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ベートーヴェン(1770-1827)

CD ピアノ協奏曲第5番『皇帝』、ピアノ・ソナタ第28番 エレーヌ・グリモー、ヴラディーミル・ユロフスキー&シュターツカペレ・ドレスデン

ピアノ協奏曲第5番『皇帝』、ピアノ・ソナタ第28番 エレーヌ・グリモー、ヴラディーミル・ユロフスキー&シュターツカペレ・ドレスデン

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  • ★★★☆☆ 

    またたび度々  |  宮城県  |  不明  |  2021年07月17日

    グリモーの皇帝は、一直線の表現と言うよりは少し思考を凝らした感じだ。比較的長丁場の第1楽章では、この傾向が強い感じがする。とは言ってもツィマーマンほどの灰汁の強さはないので大抵の人には受入れが可能だと思う。個人的には第3楽章の終わり方が好きだ。

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  • ★★★☆☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2013年10月02日

    私自身、好みとして女流ピアニストの弾くベートーヴェン「皇帝」協奏曲にはあまりその対象範囲に入ってはいないようです。そういう事抜きにニュートラルに本盤グリモーの弾く2006年彼女が37歳の頃の「皇帝」協奏曲はバックに若いユロフスキ(34歳)が指揮するSKDOを据えての演奏で第1楽章の滑り出しからそのしばらく続くオーケストラ前奏の何か飛び跳ねる様な・・・敢えて言えば軽いSKDOらしからぬ音色に少し聴く勘乃至手元が狂いやがて参入するピアノが別次元の(女性だからか)官能性帯びた深い音色に映って結果として「女性」の力技の見え隠れになってしまっている様な感じでありました。第2楽章のオーケストラ前奏は若干テンポ速く進められもうそこからバックがリーダーシップを取った如くでピアノは前の楽章ほどの存在感は示しません。最終楽章は再びピアノが強いタッチで「ピアノの巫女」然たるベートーヴェンの魂の世界に同化して行ってる様に聴きました。ただ人の感じ方というのは微妙なものでありまして独奏と伴奏の硬軟それも独奏の「硬」が女性の避けられぬ無理となってしまって果たして今後彼女がレパートリーに比較的男性向き作品(?私の勝手な偏見・・・)を対象に活動する事に百パーセント肯くわけには行かない事が過去の女流ピアニストG.バッカウアーの例で明らかなのではないでしょうか(そう言えば彼女もブラームスの協奏曲をしきりととり上げていましたね)。さて、本盤演奏タイムは@20’08A8’07B10’07と他演奏家と極端な違いは各楽章見られませんが、どうも我々バックハウス、ケンプ「皇帝」協奏曲世代にとっては・・・いつまでもそういうわけには参りませんが・・・one of themの演奏に今現在止まってしまっております。聴き慣れぬバックオーケストラの音色響き・・・そこが指揮者の腕前なのかどうかの判断は保留して・・・も一因かも知れません。併録翌2007年演奏のピアノ・ソナタ第28番(タイム@4’10A5’58B3’21C7’34)は未聴であり本盤全体として当面OKランクにして聴き続けましょう。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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