交響曲第5番 小澤征爾&サイトウ・キネン・オーケストラ
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ほんず内閣総理大臣 | 北海道 | 不明 | 2011年11月22日
小澤さんの大変珍しいショスタコーヴィチ、一種の覚悟を以て臨んだ演奏かと拝察します。冒頭から気合十分、力強く、また重々しく曲は進みます。フィナーレでテンポがぐっと遅くなり、またいっそうの力瘤が入るところがいつもの小澤さんらしからぬ所。そうした妙な重さによって、かえってこの曲の締めくくりが一種の皮肉っぽさを滲ませて、面白いなあと思いましたね。つまり、見かけ上の堂々たる威容と相反して、無理やりの大団円という感じ。だから聴き終わった直後は、「ん?これはどう受け止めればいいのかな?」と思ったのが正直なところ。この大音響的迫力にですかね、会場の聴衆は熱狂してますけど、そういう演奏ではないように私は受け止めました。その意味で、第3楽章をもっと悲劇的に深い詠嘆を込めて歌ってほしかったなあ。そこが物足りない。オケはもちろん優秀ですけど、やや響きが薄い感じ。録音は優秀で、文句なし。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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一人のクラシックオールドファン | 芦屋 | 不明 | 2008年08月16日
小澤のショスタコービッチ「革命」はSKOによるやヽぶ厚めの響きで終楽章まで集中力を維持して最後の圧倒的なティンパニー連打・金管咆哮で曲を締め括り全体としてエンターテイメント的には成功したと思います(贅沢かもしれませんが精巧なCGを見ているような気分にさせるのは何故なのでしょうか・・・要再考)。そして聴かせ処の多いこの曲は演奏者のボルテージ次第のところもある事も事実です。体調回復の目処がたちつつある小澤のCDはスタジオ録音よりライブ録音の方が時として良い場合が多いようです(横浜市の方が言われるように要拍手収録ですネ)。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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旦那 | 東京 | 不明 | 2008年01月03日
今まで小沢の音楽性とは徹底的に相容れずVPOとのニューイヤーでは失笑までしたが、このショスタコーヴィチはいい。全体的な曲の掘り下げ方やフィナーレでのテンポ設定など少々不満がない訳ではないので最高までの評価は出来ないが、久々に聴き応えのある5番でした。30年来小沢嫌いを自負していたのに、不覚にも感動してしまった。口惜しい。(笑)2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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Want55号 | 神奈川県相模原市 | 不明 | 2007年11月24日
小澤征爾さんはテンポを非常に気にする方なので、たぶんこれが楽譜通りなんでしょうね。あるいは小澤さんが適切だと判断したテンポだと思われます。ホールの残響でテンポが遅くなることはあるようなので。あと、表記を間違えてしまいました。正しくはショスタコーヴィチでした。すまん。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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Want55号 | 神奈川県相模原市 | 不明 | 2007年11月19日
小澤とSKOにはあまりフィットしないと思われるショスタコービッチですが、これがなかなかいいので驚きました。楽曲に何らかの思想や主義主張を求める人には、敬遠されるかもしれませんが、そもそも作曲者が何を考えてその曲を作ったのなんて、結局のところ誰にもわからないのです。何かが聞こえたとしたらそれは錯覚に過ぎません。重くて暗いショスタコービッチが苦手な方におすすめです。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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安曇野のカラヤン | 長野県安曇野市 | 不明 | 2007年06月16日
12日の演奏会を聴きました。第四楽章の冒頭は目一杯テンポを落とした独特な解釈だった記憶があります。第三楽章の荒涼感というかロシアの大地を思わせる演奏は秀逸でした。その他の楽章は意外と普通?悪くはないのですが、同日の内田さんの「皇帝」が本当に素晴らしかっただけに、若干印象が薄い感じなのです。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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