ヴァイオリン協奏曲、他 シェリング(vn)ティボー&パリ音楽院管弦楽団
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eroicka | 不明 | 不明 | 2009年09月19日
テンポが遅い旋律重視の演奏でシェリングのソロのみずみずしい音が美しい。往年のパリ音楽院管弦楽団の響きもまた独特の味わいがあるが、ティボーの指揮には歌心や即興性という魅力は感じるが、ベートーヴェンとしては構成感が薄い印象は否めない。マニアとしては貴重な音源だが、シェリングのこの曲の名演ならば、後年のライヴやステレオ盤に完成度は一歩譲るだろう。教材用レコードというオークレールの春は思いのほかすばらしい。盤面ノイズが目立つが、ヴァイオリンの清冽な音に陶然とさせられ、協奏曲よりこちらの方がメーンのようにさえ思えた。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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w31 | 東京都北区 | 不明 | 2008年01月15日
自分はミルステイン党なので、正直シェリングはスローなテンポが苦手、それがステレオ音源になるともっと距離を置きたいくらいのヴァイオリン奏者だったんですが、このベートーヴェンのモノラルだと、そんなテンポがピッタリマッチして何となく「これがこの人の人柄なのか」と、聴いていてほのぼのしましました。特にカデンツァの部分。面白すぎです。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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