meji  |  神奈川県  |  不明  |  2010年07月13日

御大ウィルキンソンによるベートーヴェン全集は他にショルティ＋シカゴの旧盤があるのみだが、後者は３つの異なるホールでの収録につき残念ながら音場の統一感に欠け、全集としてのまとまりは本盤に軍配があがる。61年という年代と、キングズウェイではなくウォルサムストゥホールという音響上のハンディはあるが、ここはさすがに御大。触れるだけで手が切れるような鮮烈なサウンドとホールごと切り取ってきたかのような広大なサウンドステージは並みのデジタル録音を遥かに凌駕する出来だ。チェスキーによるリマスターはオリジナルサウンドに忠実なもので好ましいが、惜しむらくはテープの経年劣化によるドロップアウトが散見される。肝心の演奏は伝統的な管補強と、快速かつひとひねりあるテンポ設定がユニークで聴く者を飽きさせないが、繰り返し鑑賞に堪えるタイプではない。

 

Dewurich  |  埼玉県  |  不明  |  2007年03月09日

ベートーヴェンの指示に近いテンポを守りながら、モダン楽器ならではの豊かな表現力を兼ね備えている演奏は、このレイボヴィッツと中期のシェルヘンくらいでしょうか。 ジンマンやノリントンは私には物足りません。

 

I&W  |  日本  |  不明  |  2007年02月26日

No.1; 8’20”/6’05”/3’12”/5’42” No.2; 9’34”/10’25”/3’18”/6’11” No.3; 12’39”/13’57”/5’12”/10’34” No.4; 8’42”/9’11”/5’02”/6’20” No.5; 6’55”/8’57”/4’38”/8’12” No.6; 11’33”/12’40”/5’06”/3’32” /9’30” No.7; 10’43”/9’10”/7’44”/7’04” No.8; 9’08”/3’45”/4’27”/6’52” No.9; 14’34”/12’27”/12’30”/22’17”

 

ひろあき  |  東京  |  不明  |  2005年07月13日

たまたまＨＭＶで流れていたエロイカを聴いて驚いた。これこそ僕の求めていたエロイカ。このテンポこそ妥当。すぐに買って聴いてみると第５も素晴らしい。クライバーの演奏のルーツもコレだと思う。ただし残念な事は録音がイマイチである点。しかし このエロイカの第一楽章は是非一度 聴いてほしい。他の演奏は勘違いしているのではないかと思えるほどだ。

 

Victor  |  Taipei City/Taiwan  |  不明  |  2004年04月16日

I got this set previously issued by ”Chesky Records”not here by Scribendum,and Chesky’s tape remastering is impressive! The recording engineer is K.E. Wilkinson!! The conductor, Leibowitz,make the music fresh but also sounds powerfull,but something controversial is his 9th,total 62mins only and 12mins for the 3rd mvt,too fast obviously! The sound is quite warm and brillint,but somewhat lacks weight.