ベートーヴェン(1770-1827)

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CD 輸入盤

ピアノ協奏曲第5番『皇帝』、ピアノ・ソナタ第28番 エレーヌ・グリモー、ヴラディーミル・ユロフスキー&シュターツカペレ・ドレスデン

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4776595
組み枚数
:
1
レーベル
:
Dg
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

グリモー/ベートーヴェン:『皇帝』

グリモーによるベートーヴェンのピアノ協奏曲は、以前クルト・マズア指揮ニューヨーク・フィルとの第4番が発表されており、今回は協奏曲録音の第2弾となります。前回も、ピアノ・ソナタ(第30、31番)と組み合わされていたように、今回も他の協奏曲でなくソナタ第28番とカップリングされました。『クレド』で第17番を録音していたので、ソナタもこれで4曲が済んだことになります。グリモーは元来バッハやシューマン、ブラームスなど、ドイツ音楽への取り組みも積極的でありましたが、先の第4協奏曲では、ベートーヴェン弾きとしても世界に認めさせ、今回、ベートーヴェンのピアノ協奏曲の頂点ともいうべき第5番『皇帝』を採り上げることで、さらにこの作曲家との相性のよさを明らかとしてくれるでしょう。
 共演するシュターツカペレ・ドレスデンは、インターナショナル化が進むドイツのオーケストラの中で、最もドイツ的と言ってよいふくよかで温かい音を出す団体です。『皇帝』を録音するに実に相応しい団体と言えるでしょう。また、指揮にユロフスキをフィーチュアしているのも要注目。彼は1995年に国際的なデビューを果たして以来、めきめきと頭角を表してきた現在最も目を離せない指揮者のひとりです。ベルリンのコーミッシェオーパーでも数々の名演を行い、現在エイジ・オブ・インライトゥンメント管弦楽団では、イヴァン・フィッシャーやサイモン・ラトルと並び、首席アーティストのポストにあり、今年はいよいよロンドン・フィルの第12代首席指揮者に就任するという大躍進中の指揮者です。(ユニバーサルIMS)

ベートーヴェン:
・ピアノ協奏曲第5番変ホ長調 op.73『皇帝』
 エレーヌ・グリモー(ピアノ)
 シュターツカペレ・ドレスデン
 ウラディーミル・ユロフスキ(指揮)
 録音:2006年12月 ドレスデン、ルカ教会(デジタル)

・ピアノ・ソナタ第28番イ長調 op.101
 エレーヌ・グリモー(ピアノ)
 録音:2007年7月 ベルリン、ジーメンスヴィラ(デジタル)

収録曲   

  • 01. グリモー/ベートーヴェン:『皇帝』

総合評価

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グリモーの皇帝は、一直線の表現と言うより...

投稿日:2021/07/17 (土)

グリモーの皇帝は、一直線の表現と言うよりは少し思考を凝らした感じだ。比較的長丁場の第1楽章では、この傾向が強い感じがする。とは言ってもツィマーマンほどの灰汁の強さはないので大抵の人には受入れが可能だと思う。個人的には第3楽章の終わり方が好きだ。

またたび度々 さん | 宮城県 | 不明

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ザンデルリンクと入れたブラームスの1番の...

投稿日:2020/07/10 (金)

ザンデルリンクと入れたブラームスの1番の名演に接してファンになったが、それ以後モーツァルト、ベートーヴェンを聴いたがすべて失望。この皇帝もソナタ28番も失望。もういいかな、と思ってしまう。ユフロスキーの伴奏もイマイチの力がない。大いに期待しているセンス満点のプレトニョフの指揮とピアノ、かれの皇帝にはとうてい及ばない。他人事ながら、ブルュショルリ、ダルレ、ギュラー等々の歴代の名フランス女流ピアニスト達の仲間に入れるかなと心配してしまう。

robin さん | 兵庫県 | 不明

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私自身、好みとして女流ピアニストの弾くベ...

投稿日:2013/10/02 (水)

私自身、好みとして女流ピアニストの弾くベートーヴェン「皇帝」協奏曲にはあまりその対象範囲に入ってはいないようです。そういう事抜きにニュートラルに本盤グリモーの弾く2006年彼女が37歳の頃の「皇帝」協奏曲はバックに若いユロフスキ(34歳)が指揮するSKDOを据えての演奏で第1楽章の滑り出しからそのしばらく続くオーケストラ前奏の何か飛び跳ねる様な・・・敢えて言えば軽いSKDOらしからぬ音色に少し聴く勘乃至手元が狂いやがて参入するピアノが別次元の(女性だからか)官能性帯びた深い音色に映って結果として「女性」の力技の見え隠れになってしまっている様な感じでありました。第2楽章のオーケストラ前奏は若干テンポ速く進められもうそこからバックがリーダーシップを取った如くでピアノは前の楽章ほどの存在感は示しません。最終楽章は再びピアノが強いタッチで「ピアノの巫女」然たるベートーヴェンの魂の世界に同化して行ってる様に聴きました。ただ人の感じ方というのは微妙なものでありまして独奏と伴奏の硬軟それも独奏の「硬」が女性の避けられぬ無理となってしまって果たして今後彼女がレパートリーに比較的男性向き作品(?私の勝手な偏見・・・)を対象に活動する事に百パーセント肯くわけには行かない事が過去の女流ピアニストG.バッカウアーの例で明らかなのではないでしょうか(そう言えば彼女もブラームスの協奏曲をしきりととり上げていましたね)。さて、本盤演奏タイムは@20’08A8’07B10’07と他演奏家と極端な違いは各楽章見られませんが、どうも我々バックハウス、ケンプ「皇帝」協奏曲世代にとっては・・・いつまでもそういうわけには参りませんが・・・one of themの演奏に今現在止まってしまっております。聴き慣れぬバックオーケストラの音色響き・・・そこが指揮者の腕前なのかどうかの判断は保留して・・・も一因かも知れません。併録翌2007年演奏のピアノ・ソナタ第28番(タイム@4’10A5’58B3’21C7’34)は未聴であり本盤全体として当面OKランクにして聴き続けましょう。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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