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ベートーヴェン(1770-1827)

CD 後期ピアノ・ソナタ集〜第28番、第29番、第30番、第31番、第32番 マウリツィオ・ポリーニ(1975〜77)(2CD)

後期ピアノ・ソナタ集〜第28番、第29番、第30番、第31番、第32番 マウリツィオ・ポリーニ(1975〜77)(2CD)

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  • ★★★★★ 

    ハリアー黒  |  東京都  |  不明  |  2009年10月10日

    ギレリスが「鋼鉄のタッチ」なら、これは「超合金」。ダウンストロークの速さと勢いは「空手」でもやっているのか?(笑)最後期のステレオ録音ということもあり、厳しさだけでなく音に厚みがあるのもポイント。初期のデジタル録音だと、音のキレばかりが強調されることになりかねない。録音タイミングにも恵まれた希代の名演。クラシックファンのみならず、全ての音楽ファン必聴のディスクです。

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  • ★★★★★ 

    Sieg  |  福島  |  不明  |  2007年11月13日

    約30年前、当時も名盤といわれていたバックハウス、ケンプ、ブレンデルを聴いていた頃、このポリ-ニ盤を初めて耳にした時の衝撃は今でも忘れられない。一言で言えば、他のピアニストとは丸で違う、無比に斬れ味の鋭い日本刀といった印象であった。完璧なテクニックから響いてくる音色の異常なまでな冷徹さの背後には、ベ-ト-ベンの意図した世界観が間違いなく捉えられている。そのことは繰り返し聴く度に深まっていく。 今でも折に触れて味わう名盤

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  • ★★★★☆ 

    inventionen  |  sinfonien  |  不明  |  2005年08月13日

    ポリーニのベートーベンが全て悪い訳ではない。この録音は凄いと思う。楽譜どおりに音が正確に並べられており、驚く。ただスタッカートの音価がほとんど等価に扱われており、結果として能面のような仕上がりになっている。スタッカートの問題がわかってないと言われればそれまでだが、でも逆にスタッカートをどう扱えばどう表情がつくか、材料としては最適だと思います。余談ですが29番はグルダのほうが速いです。

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  • ★★★★★ 

    彦左衛門  |  福岡  |  不明  |  2003年09月13日

    興奮した高校生時代の思い出もあり最高点をつけておきたい。難解なハンマークラヴィーアをこれほどかっこよく、颯爽と爽快に(しかも陰影深く深遠に!)全曲を弾き切った例を知らない。当時の鋭く彫りも深い「ポリーニの音」も冴えに冴えている。孤独さえ感じさせる凄絶な音とテクニックを駆使しながら、ベートーヴェンの叙情的瞑想・哲学的吟味に迫った最後の三つのソナタも忘れ難い。一種衝撃的な演奏でしたね。

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