  |  不明  |  2010年02月05日

    私もオイドン氏と同感です。永いこと同曲の色々な演奏に接してきましたが、とりわけ3楽章で、フルトヴェングラーに肩を並べる演奏に出会えません。ただし全楽章素晴らしいと思います。レビューを拝見して、感じるのですが、音が悪いとダメな人や天の邪鬼で多くの人が褒めているとけなしたくなる人がチラホラいらっしゃいます。本当に音楽を楽しまれているのかな?と思います。もちろん、個人の好みですが、「自分の感想が絶対だ」には閉口します。私は、幸いにも、悪い音も聴き慣れていますので、再構築して聴けるようです。グールドの「再創造」は論外ですが・・・。それにしても、1世紀の時の流れに耐えうる演奏は、そう多くはないと思います。私は、この演奏もその1つだと思っています。

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  • ★★★★★ 

    Qちゃん  |  宝塚市  |  不明  |  2008年12月13日

     50数年前のアナログLPレコード以来フルトヴェングラー=バイロイトの録音はCDになってからも、EMIのオリジナルモノラル、擬似ステレオ、拍手入り及びOTAKEN版まで多くを買い求め聴いてきました。演奏は現在までどのマエストロが挑戦しても私の評価は変わりませんでした。しかし、ひとつ不満は録音の古さです。音の粒立ちの悪さです。ティンパニーのこもった音。残念でした。しかし今回このORFEO版を聴いて長年の気持ちが晴れました。辛抱強く待てば良い物が出てくるのですね。

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  • ★★★★★ 

    こうごろう  |  東京都  |  不明  |  2008年07月08日

    そもそも、この長ったらしい?第9を「リハーサルと本番」の2回も全楽章通しで録音したとは考えにくいと思いませんか?確かにEMI盤の方がオルフェオ盤よりも感動の度合いが高いのですが、オルフェオ盤も立派な演奏です。フルトヴェングラーが表現したかった音楽がそのまま収録されている音を聴けるだけで幸せです。アナログ録音も、デジタル録音もどちらも編集はいくらでもできる時代になっています。音楽は「感動」です。私は、オルフェオ盤で十分感動しました。

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  • ★★★★★ 

    オウムガイ  |  アマゾン  |  不明  |  2008年06月26日

    歓喜の主題直前の大きなせきの音量がEMI盤より小さくなっていたのはよかった。

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  • ★★★★★ 

    Ring  |  yokohama  |  不明  |  2008年05月24日

    商業用パッケージであるレコードはライブ盤と言えども、本番+リハーサルの編集の上に成り立つことは「常識」の範囲と考える。OUTPUTされる演奏に対峙し、真摯に聴き入れることが好事家の唯一の道と思う。また、プロフェッサーは生前、この演奏には不満であったらしくレコード化はしないようにとEMI側に申し入れていたことも周知の事であり、後年のこの熱狂を眼の当たりにすると音楽の不思議を思う。

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  • ★★★★★ 

    たまねぎ輪  |  薩摩  |  不明  |  2008年05月10日

    EMI盤との違いについてはネット上でもいくつかのサイトで比較分析が行われているので「フルトヴェングラー」で検索あれ。

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  • ★★★★★ 

    黒熊怪  |  神戸  |  不明  |  2008年02月28日

    この演奏は、さすがのフルトベンクラーもドイツから選りすぐった楽団の統御がうまくいかなかった。歴史的なバイロイト開幕記念の鏑矢となる演奏で、団員の気持ちは高揚し、苦悩から歓喜へと、あの深みのある音が高揚する。フルトベングラーの気持ちもそうであったのであろう。百戦錬磨のBPOとの未完成の映画でも、カメラが回ればどうしても楽団員の音は明るくなる、楽章冒頭を何度もやり直し、不機嫌になっていく、有名な伝説、音を出すふりをするとフルトベグラーは満足しうなずく、あの姿を思い出した。しかしやはり尋常な演奏ではない。足を見ればライオンだと解る

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  • ★★★★★ 

    Money  |  chiba  |  不明  |  2008年02月26日

    至上と崇めていた存在の実体を解き明かす素材がここにある。編集だらけのEMIこそ本番!と目の色変えて固執、根拠も無しにOrfeo盤はゲネプロにすぎんと主張する声もあれば、第九の音楽的水準にまで無限に広がってゆくこれらの妄念は何だ?放送局の保存音源が多少とも編集された物である可能性は大きいが、演奏・音質・音色の一貫性、集中力を聴き取る事のできる者ならば、バイエルン版にピシッと一本通った緊張感を見付けられる筈。確かにEMI盤にはEMI盤の魅力があるのは事実。演奏自体の吟味より収録サイドの行跡がこれほどまでにつつかれるとは…

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  • ★★★★★ 

    金さん  |  長野県長野市  |  不明  |  2008年02月04日

    EMI盤で感じていた音質への不満が解消しました。フルトヴェングラーファンは必聴でしょう。ただEMI盤で感じた神懸かり的なものが薄れてしまったようにも感じます。しかし新しい音源の発見は嬉しいですね。

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  • ★★★★★ 

    じーくふりーと  |  東京  |  不明  |  2008年01月15日

    ゲネプロだろうが本番だろうがフルトヴェングラーの新たな第九としてすばらしいものです。ことさらに歴史意義を強調、足音やら拍手やらメーカーの心理的お化粧に、レッグ氏によるさまざまな音のお化粧も明らかになってしまったEMI盤ですが、すっぴん(バイエルン盤)だって絶世の美人ですよ!お化粧に惑わされてまだ未練のある方も虚心坦懐にお聴きあれ。

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  • ★★★★★ 

    ぐるねまんつ  |  東京  |  不明  |  2008年01月14日

    EMI盤のレッグによる小細工を夫人も公式に認めているし、レッグ盤が編集というのは今や常識。 それに比べて放送局が小細工して保存しておく意味は何もない。 細工されていないことが、バイエルン盤が本番の明確な証拠にはならないが、 51年以降のウイーンやルツェルンと比べればわかるが、コーダひとつとっても バイエルン盤の演奏が、フルトヴェングラーの本来の演奏スタイルであることは明らか。 あわせて考えればバイエルン盤が本番である可能性が高い。 編集だらけの方が本番というのは苦しい。

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